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EARLYBIRDSを始める前にアメリカを見に行ったのがちょうど4年前。その時に圧倒的に自転車文化というものに衝撃を受けた「NAHBS」。そしてお店作りをぼんやりと思い、想像を形にするためにアメリカでの「食」を自分の目で見に行ってきました。スタートした時は飲食に完全に携われるスタッフは僕1人でした(もちろんたくさんのサポートはありまくりましたよ)。あれから4年。ありがたいことに今ではPINE FIELDS MARKETという2号店もでき、飲食チームは5人の仲間ができました。

最初の目標であった3年という節目を迎え、これから数年先のはっきりしたビジョンを持ち、さらに先へ進むために4年前に来た街サクラメント、サンフランシスコ、ポートランドを共に感じたいと思いました。今回、EARLYBIRDSは長期お休みを頂き、僕、まっつん、みゆきちゃんの3人の飲食チームとして。

僕自身が4年前に感じたこと、そして仲間と今現在のアメリカの食文化の発展を感じ、それを共有し帰り名古屋でのまちづくりに活かせるようなアイデアやヒントをできる限り持ち帰るために。

今回リサーチして行ったお店、たまたま入ったお店を含めおよそ5日間で30店舗ほど回ったのではないでしょうか。笑 もっとかな。。。

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どこのお店に行ってもウェイターと料理人は自分たちのスタイルで働き、自身に満ち溢れ、お店を大事にし、そしてそこに集まる人たちに最大限の「サービス」をしていました。

「サービス」とは売買した後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のない財のことである。(ウイキペディアより)

コンビニ、ラーメン屋、パン屋、カフェ。。。。etc。様々な飲食の形があり、金額は違い、それに見合った「サービス」を人は求める。コンビニでも高級ホテルのような接客をされないと気にいらない人がいて、「サービス」っていう物事の本質はどんどん多様化し、それに翻弄され疲れ果て気持ちのこもらないマニュアル化になる。

ここに映る人たちは皆サービスということを深く理解し、形には見えない財というものをそこに集まる人たちに提供している。自身の中、チームとしてのサービスという本質の軸を持っていると感じる。サービス業ということを僕自身も10数年ほどやっています。いろいろなところで働き、そこで思う疑問や問題を様々抱え、一つずつ解決することを繰り返してきました。その中でも解決の出来ないことや、妙ににモヤモヤしたものが心の中にありました。

4年前に始めてアメリカを訪れ、刺激的なお店を何軒も周り食事をし、そこで仲間と会話をし、コーヒーを飲み、ビールを飲みました。そしてその旅の中で僕が感じていたなんとも言葉にしようのない「サービス」とは?みたいな疑問がその時に少しだけ解決できた感覚になりました。お店に流れる音楽に体を揺らし、スタッフ、お客さんどうし笑顔でやりあい、自分たちの生きて行く仕事に対して本気で向き合っているのだろうって思いました。気持ち良く楽しい気分にさせてくれる。そして何より楽しんで働いている。もちろん言葉もろくに話せないし、たった一回しか行けないお店ばかりだし、ミーハー感ももちろんあったから絶対そうだって思いたかったかもしれません。笑 それに日本でもそういうお店は探せばたくさんあるってことも理解しています。でも僕個人の中で絡まっていた糸がほどけた感覚でした。

これからの自分の働き方、人生をかけてやっていこうって思う仕事に対しての踏ん切りがつきました。

そして今回の旅では前回の時にも訪れたお店にもほとんど周り、新しく気になるお店にもたくさん足を運びました。そこで改めて見るその街の風景はさらに進化し、お店には止めどなく人が集まり、観光客もローカルも集まっていました。そして相変わらずスタッフはみんな最高の「サービス」。お店のスタンスや方向性を理解しどこまでのことをやるべきかの線引きを考えての行動。4年前に感じて、それを今のお店に自分なりに考え、活かしていこうってやってきました。

言葉が少ししかわからないからこそ、五感をもっと研ぎ澄ましお店の空気感を読み込もうっていう努力をしながらの観光も本当に楽しいです。

そしてそんなサービスを感じれるお店の食事は当たり前に美味しくて、彩りのある食事に自然にこちらも笑顔になりました。

その土地のローカルで採れた食材をふんだんに活かし、アイデアと技術を詰め込んだ食事。自家製パンに自家製ジャムを塗ったシンプルなメニューだけのお店にもスタイルを感じました。

お店の外観、内装の細かい部分にまで意識を持って作っているお店の数々。一つの飲食店によりその街の空気がガラッと変わり、瞬く間に面白いストリートに変わっていったという話も聞きました。

街には朝6時からやっている朝食屋、昼間からビールがたくさん飲めるお店、夕方から夜だけのレストラン。深夜までやっているバー。どの時間でもその街を彩る素敵なお店が多い。

僕らはまだ10数人しか入らないような小さな飲食店ですが、街の大事な「集う場所」となるように。そしてその行動に共感してくれるスタッフがさらに増え、もっともっとやれることが増えればきっと今回もアメリカの街で見たような景色が、創れるんじゃないかと思っています。まだまだ時間はかかるけど、目標は高く。

さらに今回の旅で圧倒的に4年前と違ったことと言えば、このカリフォルニア、オレゴンの各都市にたくさんの仲間ができたということ。どの街に行っても「SAY HELLO」してくれる人たちがたくさん。CIRCLES、SIMWORKS、EARLYBIRDSというコミュニティを通して、自転車という遊び道具を通して、国を超え繋がる仲間が数え切れないほどになりました。

この旅で初めて行ったオークランドの街にある「THE RAMEN SHOP」で会えた浜松の「naru蕎麦」の店主ゴリさん。今回旅の途中での奇跡の出会い。蕎麦の修行をしにアメリカに来て、ここのお店で見習いをし、イベントでアメリカ人に蕎麦を食べてもらいに来たというんです。そんなゴリさんにお世話になり楽しい夜を過ごせました。彼とお話する中でも今回のテーマになるような「サービス」のお話が出ました。アメリカで感じた感覚をお互い話し共有し、彼自身のこれからのビジョンを話した中で僕にもまだまだやるべきことはたくさんあると再確認できました。帰国したらすぐに浜松に挨拶しにいかなければ。

どの人たちもみんな「サービス」を最大限に発揮し、モノよりもカタチのない大事なものを僕らに与えてくれました。

本当に最高の「遊びの達人」ばかりでした。

人に恵まれ、天気にも恵まれ、楽しい時間ばかりが過ぎて行きました。

改めて、長期の臨時休業のお時間を頂きありがとうございました。今回学んだ経験を今後活かし、さらなるお店の発展へと繋がるようにまた日々を精進します。

通常営業は3月5日(土)朝7時~となります。

毎日美味しい食事をしまくったおかげで、得たもの(脂肪、胃の調子)の方は早めに回復したいと思います。笑

次はクリスキングにまつわる食のお話を。ではまた。

EARLYBIRDS ケイタ