Steel is real…

 
春の訪れを告げる満開の桜がここ名古屋でも見頃を迎え、短い命ながら一生懸命に咲く桜の花に多くの人々は心を奪われる。
 
そんな桜の便りとともに、1台のバイクが産声をあげた。
 
 

 
オレゴン州ポートランドでハンドメイドされるBreadWinnerCycles / ブレッドウィナーサイクルズのモダンスチールレーサー、LOLO。 先月のNAHBS2017でもショーバイクとして展示されていたバイク。 オーダー頂いた方のご協力もあり、ショーバイクとしてお披露目させていただいていたフレームが海を越えて春満開の名古屋で無事に花開いたわけだ。
 

 
様々な乗り手の体にフィットするよう、1本1本に対して図面を引き製作されるカスタムサイジングを取り入れ、ご希望があればお好みのカラーにペイントすることも。 そう、この世で1台のあなただけのバイクを作ることができるのだ。 今回のバイクもブラックにシルバー+ピンクのロゴをあしらった春を感じるスペシャルペイント。
 
桜の花の命は短いかもしれないが、オーダーフレームはその乗り手にとって一生咲き続ける。
 
あとは思う存分にペダルを漕ぎ進めていけば良い。
 

BreadWinnerCycles / LOLO 

ブレッドウィナーサイクルズのオーダーのご相談は、サークルズまでお気軽にお問合せ下さい。
 

スチールフォーク+スチールフレームバイクへの最適解。

 

 
シムワークスバイニットーのラインアップ中でも、美しいフィレット仕上げで人気のアナリーステムに、バークランプ径26.0mmバージョンが仲間入り致しました!
 
実はこのステム、アメリカの代表的なシムワークス販売店 ゴールデン サドル サイクリーのカイルが、自分の所有するALL CITY SPACE HORSEにSW60 トゥースマイルバーをよりクールに装着したいという、とってもわがままな希望を答える形で生まれた経緯があります。
 

Space Horse Disc – Loaded Touring from All-City Cycles on Vimeo.

 
細身のトップチュービングを持つスチールバイクには、やはり細身のセンター径をもつSW51コミザルーバー、SW60トゥースマイルバー等、センター径26.0mmのハンドルバーなどと組み合わせることによって、動画のツーリングのような超長距離を安心感とともに適度なしなりをもたせ、ライダーへの負荷を逃してくれます。
  
 
お馴染み、サーリーのペーサーや、
 
 
シエロ バイ クリスキングのスポルティーフ、
 
 
そしてブレッドウィナーのコンチネンタルのようなバイクなど、そのすっきりとした細身のコクピットを実現することによって、クロモリスチール製バイク特有のルックスをより洗練させることができるのです。
 

 
SimWorks by NITTO / ANNA LEE-S STEM
 
Material : CrMo Steel
Angle : 75 deg.
Extension : 90, 100, 110mm
Bar Clamp : 26.0mm
Post Stack Height. : 72mm
Color : Silver, Black
Price : ¥13,000-(税抜)
 
 
個人的にはスチールフォーク+スチールフレームのバイクへの最適解だと思うこのステム。 さぁ、あなたはどんなアッセンブルをしますか?
 

ご購入はこちら

 

I’m in BIKETOWN.

 

ソルトレイクでのショーを終え、ポートランドへと戻ってきた。

 
 
雨の多いポートランドではあるが、バイクタウンというだけあって、そんな天気にも関わらず自転車に乗っている人は多い。 ここへ住み移ってくる人もどんどん増えており、ダウンタウンに出入りする車の渋滞は絶えない現状を見ると、やはり自転車はスマートな交通手段となるわけだ。
 
 
通勤時間ともなれば、こんな光景がいたるストリートで見られる。
 
ともかくまずは、腹ごしらえ。
 

 
Elevator Cafe and Common/エレベーターカフェアンドコモンは、クリスキングのジェイ・シシップが手掛けるコーヒーショップ。 すぐ近くにある名店Coava Coffeeの豆を活かしたコーヒーは至極の一杯。 シンプルイズベストなブレックファーストサンドイッチを頬張って良い1日のスタートを切るには打って付けの場所。
 
