ぎゅぅ、ぎゅぅ、と新雪を踏みしめる音にあんなにも心踊らされるなんて自分自身でも驚きでした。
2021年の初ライドは1月2日、大晦日から元旦にかけて降った雪の残る瀬戸の山中へと出かけました。
名古屋から瀬戸市街地への道のりではどこもかしこもうっすらと雪化粧した山々を臨む事ができ、集合場所からその先の走り慣れた道々は、雪とそれに乱反射する太陽の光でいつもとは全く違う新鮮な気分を味合うことができました。
もちろんそれは目に映る景色だけでなく、タイヤから伝わる路面状況も新鮮で、いつもとは違う走りを楽しみ、 そしてまだ誰も轍を残していない新雪を踏みしめることに心踊らされることなったのです。
運が良かったのは、舗装路の積雪や凍結が、グラベルとグラベルをつなぐほんの少しの区間だけだったので、あまりストレスを感じる事もなく、それすら楽しむことができました。
午後からの予定をこなすため、お昼頃には終了した短時間のライドでしたが、一緒に走った全員が充実した時間を過ごせたのは間違いないでしょう。
スノーライドを期待して、年末にタイヤはWTB / Venture 700 x 40cに、そして今期の冬のライドのためにビンディングシューズのLAKE / MX145-Xを、グローブはHESTRA / Ergo Grip Activeを新調しましたが、どれも期待通りのパフォーマンスを発揮してくれました。
これから厳しい寒さの中のライドが続くと思いますが、準備を万全にしておけば、しっかりと楽しめ、この季節の醍醐味を味合う事ができるのです。
まだまだ冬はこれからです。