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Recent Build – BW Continental –

 
遡ること今年の2月。サクラメントで開催されたNAHBS(ナーブズ)BreadWinnerブースで、数あるショーバイクの中でも一際その独特な存在感を放っていた一台のバイク。
 
それこそが、Continental(コンチネンタル)である。
 
BreadWinnerCycles Continental 
トニー・ペレイラとアイラ・ライアンがブレッドウィナーサイクルズとしてのキャリアを始めるきっかけとなったバイクは、ラファのコンチネンタルライドを走り切ることのできるタフでかつ柔軟なフレーム性能を誇るだけでなく、古典的なホリゾンタルフレームの持つ美しいフォームとスチールバイクらしいエレガントな佇まいを併せ持つという、彼らのフィロソフィーが詰まった、彼ら自身はもちろん、僕らも大好きなバイクです。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
ナーブスを控えた今年の初めにお客様から頂いたオーダー。ブレッドウィナーの彼らからショーバイクとして是非協力してほしいというオファーもあり、SimWorks By Nittoのコクピットや、SimWorks By Honjoのフェンダーをアッセンブルしたバイクを、実際にショーで展示する又とない機会を頂きました。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
今回採用したのは、コ・ミザルーバーウェンディステムという組み合わせ。 レースユースではなく、サファーライドを想定した場合には、昔から存在する26.0mmクランプという細めのパイプ径のもつしなやかさが、時として剛性感よりも重要とされます。つまりこの組み合わせはコンチネンタルのようなスチールバイクに非常にフィットするのです。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
ブルべやロングライドを好んでされているオーナー、今回ブルベへの投入を視野にコンチネンタルをオーダーして頂いたのですが、26cと少しボリュームのあるタイヤに、SW Honjoのスムース35フェンダーを奢って雨の日も風の日も力強く進む意志がみなぎったアッセンブル。 足回りもChris KingのR45ハブと、HEDのBelgiumというリムでとにかくノントラブルで走りきれることを心がけました。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
フェンダーはもちろん、Silcaのインペロフレームポンプもフレームカラーと同色にマッチペイントを施しバイクとしてのトータルバランスも綺麗に整えるのは、コンチネンタルのようなモダンとノスタルジックを併せ持つバイクのアッセンブルにおいての醍醐味だと思います。 こちらのフレームポンプはサークルズでも取り扱っておりますので、ご興味ある方はお気軽にご相談下さい。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 

-BIKE SPECS-
Frame BreadWinnerCycles Continental
HeadSet Chris King NTS Pewter
Crankset Shimano Ultegra FC-6800(50/34T)
BB Chris King Thread Fit24 Pewter
Brake VeloOrange GrandCru LongReach
Brake Lever Shimano Ultegra ST-6800
FD Shimano Ultegra FD-6800
RD Shimano Ultegra RD-6800 SS
CS Shimano DuraAce CS-9000(12/28T)
Rims HED Belgium Front:24H/Rear:28H
Spoke DT Swiss Champion
HUBS Chris King R45
Tires CompassCycles Cayuse Pass 700x26c
Handle SimWorks By Nitto Co Misirlou 410mm
Stem SimWorks By Nitto Wendy 110mm
Seatpost SimWorks By Nitto Beatnik Post
Seat Brooks Swift
Fender SimWorks By Honjo Smooth35
Frame Pump Silca Impero Ultimate Frame Pump

 
Mr.Nishita with his Continental 
早速、先日600kmのブルベを走られたオーナーさん。 その佇まいとは裏腹に、『しっかり踏みなよ。もっと遠くへ行こう!』まるでバイクがそう訴えかけてくるようにしっかりとグイグイ進んでいくのが第一印象。 「より遠くへ、より楽しく。そのためにシリアスに走るわけではなく、諦め悪く淡々と走るのが自分のライドスタイルなんです。」そう彼は言います。 コンチネンタルはまさにそんなライドスタイルに当てはまるバイクだと思います。
 
次は何処へ、どんな冒険をされるのか、お話を聞かせてくれるのがとても楽しみです。
 

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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