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Bread Winner

秋の始まりを予感する天気ですね。
ただまだ暑さにやられてぼやぼやしてる僕をぶっ飛ばすかのようにCirclesにNew Brandが入荷してきました。

Breadwinner Cycles

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この自転車達は、アメリカはオレゴン州ポートランドで作られます。
生み出す人たちは、Tony Pereira & Ira Ryan 。
Tony Pereiraは、MTBが好きな、生粋のサイクリスト。
Ira Ryanは、元メッセンジャー。
この2人が15年にわたるフレームビルディングの経験をもとにブランドを始めました。
実はこの2人、2007年に始まったプロジェクト『Rapha Continental』のオフィシャルバイクも作っています。

彼らは、「毎日乗る」「長距離を乗る」をテーマに高品質で美しい自転車作りを目指しています。
「毎日乗る」「長距離を乗る」って、シンプルなだけにかなり難しいテーマですよね。
だって毎日乗るには、自転車自体がタフでなければなりません。
かと言ってただ頑丈にして行くと軽快さも美しさも失われて行きます。
そこにプラスして長距離を乗るとなるとスムーズで快適な乗り味も要求されてきます、だって長い距離を乗ると道は舗装路だけにとどまらず、砂利道や畦道も出てくるし、天気が崩れれば泥道にだって巡り会うかもしれません。
そんな中でも走り続けるライダーを確実にサポートするバイク、そんな難しい命題を解決する為には、フレームビルディングの技術だけでなくライダーとしての濃密な経験も確実に必要になってきます。
そんな2つの能力を持ち合わせた2人が、「毎日乗る」「長距離を乗る」というテーマに対して出した答えのいくつかが、Breadwinnerの自転車となっています。

Breadwinerは、6種類のラインナップがあり、その中から今回入荷したのはこの4種類。

Lolo:ロードレーサー
54cm Black ¥291.900-
峠とダンスを踊るように登りもくだりも走って下さい。
フロントフォークは、EVNEカーボンフォークがペイントされています。
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Hole Shot:シクロクロス
52cm Red ¥294.000-
レースから週末のファンライドまで幅広くお使い頂けます。
ホールショットとは、レースにおいて1コーナーを真っ先に駆け抜ける事を示します。
人生のホールショットを決めたいです。
彼らのBlog上でデカイジャンプが決まっています。
こちらもENVE CXカーボンフォークが、ペイントされています。
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Continental:スポルティーフ
48cm Brown ¥260.400-
毎日どこまででも行ってしまえる自転車です。
道が続く限り、アスファルトでもオフロードでも走る道を選ばずただ遠くまで快適に。
オリジナルのベントフォークにあえて採用されている1インチアヘッド規格が特徴的です。
僕の中では、これが一押しです。
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50cm White ¥260.400-
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52cm Green ¥260.400-
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JB Racer:29er MTB
Medium White ¥220.500-
Bread Winnerの中の唯一の29er MTBです。
スタンダードなシルエットが見せるラインは、大変美しいと思います。
細身のラインで構成されるフレームは、最近のMTBにありがちなガチガチ感がなく、29erの最高の乗り味であるメロウな感じを十分発揮すると思います。
最近の彼らのブログで、カナダのウィスラーを気持ち良さそうに走り抜けてる写真が上がっていますね。
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オーダーは、計6車種の中から車種を選び、6種類のペイントからお好みのカラーをチョイス。
納期は、オーダーから約2ヶ月となっています。

机の上だけで生み出されるバイクは、世界中に溢れています。
でもきっとそんなバイクには、魂が無い。
できあがったバイクに魂が入るためには、作り手の確かな経験と技術、なにより熱い思いが必要だと思っています。
このバイクには、確実に魂が入っています。
ぜひお店まで足をお運び頂き、そのオーラを感じて下さい。

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makoto
横山誠

ふと気がつくとスポーツバイクと触れ合い始めてもうすぐ30年。 ゆっくり長〜く乗り続けるためのあれやこれやを考察中。 乗るのも、触るのも、直すのも、作るのも、やってます。
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