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 「足るを知る」そんな言葉が似合うBikeだろう。

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世界は、常に進化し続け新しい物へと移り変わって行く。
別に悪くない。
むしろ新しいものは、好きだし、突き詰められていく技術とそこへ至る為の過程を知っているものなら、大好きである。
進化の歴史は、淘汰の歴史でもあると思う。
より新しいものへ、より便利なものへ、よりハイテクなものへ。
これも悪くない。
便利さも、ハイテクも、僕らに新しい世界を見せてくれる。
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技術進化の行き着く先は、「究極の怠け者」。
これも良く言われる事だ。
基本僕は、怠け者である。
自他共に認める所だと言っておこう。
ただ「乗る」という事についてだけは、怠けていないと宣言しよう。
そして、怠けたいとも思わない。
どこまで行っても僕は、Bikeの隣にいたいと思っている。
普段の裏山ライドでも、街を買い物ライドするときも、Bikeと共にありたいと思っている。
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2mのドロップオフ飛ぶのにコイツでは、厳しい。
ダウンヒルのレースを戦うのに、コイツでは、どうにもならない。
でも、ファンという言葉が似合うライドにコイツは、最高の相方になる。
己の限界を超えたスピードに無理に誘われる事もない。
トレイルを痛めつけるハードブレーキングなライドもコイツには、似合わない。
自分の息づかいと自然の音に耳を澄ませ、お互いのリズムをシンクロさせて行く。
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そうコイツには、メロウな山の空気と大地の匂いを感じながら走るのが似合ってる。
それがトレイルライド最高の一面。
そんな、ライドを共存するのには、最先端でなくても良い。
歴史の中に消えつつある、パーツ達もまだまだ行ける。
自分のお気に入りのBike、最高の道、美味しい食事。
これだけあれば十分。
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Hunter Single Speed   ¥298.000-
そんな、最高の相棒になるよ、こいつは。
もう一度言おう。
最先端が最高じゃない。
最高は、いつも目の前にあるのさ。
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makoto
横山誠

ふと気がつくとスポーツバイクと触れ合い始めてもうすぐ30年。 ゆっくり長〜く乗り続けるためのあれやこれやを考察中。 乗るのも、触るのも、直すのも、作るのも、やってます。
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