「ハンドル作ろうぜ! とにかくワイドなやつ!」
そうシムワークスにリクエストをくれたのはロサンゼルズのバイクショップ、 Golden Saddle Cyclery / ゴールデンサドルサイクルリー のKyle Kelleyでした。
もちろん二つ返事でオッケーを出し、彼やゴールデンサドルのみんなが思い描く理想のハンドルを形にすべく、話を進め、日本が誇る日東にプロダクションをお願いしたのが、このSmog Cutter Bar / スモッグカッターバー です。
できる限りな幅広を実現した480mm(芯-芯)サイズ、それでもあくまでフレアしていないスタンダードなロードドロップの形状。 浅めのリーチとドロップ。 今年の7月に行われたTHE VANILLA WORK SHOP BUILD-OFFで彼が作ったトラックバイクに込めた気持ちを、実はこのハンドルにも込めました。
トラックバイクはもちろん、CXバイクや、グラベルバイク、そしてロードバイクやツーリングでゆったりとロングライドを楽しむにもおすすめできるマルチパーパスなハンドルバー。 普通に考えれば、我々にとって広すぎるのでは? というサイズ。 でもそんな既成概念をぶっ壊して乗ってみると、世界が変わると思うんです。 自身のSklarに早速インストールし、グラベルを駆け回っていますが、下りでの安心感は抜群に良く、登りでも幅を活かしたダンシングでライドを楽しめています。
このハンドルの名前、Smog Cutterは、去年惜しまれつつもその歴史に幕を閉じたロサンゼルスのカラオケバーから由来しています。 カイルやゴールデンサドルのみんなもよく訪れていて、パーティーをしていたお店。 ライドという名のパーティーを楽しんでほしいという願いと、都会の喧騒を切り裂くハンドルという意味も込められています。
SimWorks by NITTO
Smog Cutter Bar / GSC Limited
Material : Heat Treated Aluminium
Width : 480mm (C–C at ends)
Center diam. : 31.8mm
Bar diam. : 23.8mm
Reach : 78mm
Drop : 128mm
Weight : 366g
Color : Ice Grey Anodized
Price : ¥11,800(税抜)
今回、世界で100本の限定生産という形で、Golden Saddle Cyclery・Circles・SimWorksのみでの限定販売。
アメリカでは既に販売が始まっておりますが、日本国内では本日11月2日(金)お昼12時〜販売を開始いたします。
もちろんハンドルはMade in Japan 日東製。 高い信頼性と共に、快適なハンドリングをカイルの心意気とともにインストールしてください!