Steel is real…

 
春の訪れを告げる満開の桜がここ名古屋でも見頃を迎え、短い命ながら一生懸命に咲く桜の花に多くの人々は心を奪われる。
 
そんな桜の便りとともに、1台のバイクが産声をあげた。
 
 

 
オレゴン州ポートランドでハンドメイドされるBreadWinnerCycles / ブレッドウィナーサイクルズのモダンスチールレーサー、LOLO。 先月のNAHBS2017でもショーバイクとして展示されていたバイク。 オーダー頂いた方のご協力もあり、ショーバイクとしてお披露目させていただいていたフレームが海を越えて春満開の名古屋で無事に花開いたわけだ。
 

 
様々な乗り手の体にフィットするよう、1本1本に対して図面を引き製作されるカスタムサイジングを取り入れ、ご希望があればお好みのカラーにペイントすることも。 そう、この世で1台のあなただけのバイクを作ることができるのだ。 今回のバイクもブラックにシルバー+ピンクのロゴをあしらった春を感じるスペシャルペイント。
 
桜の花の命は短いかもしれないが、オーダーフレームはその乗り手にとって一生咲き続ける。
 
あとは思う存分にペダルを漕ぎ進めていけば良い。
 

BreadWinnerCycles / LOLO 

ブレッドウィナーサイクルズのオーダーのご相談は、サークルズまでお気軽にお問合せ下さい。
 

クロネコのお話。

 
 
カリフォルニアはサンタクルズ東部に位置するアプトスという小さな街にBlackCat Bicycles/ブラックキャットバイシクルズの工房があります。
 
10代の頃から自転車屋で働き出し、またサンタクルズ バイシクルにも長年勤め、そこで培った多くの自転車製造の基礎と最新のマテリアルまでの知識と知恵をフル活用しながらも、シンプルかつ丁寧にフレームビルディングを行い、更には自分自身でそのユニークで独特なペイントワークもしてしまうという稀有なビルダーである、トッド・インゲメンソン
 

 
ハンターサイクルズでのヘルパーという期間を経て、フレームビルダーとして独立してから約14年となるのですが、彼が作るバイクは、モダンでハイセンスなカスタムバイクという枠だけでは捉えきれない、その繊細な溶接とマシニングを用いた自転車製造技術は多くのカリフォルニア・ビルダーの先人達が培って来た歴史をしっかりと新世代へと導いて行くビルダーの1人です。
 
彼の作り上げるバイクにはアートに近い感覚を覚えてしまうのですが、その実、使い切る事を前提としたユニークなバイクで、とにかく飾っておくなんてもったいないほどの性能、そして毎日跨がりたくなるそんなチカラを持ったバイクだと思います。 それ故にファンも多く、とにかくオーダーのリードタイムは長いのですが(現状、約2年お待ち頂くことになります)、現在ここ日本でも、彼にオーダーを入れそのフレームが出来上がるのを心待ちにしている方が多くいらっしゃることは、我々としてもとても嬉しいことであります。
 

 
彼のつくるフレームは自由なアイデアに満ちあふれていて、その特徴としてはやはり彼自身の手によるその独創的なペインティングワークが挙げられるのですが、実はもっと知って欲しいのは、そのペイントの下に隠された思想やフォルム、そして旋盤加工により生み出されるオリジナルのエンドパーツや、彼の手によって削り出されるラグなどの造形の美しさ、そして自転車とそれに跨がる人が1つになって完成されていく意味を理解した上でのパイプチョイスといったことなのです。
 

 
常に既成と自由を信じ、既成の中にも自由や自己表現をしていこうと行動を起こすような人にはやはり信頼が置けるのですが、トッドも多分にもれずそんな人間の一人であり、彼のフレームビルディングには、そんな自由な発想や、彼らしい表現を感じ取る事ができるのです。 だからこそ彼を信頼でき、今まさにお待ち頂いている方々もそうやって彼を信頼してくれているのだと思います。
 
そんな彼とサークルズ・シムワークスが共同企画として製作をお願いしたDisc Racer/ディスクレーサーや、Smooth Road/スムースロードは、シンプル・イズ・ザ・ベストをコンセプトとし、決してスチールバイク=ノスタルジックということではなく、そして過度なスペックというものを追い求めずに、とにかくファンツールとしてライドを末長く楽しむ事ができ、そしてそれを選んだ乗り手の人生がより豊かになることを想像したハンドメイドフレームです。
 