 
そして必ず立ち寄るのはこのお店。
 

Tabby Socksはこちらでも好評。 サイクリスト、ハイカー、ランナー問わず愛用されているという嬉しい声も聞けた。
 
 
ポートランドの火曜の夜はバスケットと決まっている。 去年現地で買ったバスケットシューズを持ち込んで、今年も一緒にプレーを楽しんだ。 クリスキングの社員や、スタンプタウンのバリスタなど自転車だけに固執せずに様々な人達と繋がれるコミュニティーがしっかりと根付いている。
 
 
彼がそのコミュニティーの中心人物であり、去年の野辺山シクロクロスでの来日も記憶に新しい、The Athletic Community/ジ・アスレチック・コミュニティーの仕掛人、ジェレミー・ダン。 好きなバッシュのこととか、おすすめのお店のこととかキュリアスジャパニーズらしく色々聞きましたが、ちゃんと今後の展望や、新しいプロジェクトのお話もお話したのでご安心を。 ハンドキャリーでいくつか新しいソックスも持って帰るので、入荷をお楽しみに。
 
 
次に向かったのは、我々と同じくソルトレイクから戻ったばかりの彼らの工房へ。
 
 
BREADWINNER CYCLES/ブレッドウィナーサイクルズの二人はショーから戻って間もないにも関わらず、せっせと製作をしていた。 とにかく忙しいのは良いことだ。 実は今回のショーバイクのうち1台は日本へとやってくる。 そしてバッグオーダー中のフレームも順次製作を進めているので完成を楽しみに待とう。
 
 
そんな二人は近々工房も移転して、より良い環境で製作ができるようにしていくと彼らのビジョンを話してくれた。 今後もますます彼らから目が離せない。
 
 
そして、今回の旅はショーだけではない。 ここが最終目的地であり、ある意味スタート地点でもある。
 
 
訪れたときはちょうどお昼休み、社内にあるクリスキングカフェではこんな光景も見られる。 そしてランチに頂いたチリドックはもちろんとても美味しく頂けた。 同時にアーリーバーズがあることの有り難みを強く感じる。
 
 
仕事を片付けたら、Time to ride!!
 
 
ボーリング場だった建物を改装してできた室内バイクパークLumberyard/ランバーヤード。 室内パークの横では美味しいピッツァを頬張る事もでき、夕方からは大勢の人で賑わう。 何より子供たちがこうやって夢中になって遊べる場所があるっていうのがとても素晴らしい。
 
 
水曜や金曜の夜はここに来れば誰かと会えるのも、この場所ならでは。
 
 
ブレッドウィナーのトニーは、彼自身のために特別に作ったダージャンバイクで自由自在に飛んでいた。 さすがマウンテン畑出身だけあって、とにかく上手い。
 
 
シエロのメインビルダー、オスカーも負けずとジャンプ! 彼もまた自身で製作したおニューのダージャンバイクの筆おろしの日でもあった。
 
 
そして、そんなオスカーの愛娘アリスンはまだ小さいながらも大人顔負けの凄いライディングスキルを見せてくれた。 正直びっくりするぐらいうまい。 他の子供達もとにかく上手で、何よりみんな夢中になって遊んでいる姿がとても印象的だった。
 
何も自転車に限ったことではないが、夢中になれるものがあることはとても良いことだ。 そしてそこに情熱を持っている人達が混ざり合うから、この街が素晴らしいと感じるのだ。 一度きりの人生なのだから、仕事も遊びも夢中になって全力でぶつからないともったいない!
 
 
雨続きだった街にもこの週末は待ちに待った青空が。 そしていよいよこの旅も終わり。 まずは無事に帰国の途に付いて、アメリカでのお話もまたこちらで随時お伝えしていくのでお楽しみに。
 

創造・想像

 
怒濤の3日間のだったNAHBS/ナーブスを終え、1200kmのロングドライブでポートランドへ。
 
 
往路では夜通し走ったためその全貌が分からなったグレートソルトレイクのあまりにも広大なスケールに呆然とし、すれ違うトラックの大きさ、果てしなく真っすぐ続く道、今まで自分が見てきた世界はなんだったのかと思ってしまう程、とにかく今自分たちが立っているところはとてつもなく大きな大陸なんだと再認識。
 
まだまだ旅は続きますが、ソルトレイクでの3日間を振り返っていくと、創造(想像)力っていうものは大事だなと改めて感じたショーだった。
 
 
ビルダーのジェレミー自身がモアブで実際にライドをしてそのままショーに持ち込んだSycip / シシップのマウンテンバイク。
 

May the force be with you.
 
