「じゃあ、また8月に現地の北海道で!」
この夏に開催されたGIRLS RIDEALIVE in 北海道に京都からエントリーしてくれ、はるばる京都から名古屋のサークルズまで自走で遊びに来てくれた花田さんこと、愛称「キリちゃん」との会話。
当たり前のように交わした別れ際の挨拶。夏の北海道で、当たり前に会えると思っていました。
でも、、、開催日が迫った8月下旬、W台風が日本列島を直撃。
その影響でキリちゃんは京都から海を渡ることができず、ライドアライブに不参加、というなんとも悔しい出来事が起きたのです。
「絶対にキリちゃんに会いに行こう!」
北海道の大自然と人の温かさに包まれて、大成功となったライドアライブが終わりを迎えぬうちに、私たちスタッフの中ではそれを心に決めていました。
それから2ヶ月後。キリちゃんと初めて会ってからは4ヶ月後。
私たちは京都までの100キロ越えの道のりを、自転車で踏んでいました。
私にとっては最長ロングライドで挑戦の一日。
京都RIDEのメンバーは、ミウミウさん、綾ちゃん、えりちん、最近私と同じAllCityが愛車になったばかりのお客さん、キョンちゃんの5人!
輪行で岐阜県関ヶ原まで向かい、まずは朝ごはんを。
北海道 ライドアライブでアンバサダーを務めてくれたサムズバイクのナミさんが応援食として送ってくれたお米を、ミウミウさんがおにぎりにしてくれました!
愛情たっぷりの握りメシで腹ごしらえをして、朝9時に関ヶ原を出発。頼れるサークルズのメカニックでレーサーとしても大活躍中の綾ちゃんに先頭を引いてもらいながら、岐阜を越え滋賀を越え、キリちゃんの待つ京都までぐんぐん走ります。
もちろん、こんなロングライドの補給食には私のエナジーケーキを!
ガールズ・ライドアライブがきっかけで生まれたこの補給食、今回も美味しくエネルギーになってもらえて良かった!
食べてくれるみんなの笑顔がやっぱり好きです!!
PM8時。走りだして11時間後、ついに京都に到着!
京都には色々とご縁があってよく来ていたけど、自転車を踏んでくる日を迎えるなんて。
会いたい人がいて、待ってくれている人がいると、人は気付かぬうちにものすごいパワーを発揮しているのかも。
そんなことを感じました。
そして私たちは、キリちゃんと4ヶ月ぶりの再会を果たしたのです。
「よく来たね」ってハグしてくれて、もう感無量。
記念すべき100キロ越えライドを終えた私たちの今夜の乾杯場所は、キリちゃんのご自宅。
美味しい料理と歓迎のお酒をたくさん準備して、私たちをもてなしてくれました。
ガールズ・ライドアライブに参加していただいたメンバーのみなさんへ!
20人目の仲間に、みんなと同じサコッシュも、SPROUT & Sam’s bikeのドリップコーヒーバックも、くみちゃんお手製の飴ちゃん袋も、私とめぐさんの補給食も、ライドアライブ中のあれやこれや話も、ぜーーんぶしっかり届けて来ましたよ!
キリちゃん、とても喜んでくれて、嬉しそうで、やさしい笑顔を見せてくれました。
次こそはみんなで一緒に走りましょうね!
二日目は、キリちゃんのアテンドで京都ライドをしてきました。
これこそ念願、”キリちゃんと走りたい!”が叶った胸いっぱいの時間。
市内から嵐山を抜け、高雄山エリアを案内してくれました。自分たちだけではなかなか走ることのない、地元の人と走るからこそのライドコース。
この時の京都の山は、モミジやイチョウが赤や黄色にちらほらと色づいて、秋色に染まり始めていた頃。そんな山中をたっぷり走って、気持ちのいい空気をたっぷり吸ってきました。早速、前夜に手渡ししたお揃いサコッシュを身につけてくれていたキリちゃん。(出発前には、私のエナジーケーキも食べてくれていました!)
背中でゆらゆら揺れるそれを見つめながら、2ヶ月前の夢のように楽しく過ぎ去った北海道を思い出します。
二日目の京都ライドには、花田さんご夫妻と、京都のバイクショップHumhumhugのオーナー、サイさんとそのお客さんも一緒に!HumhumhugさんはSimWorksのお取引先で、9月に行ったSimWorksでのポップアップイベントにも遊びに来てくれたバイクショップです。なので実はキリちゃんだけでなく、サイさん方とも早々と嬉しい再会をすることができていたのです。
お店にも立ち寄らせてもらい、なんともキュートなリフレクターのキーホルダーをみんなお揃いで購入です。オリジナルグッズもカッコよかったなあ。
京都は山と街がとっても近いところでした。あんなに空気が澄んで湧き水の流れる里山の中を走っていたのに、ものの数十分でいつもの街中に降りてきてしまうのです。 もちろん美味しいものもしっかりいただいてきましたよ!
京豆腐のお揚げに麩饅頭、山小屋でのお父さん手作りハンバーグ。
私の中で「美味しいライド」は欠かせません!
キリちゃんたちとの時間もあっという間に過ぎてしまったけど、「次にまた一緒に走れる時が楽しみだね」と、笑顔でお別れをしてきました。
GIRLS RIDEALIVE in 北海道に挑戦したら、「京都まで自走する」、なんて今度は最長ライド挑戦のきっかけまでできました。 北海道でも京都でも数えきれないほどの出会いがあって繋がりができて、想像以上の素敵な展開と巡り合わせに幸せを感じています。 自転車ひとつあれば日本全国どこにいる人とも一緒に遊ぶことができるのだと、自転車の魅力にもっと惹きつけられた二日間。
京都と名古屋って、北海道と名古屋って、遠いけどすごく近い。
自転車のおかげで、そんなおもしろくて変わったことが自分の中にストンと落ちてきた、なんて素敵な出逢いのライドアライブ!
次はどこで誰と走って、どんなヒトやモノに出会えるのかなあ。
-Today’s Rider-
Rider | KIRIKO HANADA | |
Frame | Salsa Cycles | Vaya |
Helmet | Giro | Aspect |
Sacoche | Welldone | Girl’s RideAlive Special |