BlackCat Bicycles / Disc Racer

 

BlackCat Bicycles / Smooth Road

 
もちろん、より明確にあなたが望んでいるイメージを形にするのであれば、カスタムオーダーのご相談もお待ちしております。 ですが、上記2台のコンセプトがピッタリとあてはまり、そしてサイズが合うということがあれば、それは出会い以外の何ものでもないと思うのです。 用途に合わせたアッセンブルや、乗せ換えのご相談等、どうぞお気軽にサークルズ2F、テーラードまでご相談下さい。

 

 BlackCat Bicycles / ストックフレーム 

 

Steel is real…

ブンのバイクは何もチタンばかりではないのです。意外と知られていないのですが、スチールのバイクも製作しています。

Seven Cycles Axiom Steel

自転車におけるカスタムデザインとは建築のようなもので、正しいバランスポイントを探し出す事がその全ての事柄を変えていきます。 最高のカスタムフレームを作るための鍵はやはりそのバランスなのですが、それを作るためには十分な選択肢を持つという事が重要になります。

セブンの工房には様々な種類のチューブがしっかりと在庫してあり、スチール、チタン、カーボンといった素材の違いはもちろん、さらには直径のサイズ、そして肉厚の異なる幅白いバリエーションがあります。そのほとんどはバテットチューブであり、それらを上手く組み合わせることによってライダーの好みと自転車自体の乗り心地を最高なものへと導いていきます。

Seven Cycles Axiom Steel

適切なチューブを選択するには、ライダーの身長や体重、足の長さや身体の柔軟性と言った身体的な特徴はもちろん、どのようなライドで日々楽しんでいるのかを知る事もとても大事になります。加えて見た目の美しさも然り、ライダーがどのくらいそのドリームバイクで攻めていきたいのか、もしくはどのくらい快適に乗りたいのかという事なども同じく大事になってきます。それ故、セブンのオーダーシートでは事細かな情報が必要とされるのですが、そこからカスタマーが求めているフィーリングを読み取り、セブンが今までに積み上げてきた数々のデータとリアルサイクリストであるビルダーの経験値をもとにベースとなるチューブの基本スペックに調整を加え、実際にカスタムフレームが作られます。

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よって、全てのセブンのバイクは違いますし、それぞれに個性的でユニークで、それぞれがそのオーナーさんにとってのドリームバイクなのです。そんなセブン独自のフィッティングメソッド、もちろんチタンフレームのみならずスチールフレームにおいても同様の方法がとられています。

Seven Cycles Axiom Steel

今回完成したAxiom Steelは、とにかくロングライドを快適に楽しむというのを大前提としたフレームの硬さやハンドリングの調整に加え、スチール特有のウィップを活かした乗り味で、気持ちよく100km〜150kmのライドを満喫できるように、とても落ち着いたバイクに仕上がっています。そう、誰にとっても軽さが絶対的な正義ではなく、ライダーのニーズによって、何が正義かは変わりますし、今回の場合はそれが安定感であったという事なのです。

あなたが求める新しいバイクにおいて何が重要か。
そして、それをしっかりと咀嚼して形にしていく。

セブンのカスタムオーダーではそれを現実のものにすることができます。
いつでもご相談お待ちしております。

Seven Cycles Axiom Steel

 

-BIKE SPECS-
Frame SevenCycles Axiom Steel
Folk Enve Road2.0
HeadSet Chris King NTS Pink
BB Chris King ThreadFit
Crankset Shimano Dura Ace FC-9000 50/34T
Brake Shimano Dura Ace BR-9000
Brake Lever Shimano Ultegra ST-6800
FD Shimano Dura Ace FD-9000
RD Shimano Ultegra RD-6800 SS
CS Shimano Ultegra CS-6800 11-28T
Rims Enve Smart Enve System 3.4 WO
HUBS Chris King R45
Spokes Sapim CX-Ray
Tires Challenge Strada 700x25c
Handle Enve Compact 400mm
Bar Tape Lizard Skinz DSP1.8
Stem Enve
Seatpost Enve
Saddle WTB Pure-V
QR Shimano Dura-Ace