バイク自体はもちろん、アッセンブルもジェレミーらしく硬派な中にもどこか優しさを感じることができる1台は、ランドスピーダーを忠実に再現した素晴らしいペイントが施され、間違い無く会場中の男心を鷲掴んだ。
 

 
今年も9台という圧巻の数のショーバイクを見せきったBreadWinner Cycles / ブレッドウィナーサイクルズ、数あるバイクの中でも個人的に惹かれたのはフラットバーでアッセンブルしたB-ROAD。 通勤でも使えるし、ダートを走るにはもってこい。 ドロップバーに変えれば積極的に遠くへと足を伸ばしていく事もできる。
 
 
ポーセリンロケットのカスタムフレームバッグが目についたW.H.Bradford / W.H.ブラッドフォードのグラベルバイクもフラットバーでのアッセンブル。 そして今回のショーで多く見られたグラベルバイクにドロッパーポストの組み合わせ。 しかも内装ハブに加えてS&Sカプラーで分割できるときたもんだ。 つまりはどこでもなんでもやっちゃうぞってやつ。
 
 
Steeve Potts / スティーブポッツのバイクを見ると、速く走るだけが自転車じゃないんだよってことをしっかりと教えてくれる。
 
 
サンタバーバラにおいて着実に実力を付けてきているStinner Frame Works / スティナーフレームワークスのモンスタークロスはシクロクロスから派生した昨今のグラベルライド事情をしっかりと汲み取った一台。 自分たちがやるべきことを明確にした上で、ペイントワークにも力を入れている彼らはこれからやれる事とやれない事を伸びていくに違いなし。 既にご自身のアンテナにビビビッときてしまった方はご相談下さい。
 

そして最後にもう一人。
 
彼の存在を知ったのは去年のNAHBSのときだった。 今年23歳にしてベストマウンテンバイクアワードに輝いたモンタナの新進気鋭ビルダーのSklar / スカラー
 
 
若いながらも素晴らしいセンスを持っていて、先人達から学んだ事をしっかりと自分自身に咀嚼してビルディングしている。 今年は良い意味でこういった次の世代のビルダー達の活躍が見られた。
 
 
どの時代やどんなコミュニティーにも常に若返りは必要だと思う。 そして彼はまさにそんな時代を担うニューホープ。 そして何より彼には情熱がある。 彼とは長い付き合いになる予感。
 
もちろん先人達がやってきた功績はとてつもなく大きいことは周知の事実。 そこに逆らうわけではなく、今まさに若い世代が未来を想像し、創造するタイミングにきているのだと思う。 そう、つまりは僕らの番が回ってきたっていうことだろう。
  
   

NAHBS Calling…

 
いよいよアメリカ・ソルトレイクシティではNAHBS/ナーブスが始まる。 例年、ソーシャルメディアの発達もあり、どんどん情報が早く手に入るようになってきていたり、年を重ねるごとに多くのマスプロメーカーも力を注ぐようになっている。 それでもやはりものを作ることへの情熱を感じることができ、新しいアイデアやパッションが湧いてくるエネルギーに溢れ、足を運ぶべき現場だと思うと同時に、ビルダーたちもそこに照準を合わせて様々な挑戦をしてくるだけに、その年のトレンドをうらなう重要な機会となっている。
 
特に今年は、事前情報のリークやティージングをメーカーやビルダーがうまく手を取り合いながら世の中に発信しているなと思いながら、ついつい夜遅くまでSNSパトロールをしてしまう日々が続いていますが、お馴染みの彼らもそれを上手にやっているチーム、先日上がったばかりのムービーを是非見て欲しい。
 

Breadwinner Custom Steel Bicycles from Breadwinner Cycles on Vimeo.

