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Tour de Nippon in Nagoya.

みなさんは、初めての自転車で遠出をしたときのことを覚えていますか?

あれは小学校3年生くらいのときだったかな。週末になれば親父と一緒に釣りに行っていた幼少期の私なのですが、その当時、免停を食らっていた父と、自転車で犬山市の入鹿池に釣りに行ったのでした。リュックサックに釣り竿を差し込んで、朝早く起きて向かったのが初めての自転車での冒険です。結局魚は釣れずに帰ってきたのですが、今まで走ったことのない距離を自転車で走りきったという達成感で、釣果の事は全然気にしてなかったことを今でも覚えています。

個人的な話はここら辺でおしまいにするとして、実は、昨日一昨日と、Tour de Nippon in Nagoya/ツール・ド・ニッポン・ナゴヤに参加して参りました。

Tour de Nippon in Nagoya
PAPERSKY/ペーパースカイという、「地上で読む機内誌」をコンセプトとした日本発の世界を旅するトラベルライフスタイル誌のなかで、ニッポンの魅力を再発見するプロジェクトとして、自転車で日本各地をめぐりながら、その土地の風土や文化、自然に触れるきっかけを提案しているのが、今回のツール・ド・ニッポンです。

今回、地域のガイド役という役目を仰せつかり、名古屋を拠点とし、長久手市・豊田市・瀬戸市・犬山市と約77kmの距離を2日間かけ、その地の人や食、文化とふれあうことで訪れた土地の理解を深める自転車旅の、ルートの構築とライドのアテンドをお手伝いさせて頂きました。

BikeFriday Pocket Companion

自転車をお持ちでない方や、スポーツ車に初めて乗られる方でも気軽に参加出来るライドツアーでは、レンタルバイクもご用意されております。今回、サークルズからもBIKEFRIDAY/バイクフライデーをレンタルバイクとしてご協力させて頂きましたが、特にこのポケットコンパニオンは、初めての方でも操作がしやすく、折り畳んで気軽に輪行をすることもできるので、ペーパースカイのみなさんが提唱する旅の方法としてもとても役に立つバイクだと思います。

1日目のスタート地点であるリニモの八草駅には、名古屋やその周辺から輪行でご参加の方だけでなく、関東・関西から参加の方々も。

縄とび少年 #tourdenippon

Akira Horiuchiさん(@akira_horiuchi)が投稿した写真 –



道中立ち寄った豊田市の猿投では、森の達人による薪割り体験を。普段自分自身が走り回っているこの辺りの山林も、このような人々の手によって維持されており、自転車を乗る人間として何ができるかを深く考える良い機会となりました。そしてこの日のルートの最後に待ち受けるのは、この辺りの方々にはお馴染みの戸越の峠越え。ちょっとタフなルートでしたが、何とか皆さん無事に瀬戸に辿り着いたのでした。

戸越峠を越えて、1日目の夜は瀬戸市の深川神社の境内にある旅館でその日の疲れをとり、2日目の朝は神社で交通祈願をしてからライド開始。

2日間通して、途中の休憩ポイントではコンパルのエビフライサンドや天むすといった充実のなごやめしを堪能。素晴らしいおもてなしに心も温まります。頑張って走れば、その分お腹も減るのでみなさんぺろりと平らげていました。

2日間、サドルの上で苦楽を共にすると、すっかり仲良くなるものです。地元からの参加者に対し、県外からご参加の方が多く、中には何度もツール・ド・ニッポンに参加されている方も。こうやって、親交を深めて、また違う土地で顔を合わせるというのも、このイベントならではの光景だと思います。

晴天に恵まれた2日間。その道のりを噛み締めながら、犬山城下の星月夜さんに到着。


生産者の顔が見えるような周辺地域の食材や、旬な食材をふんだんに使った穀物菜食料理にこだわったレストランでは、この日のための特製お弁当ボックスをご用意して頂きました。名古屋からもライドでアクセスしやすいところですので、是非ライドで行ってみてほしいです。

最後に現存する最古の天守閣を持つ犬山城を守り続けてきた成瀬家の末裔、成瀬淳子さんにお城をご案内頂き、普段では見る事のできない上段の間や武者隠しの間を見学させて頂くという機会を頂きました。今回、ガイド役ということで、地図に線を引き、実際にその地を改めて走ってみたり、その土地の人や文化に触れる事で、地元民である私自身も知らなかったことを知ることができ、発見の多い2日間を過ごすことができました。

自転車に乗るということは、とてもシンプルなことです。

自分自身がエンジン。漕がなければ進まないし、疲れたら休めば良い。

頑張ってペダルを漕げば、自転車で行くことのできる世界はグンと広がるし、自転車のスピードだからこそ見えるものや、新しい発見がある。私自身が小学校の頃に体験したあの冒険のように、日々の中にもワクワクを探して、みなさんの生活の中に自転車という乗り物が寄り添うきっかけになったら嬉しいです。

今回、参加された方にとって少々チャレンジングなコースだったかもしれませんが、きっと今も身体に残っている疲労感は、同時にちょっとした達成感もあって良い思い出になればと思います。参加された皆さん、2日間お疲れさまでした!

そして、この素晴らしいツアーの仕掛人、ルーカス、カオさん、ホーリーさんをはじめスタッフの皆様、貴重な機会をありがとうございました!