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DesalvoCustomCycle

最近はありがたいことに納車ラッシュです。季節も良くなりこれからの数ヶ月がライドにおける一般的なベストシーズンだからでしょうか。(個人的には冬から自転車に乗り始めることが長期的な趣味にする為には最適であると思っています。より詳しくは店頭で。)そして遅れながらも何とかベストシーズンにこちらを持ち主に会わせることができ今はほっとしておりますが、お客様には出来るだけ丁寧に切り取った為にかかった時間がそこにはあることをご理解していただけましたことがそれ以上に嬉しかったのです。
Desalvo Ti Road -cockpit view-

フレームはDesalvoCustomCycleが最も得意とする 3/2.5 チタンのベリースタンダードなロードレーサーです。Desalvo本人はUBIの出身者でもあり、現在そこで先生として未来の自転車産業に対しての教育を行いつつ、自身の工房をオレゴン、アシュランドにて主催する自他共に認める腕利きのフレームビルダーです。私が初めてアメリカのセルフエンプロイドビルダーにオーダーしたのも実は彼でした。

Desalvo Ti Road -color scheme-

今回のバイクはSRAMのREDやENVEを使用したカーボンホイールを使用出来たということも在り、ペダルとケージを含めての総重量も7.2kgとなかなかの優等生っぷり。塗装はお客様自身で考え抜いていただいたスキームをアメリカが誇るカスタムペイントショップ”SPECTRUM”にてパウダーコートにて仕上げています。また末永いチタンバイクとの付き合いを前提としたジオメトリーは相応に適正化され、いわゆる一般的なトレンドバイクとは一線を引いたまさに世界に一台のドリームバイクといえるのではないでしょうか。

Desalvo Ti Road -side view-

組み手の考えも様々であると思いますが、僕らはあくまでも素材を活かすコックに近い存在だと思っています。多くの物事をもっともっとと欲しがることが世間では多く見受けられますが、理解することに努力を惜しまぬ人が、良い素材たちにしっかりと耳を傾けて、手を丁寧に動かす。これが一番の方法だと信じて止みません。ぜひあなたの思いや感覚と同調出来るバイクを必要になったのなら一度Circlesに足を向けていただければ嬉しいと思います。自転車のみならず何かが変わるきっかけの1つになれれば幸いです。
 

-BIKE SPECS-
Frame DesalvoCustomCycle Ti Road
Component SRAM RED – 2012 –
Fork ENVE 1.0 – 11/4 –
HeadSet ChrisKing Inset8 – Pewter –
Rims ENVE SMART SYSTEM – 3.4 –
HUBS ChrisKing R45 – Black –
Spokes DT AERO Light – Black –
Tires CONTINENTAL GR4000 – Black –
Handle ENVE COMPACT – 420mm –
Stem ENVE STEM – 100mm –
Saddle Fizi;k Alione R1 – White –
SeatPost ENVE ZERO OffSetPost
Pedal SpeedPlay ZERO Stainless – White –

 

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kyutai
田中 慎也

空転する思いと考えを自転出来るところまで押し上げてみた2006年。自転し始めたその空間は更なる求心力を持ちより多く、より高くへと僕を運んでいくのだろうか。多くの仲間に支えられ、助けられて回り続ける回転はローリングストーンズの様に生き長らえることができるのならば素直にとても嬉しいのです。既成概念をぶっ飛ばしてあなただけの自転力に置き換えてくれるのなら僕は何時でも一緒に漕ぎ進めていきたいと思っているのだから。
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