 
そしてタイミング良く、日本でも最高の一台が組み上がった。
 
 
Take the long way homeというコンセプトのもと、BreadWinnerCycles/ブレッドウィナーサイクルズB-ROADのリミテッドエディションのオファーがあったのは去年の秋のこと。 そのバイクがNAHBSを前に形になった。
 
以前はストックサイジングでの展開をしていたブレッドウィナーだが、基本のジオメトリーをもとに、オーダー to メイドで作られるようになったことで、より多くの人の身体に合わせてバイクを作ることができる。 正しいサイズの自転車に乗る事を想像してもらうのは難しいかもしれないが、例えば自分自身の身体にあわせて作られたスーツやジャケットがしっかりと身体にフィットすることと同じである。
 

 
同じくポートランドの拠点を置くギブネールのパーツを使っていたり、特別にマッチペイントされたSILCA/シリカのフレームポンプもしっかりと装備と抜かりなし。 タイヤに関しては700cでオマージュが履けたり、650Bにダウンサイジングしてグランボアを履くのも調子良しな優等生。
 
あとはどこへでも気持ちが赴くままにペダルを漕ぎ進めるだけ。 そしてこいつに跨がれば本当にそんな気持ちになっちゃうから不思議なもの。
 
アメリカから帰ったら一緒に乗りましょうね。
 

 

-SPECS-
Frame BreadWinner Cycles B-Road / Take The Long Way Home Edition
HeadSet Chris King Inset7
BB Chris King Thread Fit24
Brake TRP Hylex
Lever Gevenalle CX2H
Main Group Shimano 105
Hub ChrisKing R45 Disc 15mm Thru
Rims H PLUS SON The Hydra
Handle SimWorks By Nitto Marcella 410mm
Stem Thomson X4 90mm
Seatpost Thomson Elite
Seat WTB Pure Race Black
Tire SimWorks By Panaracer The Homage 700x43c

しげ的2016年振り返りバイク紹介。

 
今年も残すところあと僅か。 来週の今ごろはもうとっくにニューイヤーを迎えているのですが、まだその実感が湧かず、僕はといえば、年末の伊豆への冒険に向けて地図と睨めっこしながら浮かれているところです。 もちろん遊んでばっかりではございません。 あっという間に過ぎ去ったこの1年を振り返る意味も込めて、たまには色々とやってるんだよっていう証をと、サークルズから今年旅立って行ったバイクの中での個人的なベスト3をご紹介。
 
素晴らしい自転車の数々が、ここ名古屋くんだりできっちりと乗り倒されている!と思うと、嬉しいと同時に誇らしく、そして改めて考えてみるとすごい事だなと驚愕していますが、早速ご紹介していきます。
 

BREAD WINNER CYCLES / Continental
 
飛ぶ鳥を落とす勢いで、そのファンが増えているオレゴン・ポートランドのブレッドウィナー。 そんな彼らの今年のNAHBSでのショーバイクとしてもお披露目させて頂いたコンチネンタルは、ブレッドウィナーが発足するキッカケにもなったバイクであり、SUFFER/苦楽を経験するというロードライドの根源的な部分を楽しむ事に重きを置いたモダンスポルティフ。 フェンダーを取り付ける事も想定した十分なクリアランスを有するロードフレームは、舗装路や多少の未舗装路といった路面状況や、距離の長短を問わずにずっと跨がっていたいと思えるバイク。 ありがたいことに来年のショーバイクのご縁もあり、来期の動きも楽しみなビルダーです。
 
DeSalvo Custom Cycles / Ti Road
 
UBIの教員でもあり、個人事業主でもある、泣く子も黙るティグウェルダー、マイクデサルボの手によって作られるチタンロードバイク。 目一杯乗り込んだ人達が目指す先にはやはりこの金属。 とはいえチタンという素材は適当に考えてしまうと痛い目に遭うので注意が必要です。 そして個人ベースでやっているビルダーな中で、チタンのオーダーを考えているのであれば私は胸を張ってマイクを推薦します。 そんな彼にすべてを託し、より遠くへとペダルを踏み込みたくなるバイクを!というご希望でお願いした一台は、アッセンブルも踏まえて綺麗に組み上がったと自負しています。 待つという最大の辛抱ができる人のみが知る事のできる最上の一台です。
 
