来店予約はこちら

2階Tailoredよりお送り致します。

ウェア主体のフロアと捉えられがちですが、カスタムオーダーのご相談はもちろん、Chris Kingのコンポーネントも手に取ってご覧頂けるようになっております。例えば、自分の使い道に合わせたホイールを組みたいなという場合も、是非ご相談下さい。Tailoredでは、ヒトとモノ、あるいはコトを適切に結びつけていく事に日々精進しております。

なので、こんなバーテープを置いていたりします。

Dipell Competition Leather Bar TapeDipell “Competition Leather Bar Tape” ¥10,500(税抜)

思いきって仕入れてみました。

レザーバーテープといえば、サークルズではBROOKSやSimRollが定番です。決して安くはないですが、やはりレザー独特の質感や使い込む程に表情を変える様は、使い手にとっても優越感に浸る事のできるポイント。今回ご紹介するDipellのCompetition Bar Tapeは、それをさらに上回るお値段ではありますが、コンペティションという名前の通り、レースやハードなライディングを想定したレザーバーテープです。

Dipell Competition Leather Bar Tape

Dipell Competition Leather Bar Tape

まず、手に取ってみると感じる確かなグリップ感、そしてレザーバーテープながら段差のないとても滑らかな巻き付けが可能です。特殊な鞣しレザーを用い、耐久性とグリップ力をもっています。革の生地を貫通するように染める特殊な染色により、レザー自体が自然呼吸をするので、退色しにくく、長時間のライドでも汗を逃し常にドライな握り心地を得ることができます。

Dipell Competition Leather Bar Tape

そして、段差のないスムースな巻き付けを可能にするには、断面に秘密があるのです。

Dipell Competition Leather Bar Tape

デュアルテーパーリングシステムという、一方が短くカールし、もう一方が長く薄いテーパーのかかった断面を持つので、段差のないとても滑らかな状態にテープを巻くことができ、激しいライドでもテープの端がめくれあがる心配もありません。もちろん、すべて1枚革で作られているので、軽量で耐久性の高いものに仕上がっています。もちろん破れない限り何度も巻き直す事ができます。

クラシックに仕上げるバーテープというレザーバーテープの概念を変え、レースやハードなライディングでも使用可能なものに仕上がりです。是非、次回バーテープを巻き変える際は、使ってみて下さい。もちろん、巻き手のご指名も大歓迎です。

アバター画像

Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
池山 豊繁の記事一覧