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ローテク?ハイテク?それは誰かが決めたこと。

 
昨日は木枯らし一号が吹いたそうです。 季節は一気に冬へと向かっていきますね。
朝晩は寒いけど、日中はそこそこ暖かかったり、体を動かすと徐々に体は温まるので、この時期のウェア選びで悩む方も多いと思います。
 
エキップメントとしてのウェアは日々進化を続け、様々な新しい素材が生まれていますが、今日紹介するのはそんな新素材ではなく、昔から慣れ親しまれてきた素材を使ったウェアです。
 
 
アメリカはオレゴン州で100年以上の歴史を持つPENDLETON/ペンドルトン。 ウールのブランケットの生産から端を発したメーカーが作るウールシャツは、長い歴史の中で作られた牧羊業者との密接な関係により、羊から刈り取られる質の高いバージンウール(一番最初に刈り取られる毛)のみを用いて作られます。
 
 
ベースレイヤーでもしばしば話になりますが、ウールは保温性の優れ、また通気速乾性も兼ね備えるという特徴を持つので、体温の変化の大きい自転車というアクティビティにおいてとても心強い素材です。 そして着てもらうとわかるのですが、フリースにも負けないくらい軽いのです。
 
軽くて暖かい。 これって自転車に乗る上でとても重要。 ぴったりと体にフィットしたサイクリングジャージが良いのはもちろん知っていますが、このウールシャツを着てライドに出かけるのも悪くない。 そして昔から変わらないシンプルなデザインのウールシャツはずっと使い続けたいと思えるのです。
 
ということで、サークルズ的解釈で、自転車に乗るときも日々の生活にも落とし込める道具をたくさん仕入れました。
 
 

【PENDLETON/ペンドルトン】
Used Remake Wool Shirts
¥4,800(税抜)

 
長く使っていく中で縮んだものや、手を加えてリサイズされたものなど、我々にフィットしやすいサイズのユーズドのペンドルトンのウールシャツが毎年この時期になるとアメリカからどっさりと届くんです。
 
 
今の時期ならベースレイヤーの上から羽織るのがちょうど良い。 Deeper’s Wear / High Kick Jeansとの相性は言わずもがな。 先週はこの合わせでBike To Fishingに行ってきました。
 

 
もっと冷え込んで着たら中にナイロンのベストを着込んだり、上からジャケットを羽織ってもよし。
 
タカのようにDepper’s Wear / FastPass Bakerと合わせるのがバランスも良くおすすめです。中にパッド入りのパンツを履いても良いですしね。 おかげさまで多くの人に履いていただいてるこのFastPass Bakerですが、やはりみなさんが好んで履くには理由があるのです。 乾きが早い素材は旅行でも重宝し、ストレッチに優れ、ライド・ハイクこれ一本で遊びきれる一本。 まずはぜひ試しに履いてみてください。
 
おっと話が逸れてしまいました。
 
 
一般的に見ればローテクかもしれないウールシャツですが、実際着てみると快適で、これでいいんだって思えるのは僕らだけではないはずです。 ウェブショップでもご紹介したいところではありますが、リサイズしているユーズド品であるという性質上、店頭での販売のみとなりますので悪しからず。 是非とも試しに色々羽織ってあなた好みの一着を見つけてくださいね!
 
 

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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