Seven Cycles / Axiom SL
 
そして最後は、パイセンにオーダーを入れて頂いたセブンサイクルズの不朽の名作アキシオムSL。 アメリカ文化発祥の地であるボストン生粋の遺伝子を持ち、年間優に2,000本ものオーダーバイクを製作(しかもそのほとんどがフルカスタム)するということをやってのけてしまう彼らの長年の経験で培われた独自のフィッティングメソッドは、あなたの思い描いた通りの走りを実現させるバイクを作る事を可能にします。 バイクとしての重量はもちろん、ハンドリングの落ち着きからくる扱いやすさ、そして踏み込めば気持ちよく応えてくれる走りの軽さで安心・安定以上の満足を得られるドリームバイクです。
 
これ以外にも様々なバイクがお嫁に出て行ったのですが、どのバイクにもそれぞれオーナーさんの想いが詰まっており、どれ1つ同じものはなく、このような色んな自転車と、そして色んな人達と関わりながら毎日仕事ができる事に感謝! そして、軽さや走りの速さといったものは問わずに、とにかくありとあらゆる人が自転車に跨がって、みんなが笑顔になってくれたら良いと思います。 その先に見える世界は人によってさまざまだと思いますが、できるかぎりそのお手伝いをしたいなと思っております!
 
どうぞ皆様お身体にはお気を付けて、素敵な新年をお迎え下さい。 明日は年内最終営業日。 皆様のお越しをお待ちしております!
 
Best wishes for the new year!!
 
 

Take the long way home.

 

そう、みんな最初はロードバイクでした。
  
かつてはGentlemen’s Raceという名を冠した現在のRapha Prestigeに端を発するようなエピックライドを重ねていくうちに、荒れた舗装路や、今まで足を踏み入れた事のなかった砂利道、もしくは農道などを走ることが当たり前となってきたのです。
 
最初はロードバイクにできるだけ太いタイヤを履かせ走らせていたのが、やがて太いタイヤを履かせたシクロクロスバイクで走るようになり、多くの探検好きなサイクリストは、どこまでも遠くへ行けるロードバイクをベースとしながら、シクロクロスのようなタイヤクリアランスを持ち、悪路も気にする事無く進んでいけるバイクを求めるようになったのです。
 
Breadwinner B-Road and the Outback from Breadwinner Cycles on Vimeo.
 
BreadWinnerB-Roadもまさにその流れの中で生まれたバイク。シクロクロスのラインナップであるHoleshotをベースに、より遠くへ、どんな道でも力強く進んでいく事のできるバイクとして、TonyとIraの手によって作られました。(IraがB-RoadでOregon Outbackを走ったときのムービーはいつ見ても衝撃的。)
 
BreadWinner Cycles B-Road 
今回、ロードバイクでのライドを楽しんでいくうちに、もっと色んな道を走りたいという気持ちが強くなり、オーダーを検討していたオーナーさん。 最初はHoleshotも考えていらっしゃったのですが、シクロクロスのレースに出る事よりも、とにかく四季を通していろんな土地を探検するようにライドを楽しみたいということで、B-Roadをご提案させて頂いたのです。
 
BreadWinner Cycles B-Road 
ライダーの体格や、ライドスタイルにあわせてNotubesのIronCrossをChrisKingのR45 Discでハンドスパン。小柄なライダーなので、Philwoodのバテットスポークと28Hの組み合わせで、強度を確保しつつも、なるべく軽く収めた足回り。 B-Roadは最大で40cのタイヤを呑み込み、希望に応じてフェンダーアイレットを設ける事も出来ます。(その場合の最大タイヤ幅は32cです。)
 
BreadWinner Cycles B-Road 
冒険心に満ちあふれたバイクは、万一の事態も考えて3つのボトルケージ台座を標準装備。
 
BreadWinner Cycles B-Road 
サドルはBrooksのCambium C13。ステムやシートポストはトムソンを装着。トムソンは私自身もシクロクロスレースやグラベルライドで使っていますが、重量的にも良く収まっていながら、とにかく安心して使い切れる丈夫さを気に入って、長い間使っています。
 
