【PIT TIPS】空気入れ、それは自転車メンテナンスの第一歩

春が近づき新たに自転車生活を始める方に
「普段のお手入れって何をすればいいですか?」
とよくご質問をいただきます。
そしてその後に続くのは、
「油させばいいですかね。」
そうです、確かに注油も大事です。
ですが、自転車を快適に使いって行く上で最も大事な日々のメンテナンスは、確実にこれです。

空気圧の管理

断言します、これが最も大事です。
なぜ空気圧の管理が最も大事かと言いますと、自転車店に持ち込まれる修理依頼で1番多いものはパンクです。
そして持ち込まれるパンク修理の8割は、日々空気を入れていれば防げたパンクなのです。
実は何かを踏んでパンクすることは2割にも満たないのです。
ですから、日々の空気圧の管理(空気入れ)が一番大切なのです。

空気圧の管理はどのようにやるの?

自転車に使われているバルブの種類に合わせて空気を入れを用意してください。
バルブの種類は3種類。

写真の左から英式仏式米式となっています。
それぞれが別の形になっていますのでそれぞれに適応する空気入れを用意しましょう。

どんな空気入れがいいの?

まず先ほどあげた、お使いの自転車のバルブにマッチした形のものをご用意ください。その他には、大きく分けてフロアポンと携帯ポンプと言う種類があります。

フロアポンプ

持ち運ばず、家に置いておくポンプ。
ゲージがついているものを選べばしっかりとした空気圧の管理ができ、その大きさを活かして高圧でも空気が入れやすくなっています。

 

携帯ポンプ

持ち運びを前提としたポンプ。
ライド中の修理に対応しているため、細いタイヤの高圧な空気を入れるためにはかなりの労力が必要。
ゲージがついていないものは、空気圧も目安になってしまいますのであくまで応急用。もちろんゲージ付きの製品もございます。


そんな理由でお家でのメンテナンスのためには、フロアポンプの方がおすすめです。

どれぐらい頻度で空気を入れるの?

普段の通勤通学でご使用の自転車であれば、2週間に1回。
趣味のライドでご使用の自転車であれば、出発前に必ず。

このぐらいの頻度を守っていただければ、空気圧不足が原因のパンクはほぼ防げるのではないかと思います。

どのぐらい空気を入れるの?

今回のテーマの中で重要な部分であり、奥が深い部分でもある空気の量。
基本的には、タイヤに記載されている空気圧に従って入れていただくのがベストです。

(kap、psi、barは、いずれも空気圧の単位)

ただこの空気圧、曲者の部分がありまして、だいたいのタイヤに上限下限の幅があります。
その時どのぐらい入れたら良いんだと言う問題。

普段の使用であれば、メンテナンスの頻度なども考え最大空気圧を入れておくのが良いかと思います。

頭を悩ませるのは、趣味での使用の時です。
自転車の種類や使用目的、走行場所など、条件が変われば空気圧も変わり、それこそお好みでと言う形になってしまうので、色々試す中で自分に合った空気圧を見つけていただくのが良いかと思うのです。

最近見た記事によりますとタイヤが15%くらい変形するぐらいの空気圧を入れるのが良いなんて話がありました。
オンオフ問わず、実際に使っていてもパンパンよりは、少し抜くぐらいが快適な走行感を感じております。

いったん最大空気圧まで上げていただき、少しづつ落としていき自分の好みを見つけるのが近道ですね。

そんなこんなで、たかが空気入れですが、マメに行えば必ずや皆様の自転車ライフを助けてくれるはずです。
ちゃんとやってるよって方も普段入れている空気圧を少し変えてみるとまた新しい扉が開くかも。

まずは楽しんで色々試してみてください〜。