1日目に続き、晴天に恵まれた2日目。
静かな高原で気持ちのよい眠りから目が覚める。冒険者達の朝は早い。
前夜の宴とは一変して静かな朝のBBQ場では、まるでいつものように活気のあるアーリーバーズの情景が。用意されたのはこの日のための特別メニュー。シンプルなホットドッグですが、とても身に沁みました。
腹ごしらえを済ませたら、各々テントを片付けて、ライドの準備に。最終目的地であるcafe Oceanへと向かいます。
昨日登ってきた坂はこんなにも長かったのかと噛み締めるように、長い下りを走り抜け、キャンプ場を後に。前日の登りを乗り越えたというのが自信になってか、皆さんの走りに余裕を感じられた気がします。
2日目は皆スタートとゴールが同じなので、それぞれのルート設定が問われますが、やはりそこは冒険上手な参加者のみなさん、それぞれの豊かな創造力で、冒険ライドを楽しんでいました。そして、山を下って来て、着実に海へと近づいてくる実感を噛み締めながらゴールを目指します。自然とペダルを踏み込む力も力強くなりますね。
左へカーブを曲がると光る海が見えてくる。どこかで聞き覚えのある台詞ですが、これこそ僕らが待ち望んでいた瞬間です。
そしてcafe Oceanでは、おいしいPizzaをはじめ、自家栽培の食材をふんだんに使った料理が振る舞われました。目の前に広がる三河湾、そして苦楽を共にした仲間達、感極まる時間がそこにありました。
「Camp & Ride」というシンプルな企画ではありましたが、装備のチョイスや目的地までのルートの組み立て方など、自転車に乗る上で負うべき責任をしっかりと自分で背負って、いかに冒険できるか、いかに楽しめるかをある程度皆さんに委ねた今回のイベント。天気も良く、特にけが人が出たというトラブルもなく、無事に終える事ができたのは、参加者のみなさんの力があったからこそだと思います。
今回は、名古屋からの参加だけでなく、東京や千葉、群馬からも多くの方に参加して頂きました。真っ赤に日焼けした手足や、ライドから2日たってやってきた心地良いとすら思う全身の疲れ。みなさんもそうではないでしょうか?(笑)きっとそれはRIDEALIVEの2日間で本当に楽しい時間を共有する事ができた証でもあります。
最後に、おいしい食事と素敵な空間を提供してくれたSunday Spice/喫茶hirayaのみなさま、cafe Oceanのみなさま、三河高原キャンプ場のみなさま、そして協賛やMTBの試乗車でご協力してくださったMXインターナショナルさま、インターテックさま、グローブライドさま、ジャイアントさま、アキコーポレーションさま、ブリヂストンサイクルさま、SimWorksのみなさま、そして無理なお願いも快く引き受けてくださったアトリエみちくさ井本さま、当日取材をしてくださったシクロワイアード綾野さま、撮影班として、現場でフォローして下さったチャリ研ダテさん、そしてスタッフのみんな、とにかく今回関わる事のできた全ての人たちに感謝を伝えたいです。
そして何より、この夏最高の冒険をしてくれた参加者のみなさま、本当にありがとうございました。みなさんのお陰で成り立ったイベントです。主催者を代表して、ここで皆さんにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
今回、サークルズとして企画したイベント。その場所に集まってくれるみなさんが楽しんでもらえるようなイベントにするというのは大前提でしたが、僕ら自身もおもいっきり楽しめるような、そんな最高の夏の思い出を作ろうという僕らにとって新しいチャレンジでした。どこまでをオーガナイズするかという線引きが難しかったですし、こういった冒険ライドが未体験という参加者の方も多い中で、それでも、少しでもその限界点を越えてみようって、力強く前へ進もうとするみなさんと、その先にあるものを共有できたことを嬉しく思います。
至らない点も多くあったと思いますが、それらをしっかりと糧にして、これからに繋げていきます。僕らにはまだまだやれることがたくさんあります。必ず、来年もこうしてみなさんと遊べる日を迎えられるように、ここからまたしっかりとやるべき事をやっていきたいと思います。
本当にありがとうございました!
早速、参加者のみなさんが素敵な写真を発信してくれています。
当日の様子はinstagramの#RIDEALIVE2014を是非ともチェックしてみて下さい。