BreadWinner Cycles B-Road 
そしてこちらはエピックライドの必携品となりつつあるフレームポンプ。アメリカに拠点を移して生まれ変わったSilca/Imperoフレームポンプをフレームにあわせてマッチペイントしています。 もちろん見た目を整えただけでなく、パンクトラブル時や、路面状況に応じた空気圧のセッティング時にはとても重宝するアイテムです。
 
BreadWinner Cycles B-Road 
週末ともなれば、色んな土地で、まだ走った事のない道を探検するようにライドを楽しんでいるオーナーさん。確実に今まで以上にライドの幅を広げてくれるバイクです。
 
今までに、ロードバイクで行っても引き返していたような道、そんなところに直面しても構うことなく突き進む事ができる、ブレッドウィナー的解釈のアドベンチャーロードバイク。 気が早いかもしれませんが、冬の過ごし方も変わるバイクだと個人的には思います。 もちろんフェンダーを付ければ、梅雨のライドや通勤だって快適なものに。
 
より豊かな生活にこんな自転車はいかがでしょうか?
 
BreadWinner Cycles B-Road 

-BIKE SPECS-
Frame BreadWinnerCycles B-Road
HeadSet Chris King Inset7
Crankset Shimano DuraAce FC-9000(50/34T)
BB Chris King Thread Fit24
Brake Shimano BR-RS785
Brake Lever Shimano ST-RS685
FD Shimano Ultegra FD-6800
RD Shimano Ultegra RD-6800 GS
CS Shimano Ultegra CS-6800(11/32T)
Rims Stan’s Notubes Iron Cross 28H
Spoke Philwood Double Butted
HUBS Chris King R45 Disc
Tires Panaracer Gravel King 700x32c
Handle SimWorks By Nitto Wonderer 390mm
Stem Thomson X4 90mm
Seatpost Thomson Elite
Seat Brooks Cambium C13
Frame Pump Silca Impero Ultimate Frame Pump

Recent Build – BW Continental –

 
遡ること今年の2月。サクラメントで開催されたNAHBS(ナーブズ)BreadWinnerブースで、数あるショーバイクの中でも一際その独特な存在感を放っていた一台のバイク。
 
それこそが、Continental(コンチネンタル)である。
 
BreadWinnerCycles Continental 
トニー・ペレイラとアイラ・ライアンがブレッドウィナーサイクルズとしてのキャリアを始めるきっかけとなったバイクは、ラファのコンチネンタルライドを走り切ることのできるタフでかつ柔軟なフレーム性能を誇るだけでなく、古典的なホリゾンタルフレームの持つ美しいフォームとスチールバイクらしいエレガントな佇まいを併せ持つという、彼らのフィロソフィーが詰まった、彼ら自身はもちろん、僕らも大好きなバイクです。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
ナーブスを控えた今年の初めにお客様から頂いたオーダー。ブレッドウィナーの彼らからショーバイクとして是非協力してほしいというオファーもあり、SimWorks By Nittoのコクピットや、SimWorks By Honjoのフェンダーをアッセンブルしたバイクを、実際にショーで展示する又とない機会を頂きました。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
今回採用したのは、コ・ミザルーバーウェンディステムという組み合わせ。 レースユースではなく、サファーライドを想定した場合には、昔から存在する26.0mmクランプという細めのパイプ径のもつしなやかさが、時として剛性感よりも重要とされます。つまりこの組み合わせはコンチネンタルのようなスチールバイクに非常にフィットするのです。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
ブルべやロングライドを好んでされているオーナー、今回ブルベへの投入を視野にコンチネンタルをオーダーして頂いたのですが、26cと少しボリュームのあるタイヤに、SW Honjoのスムース35フェンダーを奢って雨の日も風の日も力強く進む意志がみなぎったアッセンブル。 足回りもChris KingのR45ハブと、HEDのBelgiumというリムでとにかくノントラブルで走りきれることを心がけました。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 
フェンダーはもちろん、Silcaのインペロフレームポンプもフレームカラーと同色にマッチペイントを施しバイクとしてのトータルバランスも綺麗に整えるのは、コンチネンタルのようなモダンとノスタルジックを併せ持つバイクのアッセンブルにおいての醍醐味だと思います。 こちらのフレームポンプはサークルズでも取り扱っておりますので、ご興味ある方はお気軽にご相談下さい。
 
