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【SEVEN CYCLES】His New EVERGREEN…

RIDE IS LIKE HAIKUでお馴染みのパイセンが初めてのSEVEN CYCLES / Evergreen SLをオーダーしたのは、遡ってみたらもう5年近くも前の話。 それ以来、本当に走ったことのない道はないんじゃないかっていうくらい僕が知る限りの悪路という悪路を走り回っている。

そんなパイセンと、昔からよく入っている近郊の低山があり、当時はマウンテンバイクという乗り物に跨って駆け回っていたのだが、いつしか二人ともドロップハンドルのバイクになるべく太いタイヤを履かせて山へと入っていくようになった。

当初は700Cのタイヤを履かせていた彼のEvergreenは、650Bのホイールを履かせてその行く先を問わないようになり、次第にもっと太いタイヤを履きたいと思うようになったのだった。

それに対する答えが、今回のバイク。

パイセンからのリクエストは、「太いタイヤが履ける」と言うこと。 具体的には、27.5×2.22″のSimWorks By Panaracer / SuperYummy を呑み込むドロップバーのバイク。

2台目のEvergreenと言うことですが、もちろん1台目でしっかりと彼自身の身体にフィットした数字を導き出せたので、基本的な設計の変更はなく、希望のタイヤクリアランスを満たす形に。

そして、せっかくの2台目ということで、今回はDropped Chain StayMoto 3D Chain Stay を用いることで、フレームの剛性を損なうことなく、悪路でもしっかりとトラクションがかかり、彼が望むオフロードでの快適な走りを実現させた。

最近では、グラベルバイクというものが出てきたおかげで、マウンテンバイクとの境界線がどんどんと薄れていっているが、そもそもカテゴリーと言うものは、誰かが作ったものであって、大切なのは、車種とかカテゴリーではなく、自分自身がどこへ・どうやって行きたいかということ。

そしてこのバイクはパイセンにとっての唯一無二の自転車だということ。

SEVEN CYCLESであなたの思い描くそのライドを実現してみませんか? しっかりと乗り手自身の身体にフィットし、そしてその使い方としっかりと向き合い、一から作っていくバイクは、カテゴライズできるものではなく、あなたにとっての間違いなく最良の一台となるのです。

サークルズでは、SEVEN CYCLESのオーダーのご相談を承っております。 どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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