寒さに負けずに外へと出かけていくのも良いですが、たまにはゆっくりと心身のリフレッシュをはかるのも悪くないですよね。
前作TERASU Vol.1 EARLY HUESより一年半、待望の新作が到着しました。
TERASUの持つフィールド(サーフィン、スノーボード、自転車、食)を網羅した前作から一転、今作CONNECTIVE TISSUEはテーマを水と人との関係に絞った、4人のフォトグラファーと1人の微生物学者による写真集。
今作でフィーチャーするのはこちらの5人
– ミュージック/コマーシャルムービーメーカー、アマド・スタシェンフェルドのヴァション島
– フードフォト/コマーシャルフォトの分野で活躍するエリック・ウォルフィンガーの礼文島
– 微生物学者、フランセス・トランの顕微鏡写真
– TERASU主宰、マックス・ハウゼガのウニやクラゲ、そのハンティングや調理の様子
– 日本の伝説的なスノーボーダー、玉井太郎の北海道
また、付録として同梱される日英2ヶ国語によるエッセイは同じ水と人がテーマとなっています。
– 西麻布レフェルヴェソンスのシェフ生江史伸
– 微生物博士フランセス・トラン
– カルフォルニアのシングルスレッドのファームディレクター、カティナ・コノートンと料理長のアーロン・コセバ
– TERASU主宰のマックス・ハウゼガ
– ライターのダン・クロケット
「体だけが真実。 体の疲れ、要望、怒り、酔い、混乱、疲労 ー このことだけが真実。
それで私たちは初めて生きていることに気づく」 田村 泰次郎『春婦伝』1947年
水は絶望を招き、物事を消し去り、一方で畏敬の念、喜びと恍惚を我々にもたらす。
我々はこれを相反するものとして区別しがちだが、絶望も恍惚も生きている実感を与える。
人間であることの証とも言えるだろう。
水は、他には不可能な、肉体の意識をも引き起こす。
サーフィン、スノーボード、自転車、食といった遊びや暮らしの中で、我々はいつも水と身近なところで共存しています。 そしてこの写真集は、彼らTERASUが目指す多様な生を照らし出します。
Vol.1 / EARLY HUESも少しだけですがストックしておりますので、この冬が明けていくのを待ちながら、彼らの作品から得られる多くのインスピレーションをもとに、自らの生活を照らしてみてはいかがでしょうか?