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【Shoes Care Workshop】大切な靴との付き合い方

こんにちは!

5月20日にCultureClubで開かれたLEATHER SHOES CARE WORKSHOPに参加してきましたのでご報告させて頂こうと思います。


僕はクオックファムを履き始めて2年半くらいになるのですがシューケアの知識はほとんど無く、定期的に拭いてオイルを塗るといった曖昧な知識でしたのでこれを機にシューケアをマスターしようと思いましたので参加しました。

講座に入るまえに僕が履いているQUOC PHAMについて少し説明しようと思います。
QUOC PHAM/クオックファムはロンドンの芸術大学を卒業した青年が見識のあるサイクリストのためにデザインしたナチュラルレザーやマイクロファイバーを用いたサイクリングシューズです。
Urbanite Crassic Low Mid , Fixd , Night Leather,  Tourerにはナチュラルレザーを使用していますので長く履くためにメンテナンスが重要になってきます。

それでは作業台にケア用品、皆さんの履き馴染んだレザーシューズ、クオックファムを広げシューケア講座スタートです!

今回講師としてシューケアを教えて下さったDAYSY MESSENGERのいずるさんがシューケアの工程表をシューズに見立てて作ってきてくれました。しかも印刷はガリ版印刷で!

はじめに靴紐を外し、ブラシで大きな汚れを落とします。アッパーからタンの隙間まで汚れを落としていきます。

この時に使用したブラシはTAPIR/タピールGloss brush Dunkelです。このブラシは毛の長さ、大きさが靴のブラッシングに最適なブラシになっています。

ブラシで汚れを掃き出したらクリーナーを少しウエスに浸し古いオイルやブラシで取りきれなかった汚れを全体に薄く伸ばすように落としていきます。

この時に使ったクリーナーはタピールのレーダーオイルです。レーダーオイルは汚れを落としてくれるだけでなくお酢が配合されており、除菌効果もあるというすぐれものです。

ここで少しTAPIR/タピールについて話したいと思います。
TAPIRは天然素材だけを使った製品を作り続けています。 天然の革製品自体かなり昔から存在するのに対しよく売られているケアオイルは化学物質が含まれるものばかりです。 では昔の人たちはどのようにケアしていたのだろうか? というところに着目し研究を重ね天然素材のみを使用したケア用品を完成させ、天然素材だけが皮革にとって最良のケアになることを追求したドイツ生まれのメーカーです。

工程に戻りまして、次はクリームを塗り込みます。  今回使用したのは2種類のクリームになりますが、もちろんタピールのLadar Pfrege Cream ColorlessLadar fetを使い分けます。

左のレーダーフレーゲクリームは艶出し、保護効果の高いクリームになっており防水効果もあります。 右のレーダーフェットは過酷に使われる革製品の保護、特に防水が必要な時に使うオイルです。 こちらは艶が出にくいオイルになっているので使用するものや用途に合わせて使い分けると良いです。

磨いていくとかなりツヤッツヤになります。 傷も含めて艶が出てくるとすごく味が出てかっこよくなります。
少し時間をおき、乾燥させます。この時ストーブやドライヤーを使わないで自然乾燥させてください。極端な熱を加えての乾燥は皮を痛めます。 人間の肌と同じです。

乾燥させたら靴紐を通します。通し方はこちらを参考にしてください。

シューレースはメンテナンスの都度外しますし、クオックファムにも交換用シューレースCandy Shoelaceもラインナップにありますので気分に合わせていろんな紐を使い分けても良いですね。

これでシューケアの作業は完了です!皆さんのシューズはすごくピカピカに!

よし、これで3週間毎日履ける!なんて考えているそこのあなた!それはNGです!
お気に入りの靴ほど1日履いたら1日休ませましょう!これは永く履くための秘訣です。 シューケアは基本3週間に1回ですが、トレイルで走ったりで泥や埃が多くついたときなど使用頻度によっては1週間に1回などサイクルを調整してあげれるとより良いですね。

無関心は良くないし溺愛も良くないちょうど良い距離感を保つことが大切です。

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名古屋の自転車屋、Circlesです。This is Circles Bike shop in Nagoya Japan.
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