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上野明日美のRIDEALIVE2017静岡 その2

 

 
 

BREAKFAST

賑わった夜が明けて迎えたRIDEALIVE2日目の朝は、朝食のためのホットサンドパーティーから始まった。 私はここでみんなにハンドドリップコーヒーを淹れることになっており、この日のためにPFMのバリスタみゆきさんにレクチャーを受け、当日使用するコーヒー豆もガレージコーヒーカンパニーのあきよしさんにお願いをして、特別に焙煎してもらったものを使用した。 湖畔沿いのタリカーナで迎える朝は、朝日で水面がきらきら輝いている景色が想像できたのでそのイメージを伝えたところ、透明感と優しい甘みが特徴のホンジュラスを送ってくれた。 このホンジュラスはあきよしさん本人が実際に現地まで足を運び選んできているものであり、農園主がしっかり愛情込めて造っているからRIDEALIVEのコンセプトにも合うよ、とのことだった。
 
こんなふうにこちら側のお願いに全力で応えてくれて、応援してくれる人たちのおかげで私は一層やる気になっていたし、何気ない朝の1杯のコーヒーかもしれないけど絶対に美味しく淹れたい、って思っていた。 当日は西パンと一緒に手作りのコーヒー台の前に立ち、1回1回丁寧にドリップした。たくさんの人が何杯も飲みに来てくれて、「美味しい」って声が聞こえてきたときはほっと一安心で、今日みんなにコーヒーを淹れることができてよかった、と嬉しかった。
 
ホットサンドパーティーは大盛り上がりで、みんなそれぞれ準備してきた好きな具材を挟んで楽しんでいた。 隣にいる人と具材を交換してどんどんレパートリーが増えていき、笑顔の数も増えていく。 私はホットサンドをつくるのは初めてだったが、ホットサンドメーカーで挟むだけで本当に簡単にできてしまうので驚いた。 そして何を挟んでも何をしても美味しい。しかもPFMの食パンを使っていたから尚更だと思う。 補給食に引き続き、朝ごはんでも大活躍でみんなの胃袋を満たしていた。
 
 

 
今回のRIDEALIVEには、そのPFMのパティシエKAZさんも旦那さんと4才の男の子ユウタの家族3人全員で参加をしていた。 今しかできない旅をするためのこの家族のライドスタイルは、冒険心と家族への愛情が詰まった工夫でいっぱいで、とにかくかっこいい。なのに、すごくあったかいものだった。
 
 

 
コーヒーを淹れていたら周りのみんなが自分たちの作ったホットサンドをたくさんおすそ分けしに来てくれた。 あんバナナ、チョコバナナ、カレー、しらす、ハムチーズ、コンビーフなどなど、、ホットサンドは美味しくて楽しい!ちなみに私はコンビニのおつまみコーナーで調達してきたサラミとスモークチーズを挟んだが、こちらもなかなかイケた。

タリカーナで迎える朝の風景は想像したとおりとても爽やかで、ホットサンドの魅力に気付かされた楽しい時間となった。 今何が欲しい?と聞かれたら、迷わず「ホットサンドメーカー!」と答えてしまうな。
 
 

 
 

グループライド

2日目の遊びの内容は、グループライドしながら浜松を走る、というものだった。 Greencogさんが作成してくれた浜松のおすすめポイントが記してあるライドマップが配布され、それぞれが行きたいところへ、行き先が同じ人たちとグループを組んでそのおすすめポイントを周る。 飲食店巡りもあり、峠越えもあり、もちろん浜名湖一周もあり、浜松は水辺も山もすぐそばにあるから、色々な選択肢が広がる。
 
今回のRIDEALIVEの締めくくりを行う打ち上げ場所は浜松市内にある「手打ち蕎麦naru」さんで、そこが本日のグループライド最終目的地となる。 私は1日目に峠越えをした名古屋組メンバーに加えて、浜松側から参加していた大学生のミサキちゃんという女の子も一緒に浜松の町をライドすることになった。 ミサキちゃんはnaru蕎麦さんでアルバイトをしており、今年の冬にも浜松からアーリーバーズまで自走で来てくれたこともあるスーパーアクティブなライダーだ。 こうやって一緒に自転車を踏むことができるのも、愛知・静岡と県を越えてタッグを組んでいるRIDEALIVEならではのおもしろさだと思う。
 