BreadWinnerCycles "Continental" Show Bike of NAHBS2016 

-BIKE SPECS-
Frame BreadWinnerCycles Continental
HeadSet Chris King NTS Pewter
Crankset Shimano Ultegra FC-6800(50/34T)
BB Chris King Thread Fit24 Pewter
Brake VeloOrange GrandCru LongReach
Brake Lever Shimano Ultegra ST-6800
FD Shimano Ultegra FD-6800
RD Shimano Ultegra RD-6800 SS
CS Shimano DuraAce CS-9000(12/28T)
Rims HED Belgium Front:24H/Rear:28H
Spoke DT Swiss Champion
HUBS Chris King R45
Tires CompassCycles Cayuse Pass 700x26c
Handle SimWorks By Nitto Co Misirlou 410mm
Stem SimWorks By Nitto Wendy 110mm
Seatpost SimWorks By Nitto Beatnik Post
Seat Brooks Swift
Fender SimWorks By Honjo Smooth35
Frame Pump Silca Impero Ultimate Frame Pump

 
Mr.Nishita with his Continental 
早速、先日600kmのブルベを走られたオーナーさん。 その佇まいとは裏腹に、『しっかり踏みなよ。もっと遠くへ行こう!』まるでバイクがそう訴えかけてくるようにしっかりとグイグイ進んでいくのが第一印象。 「より遠くへ、より楽しく。そのためにシリアスに走るわけではなく、諦め悪く淡々と走るのが自分のライドスタイルなんです。」そう彼は言います。 コンチネンタルはまさにそんなライドスタイルに当てはまるバイクだと思います。
 
次は何処へ、どんな冒険をされるのか、お話を聞かせてくれるのがとても楽しみです。
 

NAHBS 2016 is over…

長いようであっという間の3日間が過ぎていきました。

毎晩のようにビルダーやサイクリストが集まりパーティーが開かれ、そこには自身のバイクを持ち込んでいたPaul Componentのポールおじさんの姿も。颯爽とパーティー会場へとペダルを漕いで行ったのが印象的でした。とにかくこの3日間、いつも以上にサクラメントのダウンタウンはサイクリストで溢れており、他にも150km離れたサンフランシスコから当たり前のようにバイクでやってくる来場者も多かったです。

前後スルーアクスルや27.5+のセミファットタイヤ、Cielo Base Racerにも採用されている上下異系のヘッドチューブなど、これからの展望が見えてくる部分も感じる事ができたのですが、個人的には、ナーブスらしい自由な発想やチャレンジングな姿勢によって生み出されるものがまだまだ見られるという実感と、実際その多くは僕らがよく知っているカリフォルニアのビルダーによるものであるという確信も得ることができました。

Pre-show set-up and they’re already making use of the cargo deck on our new rig. #huntercycles #nahbs2016

Randi Jo Smithさん(@randijofab)が投稿した写真 –


リックが作ったキャンプワゴンという名のついたカーゴバイクは、ご存知Randi Jo Fabricationのランディのために作ったバイク。もちろんそこには彼女お手製のバッグがぴったりとフィットするように取り付けられ、家族でのキャンプライドを楽しむことが出来る。その光景を想像しただけでも温かい気持ちになった。

Frances Cycles Strawfoot

Frances CyclesのサイクルトラックにはStrawfootのギャレットが作ったバッグがしっかりとフィット。こういう自転車が日本の街でももっと活用されたらなと強く思います。

Best City Bikeを受賞したBreadWinner Cycles。今回のショーの間にも実際何台かオーダーをもらっており、やはりうまくオーガナイズされたセミカスタムのオーダー方式は皆さんにとってもとても選択しやすいという事実の現れです。そしていつかこんな素敵なArbor Lodgeを組みたいという女性が現れたらなと切に願うのです。

