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【ディスクハブを取り巻く現状】全てが盛者必衰だなんて寂しいと思いませんか?

どこの世界も日進月歩。世の中が便利になって行く事は大歓迎で、その裏側にはそのために努力している人達がいるのは事実。

昔は良かったなんて言うつもりは無いですが、豆腐屋さんが売りに来るラッパの音やポン菓子が出来上がる時の破裂音を聞かなくなったり、ちょっと寂しい思いをしてる人もいらっしゃるのではないでしょうか?

自転車の世界に話を移すと、スルーアクスルに対応したディスクブレーキ用のハブ(以下ディスクハブ)が隆盛を極める一方で、スキュアー(クイックリリース)で固定するタイプのディスクハブがひっそりと姿を消し始めているのです。

その流れは11速用のハブから始まり、多くのフレームがスルーアクスルを採用していることも大きいです。 最近カタログを見ていて気づいたのですが、シマノに至ってはロード11速のスキュアータイプのディスクハブのラインナップは無くなってしまいました。

余談ですが、シマノのCS-HG800−11の11速スプロケットは、10速用のボディーに取り付けができるスプロケットで、これを使う場合は10速用フリーボディーを持つMTBハブに取り付ける事は可能ですが、とはいえ、その場合も歯数が11-34Tの一択になってしまいます。

SURLY / サーリーALL-CITY / オールシティーには前後輪ともにスキュアータイプのディスクハブを使用するモデルがあり、まだまだサークルズでも人気です。 主にツーリングバイクになり、スルーアクスルのディスクハブの強度を必要としないモデルで、それぞれのメーカーの定番と言えるバイク達です。 正直サークルズでは出番の多いハブだっただけに、結構ショックでしたね。。。

今後も定番としてラインナップにあって欲しいと僕は思うのですが、それと同じ思いを持って11速のスキュアータイプのディスクハブを今でも生産してくれているメーカーが全くないわけではありません。

例えば、 CHRIS KING /クリスキングVELOCITY / ベロシティーWHITE INDUSTRIES / ホワイトインダストリーズ などが挙げられますが、やはりこういったメーカーには親近感を感じてしまうのです。

もちろん、サークルズではこれらのメーカーのハブをしっかりと取り揃えていますので、これからの自転車ライフを共にするバイクを組む際や、相棒の車輪のグレードアップの際の選択肢に入れてみてください。

今日は、そんなスキュアータイプのディスクハブを用いたホイールセットのお得なご案内。 どちらもショーバイクに取り付けていた展示のみ、未走行のホイールですが、若干の小傷があるため大変お求めやすくなっています。

【GORILLA SPUN】
27.5″ RaceFace Arc 27 & ChrisKing ISO (F&R Set)

¥98,000(税抜)

リム:RACE FACE Arc 27 ( 27.5″ / Front & Rear 32H)
ハブ:ChrisKing ISO / Shimano, SRAM body (Matte Punch / Stainless Steel Bearing / Front : 100mm x 9mmQR / Rear : 135mmQR)
スポーク:SAPIM Leader / Black
ニップル:SAPIM アルミ / Black
チューブレスレディー
重量:フロント 870g / リア 1012g

マウンテンバイクのコンポーネントブランドとして外すことのできないRACE FACE / レースフェース。 実はリムも作っています。 彼らのラインナップの中でも、XCレースからオールマウンテンライドまで幅広く使うことができ、強度・軽さ・精度のバランスに優れたARCリムを 、回転・強度などあらゆる面で群を抜いた性能を誇るChrisking ISOハブのMatte Punch / マットパンチを用いてハンドスパン。

バイクパッキングやダートツーリングから、トレイルライド、そしてXCレースまで、27.5″のバイクに幅広くフィットするホイールセットです。

【GORILLA SPUN】
27.5″ Velocity Blunt SS & White Industries CLD (F&R Set)

¥88,000(税抜)

リム:Velocity Blunt SS ( 27.5″ / Front & Rear 32H)
ハブ:White Industries CLD / Shimano, SRAM body ( Black / Front : 100mm x 9mmQR / Rear : 135mmQR)
スポーク:DT Swiss Champion / Black
ニップル:DT Swiss 真鍮 / Black
チューブレスレディー
重量:フロント 806g / リア 929g

もう一つは、VELOCITYの定番リムBlunt SSをベースに、WHITE INDUSTRIESのCLDハブを組み合わせたモデル。

WHITE INDUSTRIESのハブは、重量を抑えつつも安心して使える耐久性を備えているのが特徴で、まさにそれと好相性なBlunt SSリムは、こちらもVELOCITYのBluntシリーズの中では最も軽く、トレイルでも使える頑丈さを持っており、非常に優等生な組み合わせです。

ROAD PLUS規格のタイヤとも相性が良いので、SIM WORKS / Doppo ATBや、SURLY / Straggler、SURLY / Disc Truckerなどを650Bで組む場合にとてもおすすめ。

どちらも1セットずつですので、お早めに!
もちろん、それ以外にもスキュアータイプのディスクハブをお探しの方はサークルズまでお気軽にご相談くださいね!


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友田 寛昭

主にメカニックで得意分野は修理。 外遊びが好きで休日はほぼ家にいません。 一緒に遊びましょう!
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