自分のペースで走れば良いのです。

世の中で、今まさに自転車に乗りたいなと思っている人の中には、それぞれ色んなイメージを持っていることだと思います。

軽いバイク、速く走るバイク、とにかく丈夫なバイク、泥除けが付いていると荷台があるとか。もしくは自分好みの色だったり、しっかりと自分の身体にあったもの。求めるものは様々だと思います。

せっかくの自転車に乗るのであれば、あんなことやこんなこともできたら良いですよね。ですが、全ての願いを叶えるのは、現実問題上手くはいきません。

今日ご紹介するバイクはロードバイクと呼ばれるカテゴリーに属するものではありますが、一般的に考えられるそれとはちょっと違ったものなので、軽さや速さを求める方にとってはあまり参考にならないかもしれません。ですが、この自動車社会の国で、自転車に乗って日々の生活や余暇の時間を楽しもうというある種の反骨精神を持つ方にとって、良いお話になればと思っています。

Surly Pacer

Surly/サーリーのラインアップの中でも、Cross Check/クロスチェックと言われるモデルは、その万能さから非常に多くの方がそれぞれのライフスタイルに合わせて使い切っているバイクなのですが、ついその陰に隠れてしまいがちな、Pacer/ペーサーと呼ばれるロードモデルの存在を皆さんはご存知でしょうか?

Surly Pacer

クロスチェックほどの太いタイヤを履くことはできないが、長い距離を快適に、そして通勤通学といった日常的なライドから、少しの荷物を持ってのツーリングにもってこいな自転車です。いわゆるロードレーサーとは違い、スチール製のフレームにはフェンダーを取り付けられるダボ穴を備え、ロードフレームにしては珍しい32mmのタイヤを呑み込むクリアランスも兼ね備えています。フェンダーを取り付けて、フラットバーでデイリーバイクとしてガンガン乗り込むことだってできます。

Surly Pacer

もしくは、ツーリングバイクのように、前後キャリアに荷物満載とまではいきませんが、通勤通学で必要となるくらいのバッグをリアキャリアに括りつけても全く不安なく快適に走れるバイクであり、また、ロードレーサーのように風を切り裂いて走るとまではいかないものの、週末になればちょっと足を伸ばしていつもと違う景色を見ることだってできるバイク。それが、ペーサーです。

決して軽いバイクではありませんが、誤ってバイクを倒してしまったって、ちょっと傷がつく程度で安心して乗ることができ、きっちりと手を入れて向き合っていけば5年や10年使いきれる。そして、色がはげたら塗り直すことだってできる。サイズは150cm代後半の方から200cmを越える大きな背丈の方まで対応するサイズを網羅し、それぞれのサイズに合わせて適切な肉厚で作られており、マスプロダクションの中にも、カスタマーフレンドリーがしっかりと表れているモデルです。

そんなペーサーをサークルズなりの解釈で形にしてみました。

Surly Pacer【Surly/サーリー】Pacer/ペーサー
サークルズコンプリート(サイズ:46cm) ¥235,000(税抜)

Fatties Fit Fine/大は小を兼ねるというサーリーの考え方には賛成。でも実際のところ、綺麗に舗装された街中を走るならばそこまで太いタイヤは求めないし、週末には少しカジュアルなジャージを着て峠の向こうまで行ってみよう。そんな方にとって必要充分なタイアクリアランスを持つのがペーサーです。

球体ペイントが新しく始めたパウダーコートにより、鮮やかなブルーにリペイント。

Surly Pacer

Grandbois/グランボアさんの30cのタイヤを奢り、どんな道でも快適かつ軽快な走りを約束します。好奇心旺盛な方はグラベルキングを履かせて未舗装路に繰り出すのも良いでしょう。

Surly Pacer

ステム:SimWorks By Nitto/Anna Lee Stem
ハンドル:SimWorks By Nitto/Misirlou
シートポスト:SimWorks By Nitto/Beatnik

Surly Pacer

コクピット回りはSimWorks By Nittoを用いて安心のアッセンブル。フレームと同じように、そこに奢られるパーツだって、壊れるといったトラブルとは無縁で永く使いたいものである。

Surly Pacer

将来的にはフェンダーを取り付けて、雨の日だって楽しくライドする事だってできるし、のんびり走りたいなと思った時にはフラットハンドルに前カゴを取り付けて、力を抜いて乗る事だってできます。最新鋭のレーサーみたいに軽くもなければ、速く走るわけでもない。その人のペースで楽しめば良い。乗り手と寄り添って末永く楽しめるのが、このペーサーの特徴だと信じています。

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