今年の春夏のニューアイテムの中で、個人的に気になったサイクルウェアといえばビブショーツ。
各メーカーのニューモデルのリリースが多かった事もありますし、ここ最近はビブタイプのレーサーパンツに抵抗無くチャレンジする方も増え、例年以上の動きがありました。余計なものを削っていき、より乗る事だけに快適性を突き詰めていくとビブショーツに突き当たるわけであります。
そして、在庫の少ない中、現在僕自身が使用していて尚かつオススメのビブショーツが再入荷してきておりますのでご紹介。
まずはこちら。
Q36.5
Salopette L1 Essential
¥28,600 (税抜)
今シーズン本格的にスタートしたイタリア発”Q36.5″
兎に角現状では最先端の技術が注がれたウェアだと思っております。
見た目の特徴といえば肩ストラップが、本当にサスペンダーのような位置に付いている事でしょうか。
ライディングポジションをとった時、よりショーツ部分を引き上げ、尚かつストレスが少ない形状となっています。
そして特筆すべきはその生地、というか糸。
上手くは説明出来ませんが、その使用する糸の伸縮性、耐久性が格段に良くなった為、生地にする際ニットのように編むのではなく、シャツのように織る事が可能になったのです。そうした事によって薄さ、軽さを得る事になるのです。
また、よく伸びてよく縮もうとするのでペダリングもスムーズに。
そしてその少しきつめのフィト感は快感になってきたりもするのですが、実は筋肉の余計なブレ?から起こるパワーロスを軽減、より効率の良いペダリングを可能とします。良い事尽くしです。
ちなみにパッドは信頼のCytec社のカスタムモデル。ASSOSと比べると少し薄めです。
なんだか嘘か本当かわからない気になってしまうかもしれませんが、僕が実際使ってそれを信じているのは事実。
とてもハイスペックなビブショーツです。
そしてここ最近登場回数が多いのがこちら。
Seach and State
S1-S Riding Short
¥26500 (税抜)
ちょっと前にも紹介したSearch and Stateは全てのアイテムがMade in NYのサイクルウェアブランド。
少ないアイテム数ではありますが、1つ1つのアイテムがマンハッタンのファクトリーで製造され、どれもシンプルで美しく機能的なものとなっております。(Search and Stateに関しては前回のブログもおさらいしてみて下さい。)
このビブショーツはとても心地の良い肌触りの生地を使用し、先ほどの”Q36.5″のようなサポート云々の機能はありませんが、長時間でもストレスの無い快適なライドが可能です。
その心地良さは使用しているときはもちろん、生地をさわってみただけでもわかってもらえるはすです。
パッドはこちらもCytec社のカスタムパッドを使用、厚みがありクッション性がとても高いです。
他に”機能”について細かくお伝えする事はないのですが、Search and Stateが快適で長く使えるものを信頼のできる仲間と丁寧に作り上げたとても”良い”ビブショーツです。
この2つのビブショーツ、僕の中ではある種両極に位置するもの。
どちらを選ぶかは履き手次第、まだまだこれからがショーツの活躍する時期、是非お試し下さいませ!