Blackcat bicycles

Best in Showを受賞したBlackCat BicyclesのTodd。受賞が発表された瞬間にカリフォルニアビルダーたちが集まっているブースの辺りでは、大きな歓声とともに彼の受賞を皆で讃えていたのが印象的で、本人は少し照れながら、「そんなに大したものではないですよ」と言わんばかりに控えめにコメントをしていたのもまた彼らしかったです。

そして、今回初めての出展となったSimWorksにも3日間多くの皆さんに足を運んで頂き、無事に終える事ができました。シムワーカー達とはサクラメントで別れ、僕らは今晩からポートランド入りしています。

とにかく、自分たちが正しいと思うことをしっかりと形にする事を大切に。
この目で見て、聞いて、感じてきたいと思います。旅もあと3日となりましたが、もう少しお付き合い下さい。

4年を経て。

遡ること2012年。自分自身にとって初めての経験だったNAHBS/ナーブスが開催されたのがカリフォルニアの州都であるサクラメント。そして4年の時を経て、私は再びその地に立っています。ナーブスとしては久しぶりのカリフォルニア開催。当時に比べて大きく変わったものもあれば、変わらないものもあり、時が経つことを感じると共に、いつ来ても新鮮な気持ちにさせてくれる人たちがたくさんいることは、僕らにとってかけがえのない事だと強く思います。

NAHBS2016

4年前と比べた時の大きな変化のポイントとしては、やはりCielo By Chris KingBreadWinner Cyclesに代表されるような、セミカスタムの短納期型ハンドメイドバイクビルダーの台頭が挙げられると思います。

BreadWinnerCycles2012年の時にはまだ二人でタッグを組んでいなかったBreadWinnerCycles。ビルダーの一人トニーはお気に入りの愛車のバイクに自転車をマウントして、週末になればトレイルまで出掛けて目一杯山遊びを楽しみます。

Bread Winner Cycles GoodWeather

今回BreadWinnerの二人がニューモデルとして引っさげてきたのは、Good Water/グッドウォーターというとても親しみやすいネーミングのピュアなオールマウンテンバイク。

BrradWinner GOOS Ahip

ユタ州にあるトレイルの名前が冠されたバイクは、27.5+といういわゆるセミファットサイズ(3.0″)のタイヤを呑み込み、29×2.3″にも対応する万能型マウンテンバイク。山遊びが得意なトニー・ペレイラの声が詰まったバイクです。

BreadWinnerCycles Continental

ContinentalにはSimWorks By Honjoのフェンダーをインストール。
今回良い機会に恵まれ、日本で嫁ぎ先が決まっているバイクをショーの為に準備させて頂きました。

BrradWinner CONTITNTAL Cri

BreadWinner B-Road

そして、既存モデルの中で、LOLO(ロードモデル)、HOLE SHOT(シクロクロスモデル)、B-ROAD(グラベルグラインダー)のそれぞれ3つのモデルにおいて、ディスクブレーキ仕様の場合、リアエンドが142x12mmスルーアクスルのオリジナルエンドも選べるようになりました。

Cielo By ChrisKing Base Racer

Cielo By ChrisKingからはBASE RACERと呼ばれるニューモデルが発表されました。142x12mmスルーアクスルに新規格のT47BBを採用するだけでなく、ENVEのGRDフォークを標準装備し、38cまでのタイヤを呑み込むクリアランスを持つグラベルグラインダーです。

Cielo By ChrisKing Base Racer

Cielo By ChrisKing Base Racer

そして、40周年を迎えたChrisKingはそのアニバーサリーモデルとして、Olive Drab/オリーブドラブカラーを発表。惜しまれつつも廃盤カラーとなったグリーンに変わってこんな選択肢が加わるようです。

初日を終え、サクラメントのローカルビルダーであり、バイクショップも営むRex Cyclesにて開催されたオフィシャルパーティーへ。Chris Kingが主催するパーティーは毎年各地のショーで開かれていますが、このようにローカルのショップを会場として使うことは、当たり前のようですが、やはりそこに関わる人、そしてその先のコミュニティが豊かになる事を想っているからこそできることだと思います。

Chris Diminno with Keita Odaira

そして、みなさんもきっとどこかで見覚えのあるシェフが、もうすっかり息の合うマイメンと一緒に腕を振るって参加者の方々に食事を振る舞っていましたよ!