 

 
そして出発準備をしながら、2日目の私のパニアバッグを取り付ける場所は1日目と少し変わった。 というより、変えざるを得なかった。
ジャスさんに借りていたパニアバッグの底に穴をあけてしまったからだ。 そう、昨日山を降りている時の嫌な予感が的中してしまった。 もう擦ることがないようにラックのもう一段上のバーにパニアバッグを引っ掛ける。 だがそうすると、パニアバッグの上に乗せる形で積んでいたマットがハンドルにぶつかって収まらなくなってしまう。 さてどうしよう、、。そうすると、他のメンバーでパッキングに余裕のある人が自分の自転車に積んだらいい、と言ってマットを代わりに乗せてくれた。

この2日間でそういう場面はたくさんあって、1日目の峠越えで急な坂を登っているときになかなか進まない人がいれば後ろから自転車を押して支えてあげたり、補給水はみんなで分け合ったり、重い荷物を持った人には他のメンバーで分散して持つようにしたり。今回が初めてのパッキング、長距離ライドである私たち女性3人が直面するピンチやハプニングやトラブルを同じグループのみなさんがいつもフォローしてくれました。 そのおかげで2日間無事に走りきることができたし、楽しみきることもできました。助け合いの大切さをグループライドを通して学ばせてもらい、感謝でいっぱいです。(ちなみに名古屋に帰ってからパニアバッグの穴のことをジャスさんに謝ったところ、「こんなの平気だよ」と即答でお許しをいただきました。)
 
 

 
こうしてみんなの協力のもとバイクパッキングも完了し、グループライドがスタートした。最初の行き先は、タリカーナから自転車で10分ほどの舞阪町に位置する弁天島海浜公園だ。弁天島自体は浜名湖にある島で、もともとはタリカーナのある村櫛町や舞阪町も弁天島に跨った村だったが、繰り返される海進海退と地震や暴風雨により舞阪の西の端が切れ弁天島となったという。海浜公園から観光シンボルタワーと称されている湖面に建つ大きな鳥居を背景に記念写真を撮り、地元の人におすすめしてもらった小さなソフトクリーム屋さんで冷たいデザートを楽しんだ。
 
 

 
そのあとは海浜公園から15キロほど離れた日本三大砂丘のひとつである中田島砂丘を訪れた。 鳥取砂丘、九十九里浜砂丘と並ぶこの砂丘は浜松の有名な観光名所のひとつで、風によって砂浜にできる風紋という模様と夏はウミガメの産卵などを見ることができるらしい。 私は人生初の砂丘だったが、どこまでも続いていく海岸線は気持ちいいほどの開放感があり、青一色の眺めもすごく綺麗だった。 曇り空の中、裸足でふかふかの砂の上を歩いていたら途中で晴れてきて、一気に砂浜にの温度があがり熱すぎて砂の上を踊らされたことにはみんなで笑った。
 
 

 
そのあとは本日のランチポイント、GSバーガーさんへ。 今回のアンバサダーであるGreencogさんの店舗と隣接しており、GSバーガーの中を通らなければGreencogさんへは入れないつくりになっている。 まさしくサークルズとアーリーバーズと同じ仕組みだ。 例えば今回の自転車×飲食のように、他業種同士が組み合わさってつくられたひとつの空間というのは目的や環境が全然違う人たちが出会い、会話をし、知らなかった世界を知っていくきっかけになるのでたくさんの可能性に溢れた場所だと個人的には考えていて、これからこんな場所が増えたらおもしろいなあとも思っていた。 だからGSバーガーさんとGreencogさんの隣り合う姿を見たときはすごくワクワクした。 私はベーコンチーズエッグバーガーをオーダーし、厚みのあるバンズとボリュームたっぷりの具でしっかりとした高さのあるハンバーガーを美味しく頬張った。大好物のサバサンドもかなり捨てがたかったので、次回はサバサンドを食べに来ようと決めた。 もちろんそのときはお店の中を通ってGreencogさんにもお邪魔させてもらうので、倍楽しみだ。
 
