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あなたの人生に最良の1台を。
(オールシティ/スペースホース編)

 
先日のカモちゃんのブログに続き今日もオールシティをご紹介。
 

さて、今回のモデルはロード、シクロクロス、マウンテンなど多くの車種のラインナップを揃える同ブランドの中でも最も幅広く活用できる1台、スペースホースディスクです。
 

【All-City】SPACE HORSE DISC

完成車価格:¥215,000(税抜)
 

オールシティーは全てのモデルにフレーム/フォークでの販売をラインナップしており、殆どのモデルにおいて完成車での販売があります。
 

上のモデルはメーカーが提供する完成車です。 たとえば自転車にどう乗りたいか既に決まっているお客さまにたいしては、当店スタッフとともにパーツ選びからご相談頂いて、フレーム/フォークから組んで頂くのが最良だと思っていますが、みんながみんなそうではないことがほとんどであり、メーカー完成車はそんな方の為に用意されています。
 

完成車にアッセンブルされているパーツはもちろん申し分ない物ですので、先ずは完成車で乗り始めて、そこから自分の使い方に合ったパーツを選んでいくという選択も当然ありです。 例えば自転車でピクニックに行きたいから、サンドイッチとコーヒーが運べるラックを付けたいとかね。
 

今日これからご紹介する1台は、既にロードバイクに乗っておられるお客様からのオーダーで、フレーム/フォークセットからパーツを選んで0から組ませて頂きました。
 

【All-City】SPACE HORSE DISC

フレーム/フォーク価格:¥81,000(税抜)

 
 
SIM WORKSの製造する人気タイヤ、THE HOMAGEを付けても余裕のタイヤクリアランス。 公称クリアランスは42cなのですが、タイヤのサイズについてはメーカーの公表数値に依存する部分も多々あり、その数字もどこまで正確かはとても微妙で、実際にメーカー公表値が43cのこのタイヤも、実際にこのスペースホースには問題なく履かせる事ができるということが確認できました。
 
そして最近のラインナップではストレートフォークを採用するフレームが多い印象のオールシティーの中に於いて、際立つのがこのベンドしたフォーク。
 
 
レースバイクなどの設計数値と比べると安定感をより求める設計思想で作られているため、きびきびとした操作性は若干薄れてしまうものの、その程よいしなりと正しきトレイル値によってうまれるハーモニーからとても心地よい乗り味が得られます。 そして何より、スチールバイクでもカーボンフォークをアッセンブルすることが多くなってきた昨今において、スチールフォークでアッセンブルされていることで安心して走る事ができるという有り難みを強く感じると同時に、ツーリングがらグラベルライド、果ては毎日の通勤や買い物といった生活の相棒まで務めてくれるスペースホースのコンセプトが伺えます。
 
 
前後に金色の際立つパーツがこのバイクの肝、クリスキング社のR45ディスクハブです。
 
 
クリスキングの製品はベアリング、シール、Oリングといった内部パーツやフリーボディーなどの全てのスモールパーツが補修パーツとして用意されており、万一の場合には交換が可能です。
 
ハブやベアリング自体をただの消耗部品と考えずに、たとえそれが高価だとしても入手し得るかぎりの最良な材料を選択し、それをできる限り複雑ではなく、整備補修し易く、そして使えば使う程に馴染んでいき、リムが消耗したとしてもハブ自体は繰り返し使い、ホイールを組み替えていく最良なサイクリストをイメージしながら、モノを長く、そして使い切っていくことを製造の根幹に置いていること。 そしてその製作に従事するヒトや、作業環境、そして材料面においても自然環境への配慮をしている、クリスキング社のモノづくりにおける哲学が詰まったパーツです。 
 
  
今回のクリスキングのR45ディスクハブはセンターロックモデルのタイプを使っています。 ここで豆知識ですが、R45ディスク センターロックのリアハブは135mmのクイック/142mmx12mmスルーアクスルのどちらも、ローターのロックリングにはシマノのスルーアクスル用のタイプ(型番:Y29F98010)が必要になるのでご注意下さいね。
 
 

そもそも、サーリーとオールシティの違いって何なんだろう?


 
実は意外と語られていないお話で、似たようなものだと受け取られがちなこの2つのブランドですが、1998年に創業したサーリー、かたや2009年創業したオールシティ、その歴史にはもちろん大きな差があるのものの、実は両ブランドともに、アメリカの巨大自転車問屋QBPという母体の傘下に共存しています。
 
サーリーはマスプロダクションの中でも、マーケットには幅広い層、そして多くの人が存在しているということを理解した上で、製造できる限りの豊富なサイズ選択や、そのモデルごとに自転車乗りが考えうる限りの自由なアイデアをそれぞれに与え、かつそれをずっと使い続ける事のできる移動ツールとして、そして使い続けれるようにと多少の重さに目をつぶり、とにかく丈夫なスチール製のチュービングを選びバイクを頑丈に作っています。 もちろんそこに関わっている人たちはみな生粋のリアルサイクリストであり、自転車しか目に入らないような人種によって作られている会社です。(過去のサーリーに関するブログはこちらから。)
 
そして、オールシティは後発ブランドだからこその強みもあり、ありとあらゆるスチールバイクを研究しきった上で、綺麗なスチールバイクを組もうという意志が強く感じ取れます。 質実剛健なサーリーのチュービングに比べ、モデルによってはコロンバス・ゾナや、レイノルズ・853を用いたり、究極的にはA.C.Eというオリジナルのチュービングを開発してしまうなど(これはサーリーも同じくですが)、その目的や用途に合わせて適切なチュービングを選択し、マーケットの反応も重要視している点も特徴です。 もちろんサーリーからも多くの事を学んでいるのは確かですが、サーリーのような幅広いサイズ設定や、守備範囲の広さはないものの、良い意味でかゆいところに手が届く絶妙な車種設定で、日々楽しむことを前提とし、アーバンサイクリストの文化を発展させていこうという彼らの世界観を多くの人にとってわかりやすく表現しており、仮にサーリーをニール・ヤングとするならば、オールシティはブルーノ・マーズなんて無意味に比喩を考えたりもするわけで。(異論反論どしどしお待ちしています!w)
 
もちろん、どちらのメーカーが良いということではなく、それぞれに素晴らしい長所を持ち合わせており、僕らサークルズが自身を持っておすすめする2つの中心ブランドなので、もしこのブログを呼んでオールシティやはたまたサーリーのバイクに興味を持ったり、疑問に思った事があればお気軽にお尋ね下さい。
 

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ぜひみなさまのご相談をお待ちしてます。