一歩外に出れば、ミーンミンミン、と響き渡る蝉の声。
“うわ〜、夏がきたって感じだなぁ、、暑い、、。”
と思いつつも、同時に”夏っぽいことしたいなあ”なんて思い巡らせるのも毎年のこと。
海?山?川?花火?お祭り??
夏の風物詩ってたーーーくさんあるけど、
そんな中で私、今年は早速!7月あたまにサークルズのみんなとキャンプに行ってまいりました!
アウトドアは初心者な方なんですが、このキャンプデビューがあまりにも楽しかったので、
今こうして文章を書いています!
水曜日の夜、仕事終わりの各自がそれぞれ自転車を輪行して向かうという、現地集合スタイル。
その相棒の自転車には、それぞれが用意できるキャンプ道具を積み込んでいます。
キャンプ慣れしているユーヤ君、カモちゃん、妹尾くんは調理器具や食器、バーナー、ヘッドライトなどなど。
初心者の私や綾ちゃんは現地で使う食材や飲み物を担当。
そして寝袋はあるけどテントをお互い持っていなかったので、二人用のテントをお借りして中身を半分に分け、分担して運ぶという方法をチョイス。
みんなに教えてもらいながら組み立てれば、苦手に感じていたテントもわかりやすいしあっという間に今夜の寝床の完成なのです。
ちなみにもうすぐGIRLS RIDEALIVE in 北海道で初めての飛行機輪行を控えている私は、最近もっぱらそのための輪行スタイルをCCで練習中。
なので今回の電車輪行も、復習を兼ねて前後輪を外す輪行スタイルに挑戦し、なんとか無事に成功して電車の中へ運べました!
夜中に最寄駅に到着し、同時刻着のメンバーと合流してコンビニで食料調達したのち、キャンプ場まで3〜4キロの道のりをひとっ走り。
川にかかるライトアップされた橋も美しいし、その川沿いの小道を走りながら突入するクモの巣ゾーンにきゃーきゃー言いながら、このあたりから軽く気分は冒険中。
公園に到着し、乾杯の準備を進めているところに後追い組も合流。
広い夜空の下、「お疲れー!カンパーイ!!」
コンビニで買った缶詰やナッツをバーナーで温めるだけで、「うまっ!」。
できたてのようなおつまみをつつきながら、みんなでたわいもないお話をしているうちに、
気付けば夜更けもすぐそこに。
そんなところで一度、今夜はおやすみなさい。
おはよう、朝です。
淹れたてコーヒーをお共に、朝ごはんはPFMの食パンでホットサンド。
いろんな具材を挟んでいろんなバリエーションを楽しんで。バーナーを使ってふわふわスクランブルエッグをつくったり、トレイルバターを使って変わり種を試してみたり、みんなでテーブルを囲んでわいわい朝ごはんづくりに夢中。
「熱ッ!熱ッ!」と繰り返されるやりとりに笑いながら、はふはふホットサンドを頬張ります。
案の定食べ過ぎたので、一面に広がる芝生へ自転車に乗って走り回り始めたのも
相棒と一緒のキャンプならでは!
それぞれの自転車に跨って違う乗り味を楽しんでみたり、
水たまりを見つければ突っ込んでビショビショになったり。
テントをたたんで公園をさよならした後は、林道へ。
軽いアップダウンはもちろんあるけど、やっぱり緑の中を走るのは空気が澄んでいて気持ちがいいです。
たまに射し込む木漏れ日に見とれたり、葉の擦れる音や鳥の鳴き声に耳をすませたり。
MTBで参戦の妹尾くんも楽しそう!
林道を抜けたら、こんな景色も広がっていました。
その後は、街中まで出て、あっという間に時は夕方。
各自、現地集合からの現地解散スタイル。
それぞれに都合のいい方法で帰路に着きました。
たった一日半の出来事なんだけど、こんなに楽しくてこんなにいい疲労感を味わえるんです、自転車と一緒なら!
一人じゃ難しそうに感じることでも、持ち合わせていないものがあっても、
誰かがいれば出来てしまうし足りてしまいます。
おまけに、なんならその過程も楽しめてしまうし、
「自分だけでもできるようになりたいなぁ」なんてことまで思ってしまうのです。
とにかく、単純に自然の中でみんなでご飯を作ってみんなで食べることって最高で、自転車でキャンプに行くのってとーっても楽しい!!
なのでこの夏、自転車で何をして遊ぼうか迷ってる方はぜひキャンプに!
私も次はどこへ行こうかうずうずしていますよ〜。
ちなみに、今回の私のキャンプ参戦スタイルはこれです。
バックパック:山と道 MINI。
ショートキャンプだし、荷物は全部ひとつにまとめてしまえ!
ということで、毎日の通勤からヘビーユーズ中このバックパックにぜーんぶイン。
このバックパック自体がものすごく軽量、かつ大容量なので、
今回必要だった日用品やキャンプ道具、食料もすっぽり入ります。
腰回りにベルトもついてるので、林道を走る時もブレることなく、安定して走れました。
キャップ:山と道 Strech Mesh Cap
パンツ: 山と道 5ショーツポケットパンツ
気付けばウェアも山と道。
これも両方、日頃から愛用しているアイテムたち。
キャップは軽くメッシュ生地で通気性もよく、ヘルメットの下に被っても頭にフィットするので、
私はサイクルキャップ代わりにしています。
パンツは自分の持っているアイテムの中で一番気に入っているもの!
何といっても履き心地、使い心地がとにかく最高。とにかくストレスフリーなのです。
普段から愛用している山と道シリーズですが、キャンプライドでも大活躍で本当に頼もしかったです。
この一日、何度も水にダイブして砂ぼこりの舞う林道を駆け抜け、雨上がりの泥でぬかるんだ道を走ったオールシティを帰宅してから1番に掃除してあげたのは、愛車精神が強くなったという証拠なのかなあ。
“こんな楽しい時間をくれて、ありがとう! 次もいっぱい遊ぼうね!”