 

 
ハンバーガーでお腹を満たしたあとは、naru蕎麦さんへの集合時刻まで少し時間があったので完全に個人的な趣味だったが航空自衛隊浜松広報館エアーパークを行先に入れてもらうことに。 詳しいわけではないが単純に飛行機が好きなのと、作家の有川浩さんのファンなのだがご本人の書く物語で自衛隊が主人公になっているものが多いので興味があった、というところでずっと行って見たい場所のひとつだった。

エアーパークは航空自衛隊を知ってもらうための施設で、戦闘機や装備品の展示、シミュレーターや全天周映像シアターなども設置してある日本では唯一浜松にしかないスポット。 しかも入場無料なのも嬉しい。 展示格納庫には19機が展示されており、足を踏み入れた瞬間飛び込んでくるその光景にテンションがかなり上がってしまった。 閉館時間が近かったので足早に周ったが、エアーパークへ行くことに快く賛成してくれ、念願叶えてくれたグループのみんなに大感謝だ。
 
 

 
最後に近くのスーパー銭湯でそれぞれ身支度を整え、ゴールのnaru蕎麦さんへ向かってラストライド。 2日目も日差しがジリジリと照りつける蒸し暑い日だったが、無事にみんなでnaru蕎麦さんへたどり着くことができた。
 
 

手打蕎麦naru

昨夜の美しくて美味しい夜ごはんの時間を演出してくれた大平恵太さんが日頃からずっと「良すぎる」と絶賛されていたお店が、手打蕎麦naruさんだ。 そのおかげで私も行ってみたいと気になっていたので、今回RIDEALIVE浜松編のフィナーレをnaru蕎麦さんで飾ることができるようになったと聞いた時から2日目の夜も楽しみで仕方なかった。
 
 

 
浜松駅から徒歩5分ほどの街中の、ちょっと古いビルの2階にこの名店はあり、店内のいたるところに店主の方のこだわりを感じられる素敵な空間ができあがっていた。 こちらもビュッフェ方式でカウンターに色とりどりのお料理が美しく列をなしていて、見ているだけでどきどきした。 味ももちろん素晴らしく、ひとつひとつが唸る美味しさでどんどんお箸が進んでしまう。 最後には打ち立ての蕎麦まで用意され、名物の胡桃だれに絡めていただいたがこちらも本当に美味しく、改めて通常営業日に訪れ一人前をしっかりと食べたいと思ったほどだ。
 
 

 
今回日曜定休日のところを私たちのために貸切営業にし、こんなに心のこもったおもてなしをしてくださったnaru蕎麦さん。 お料理でもそんな人柄でも私自身ファンになってしまったし、地元の人から愛されるお店というのも自然と伝わってきた。
 
 

  
だからこんなnaru蕎麦さんで過ごす夜が賑やかな時間になったのはいうまでもなくて、ここでもたくさんの参加者同士が会話を弾ませていたし私もまた何人か友達ができた。 今日はどこにライドしたとかお互いの趣味や普段の生活の話とか色々な話をして、また浜松に来たいとか名古屋に行ってみたいとか、お互いそういう気持ちになれたことがとても嬉しかった。 浜松という場所に行きたいところ、会いたい人たちがたくさんできた。
 
 

