何故だろう?
山には、「行きたい。」と思うけど。
海は、「行きたい。」じゃなくて、
「見たい。」と思うことが多い。
それは、人が海から生まれてきたのに、
もう、戻れない場所だと感じているからだろうか?
でも、無性に見たくなる時がある。
だから、
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僕は、海を目指したんだ。
予定出発時刻は、午前5:00。
起床時刻は、午前8:00過ぎ。
ガッツリ寝過ぎ。いつもの僕ならここでくじけますが、何となく海への欲求が上回ったんで、着替え、バナナと牛乳の朝食、あっという間に準備完了、出撃です。
どこへ行こう?
決めた!うち海見たってつまらない、目指すは外洋が見える場所伊良湖岬、我家から伊良湖岬先端までは約100km、そこからフェリーに乗って師崎へそこから北上、お家までトータル160kmくらい?、これで行こう。
今回のテーマは、独り。
故に、時計、メーター、心拍計、携帯電話。数字がでる物は、一切合切置いて行きます。
何かを見ながらじゃなく、自分の呼吸とリズムだけを感じていたいんです。
少しのお金と携帯工具。それが全てです。
伊良湖岬までは、街中をいかざるを得ないんですが、東浦、吉良や一色、田舎を抜けて車を出来るだけ避けて行きます。
突然現れる、絶壁の橋に恐怖を覚えたりしますが、
迷う事もなく、順調です。
待望の渥美半島に入れば、向かい風もなく適度なアップダウンと信号のない道、少し上がる心拍と風を切る音が、心のよどみを吹き飛ばして行きます。
が、海沿いの道にでれば、海が丸見えかと思いきや防風林でほとんど見えません。
これ、計算外。
とはいえ、心地よいライドは50kmくらい続き、気分は上々です。
若干、走りづらいですがサイクリングロードにでれば、海も素敵な感じで迎えてくれます。
はぁ~~~、やっぱ海は、ええ~~。
これこそ、癒しでしょ。
眼下に見えるフェリーもいい感じです。
?
??
フェリー行っちゃったね(笑)
でも、まあ、時間に追われる訳じゃなし、次のに乗りましょ。
などと油断こいてたら、次の便まで1時間半。
結構あるから腹ごしらえです。
残った時間は、海見て石ころ投げなら鼻歌混じりにボーっとします。
自転車ばらさず、フェリーに乗っても僅か1900円。
乗客も僅か二人。(大丈夫なのか?この人数で)
伊良湖岬に別れを告げて、一路、師崎へ。
小さな旅も終わりの時間です。
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うん、まだあるね60kmくらい、もう夕方も近いのにね(笑)
でこの後、道に迷ったり、家の近所で思いもよらぬ激坂に遭遇したりしましたが、それは、また別のお話。
お家について、缶ビールをプシュッとすれば最高の休日の出来上がり。
フェリー&Ride悪くない。
次は、鳥羽でも行ってみよう。
「寂しがりやの孤独好きmakoto」がお届けした。「Ride alone.」
如何でしたか?
少しでも走りに行きたい気持ちが湧いたなら嬉しい限りです。
こんどの、晴れた休日は、是非走りに行ってくださいね。