 
そして嬉しいことがもうひとつ。今回のRIDEALIVEで2日間一緒にグループライドをした、ななこがアンバサダーの皆さんから頑張った代表に選ばれ、プレゼントをもらったのだ。 レポートその1にも書いたが、彼女は今回が初めてのライドイベントで、長距離はもちろん輪行やバイクパッキングも一度もしたことがない。 RIDEALIVEが始まる前にパッキングの仕方を聞きにきたり練習のためにアーリーバーズまで輪行で来たりしていたので、今回賞をもらって笑顔の彼女を見ることができて私もとても嬉しかった。 絶対に不安だったろうし、1日目の峠越えなんてめちゃくちゃしんどかったと思うけど2日間走り抜いた彼女はかっこよくて、私自身も一緒にライドできて本当に良かったと思った。
 

 
 

最高の水辺の夏休み

こんなふうに、“苦しかったけど楽しかった”というのが楽しいにプラスアルファで自分自身がひとまわり成長できる大事な要素なんだと改めて感じる。 そしてこれができるのが、RIDEALIVEなんだと思った。今回のアンバサダーであるハッピーさんも自身のRIDEALIVEレポートで記しているように、「少し苦しい経験をした方が、記憶や思い出にはいつまでも残る」本当にそのとおりだと思うし、こうやって大人になってもこんな経験ができることに一種のしあわせも感じた。 何歳になっても、なにかに挑戦し続けていたい、と私は思っているからだ。
 
 

 
こうして私の初めてのRIDEALIVEは最高すぎるかたちで幕を閉じることができたのだが、それもこのRIDEALIVE自体を企画し運営してくれたアンバサダーの方々とそれに色々なかたちで協力してくださった方々がいたからだ。 私自身、今年に入りアーリーバーズで働き始めてからの半年間、このRIDEALIVEが企画・運営されていくまでの過程をそばで見ながら、またそれに参加者として参加をすることができたというこの経験はとても勉強になった。 またアンバサダーと協力してくれた皆さんのエンターテイナー精神が本当にすごくて、この2日間を通して「浜松と名古屋の枠を越えて、とにかく参加者全員に楽しみきってもらいたい」っていう想いが詰まったイベントであることがしっかりと伝わってきた。RIDEALIVEって、すごい。この一言に尽きる。
 
 

 
今回RIDEALIVEに参加するにおいて、私はたくさんの人に色々なかたちで協力をしてもらった。 自転車自体の相談、バイクパッキングの方法やパッキングするために必要なアイテム、服装のこと、テントや寝袋などのキャンプアイテムのことなど、、。私自身も長距離ライドもキャンプも全然したことのない初心者だったが、たくさんの人に助けられてこんなに楽しむことができた。

ブログ上になってしまうけど、改めてお礼が言いたいです。みなさん本当にありがとうございました。
 
 

 
キャンプライドだからって、何もかもアイテムを揃える必要はなかった。 難しく考える必要も、気張ってしまう必要も。サークルズに相談しに来たらいろんなことを教えてくれるし、ライドやキャンプに必要なアイテムは持ってる人に貸してもらえばいい。 代用品を使うことだってできるかもしれない。 こうやって準備から楽しむところから始まり、実際のライドはいつもより少し荷物が重くて大変かもしれないけどそれを越えた先にはきっとまだ味わったことのない喜びや楽しさ、感動が待っている。
 
そんなRIDEALIVEに、また参加できるときが今から待ち遠しい。
 
 

RIDEALIVE 2017 レポート by 恵太
http://ral.life/ride/ridealive-2017-vol-2-shizuoka
 
RIDEALIVE 2017 レポート by Happy
http://ral.life/ride/ridealive-2017-vol-2-shizuoka-2

RIDEALIVE 2017 レポート by 加茂

http://ral.life/ride/ridealive-2017-vol-2-shizuoka-3

RIDEALIVE 2017 レポート by もっさん

http://ral.life/ride/ridealive-2017-vol-2-shizuoka-4
 
RIDEALIVE 2017
http://ral.life/ridealive2017

 
今回のアンバサダーである4人によるレポートがRALのホームページにアップされている。

RIDEALIVE浜松編に参加したとかしてないとかそんなの関係なく読まれることをオススメしたい。こんな最高の夏休みをつくりあげた4人の想いを知れば、胸が熱くなって冒険心が掻き立てられること間違いなしだ。