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稲武でマウンテンバイキングしてきたよ

近いようで遠い稲武の地。
その土地は矢作川を奥へ奥へとかき分けた先にある。
その場所は愛知県の三河湾で作られた“塩”を、海のない山国・信州方面へと運んだ「飯田街道」別名「中馬(ちゅうま)街道」が通っていた為、江戸時代には宿場町として栄えたそうです。
塩の道は所謂「古道」。
山の中を通り抜ける道も多く、オフロード区間も多いのでこのルートを中心にルートを組み立てるのも面白いかもしれません。

さて、今回はそんな豊田市稲武地区にあるIBPこと稲武ベースプロジェクトに遊びに行ってきました!
稲武ベースプロジェクトは
「マウンテンバイキングは日常から離れたスペシャルなモノゴトではなく、呼吸をするような感覚の常習的なもので、例えばサーファーが海の様子を眺めるように、使い手が発想・行動していくべきだ。」
そういった思いで動き出したプロジェクトであり、その先にはマウンテンバイクを用いたツアーなど、稲武地区の自然を活かしたフィールド活用事業の実現を目指して邁進している人たちの集まりです!

今回はその中の中核となっているマウンテンバイクツアーに参加してきたのでその様子をお伝えできればと思います!

初心者でも大丈夫!

今回参加してきたIBPのトレイルツアーは毎週トレイルを整備し、誰よりも多く走ってきたガイドが案内してくれます!
もちろん乗り始める前にはしっかりとブレーキングや乗車姿勢の作り方を教えてくれるので安全にその日のライドを終えることができます。

また、本格的にオフロードを下り始める前にスキルアップコースで未舗装路と自転車に親しんでからトレイルに向かいます。
MTBライドの肝はブレーキング!しっかりとレクチャーを聞いておきましょう!

トレイルツアーのスタート!

走り慣れている人にはお待ちかね、はじめての方はドッキドキのトレイルデビュー。
IBPが整備しているトレイルは急な勾配は無く、初めての人でも怖くて降りるという場面は少ないのではないでしょうか。
また、ゲレンデを使ってスピードを楽しむダウンヒルと違い、柔らかな山の地面を踏み締めながら走るトレイルライドはコンクリートとは違う自転車から伝わってくる地面の感触を楽しむ事ができます。
それはまるで絨毯の上を走っているような気持ちにさせてくれます。

ライディング中は集中しすぎて聞こえて来ないかも知れませんが、地面から響く僕たちのタイヤが地面を打つ音が本当に気持ちいいのです。

空に向かってグンッとのびる杉の間を縫うように走るトレイルはスキルによっては少し跳ねてみたりと新しい自分を見つけられるスポットが点在しています。
もちろん侵入する前に着地点やドロップアウトの先をしっかり下見して侵入しましょう!

ライド以外も◎!!

IBPのライドツアーはライドはもちろん楽しいのですが、それ以外もかなり充実。
お昼ご飯は稲武エリアでイチオシの「つたや」さんのお寿司弁当!毎度豪華なお昼で最高です。

おやつやお土産まで!!

そして嬉しいのが汗と土に汚れてくたびれた体を癒してくれるお風呂券がいただけること!
場所は中当町からすぐの「どんぐりの湯」。
たくさんの風呂場があり、毎度どの湯船に浸かるか迷ってしまいます。

IBP OPEN TRAILのすゝめ

最高の1日を送らせてくれるOPEN INABUのトレイルツアー。
名古屋からだと朝少し早起きになるのですが是非MTB乗り始めたい!という方、土の上を走る事に慣れたい!という思いのある方にはとてもお勧めのトレイルです!

僕はこのトレイルのようなふわふわと流れるように走れるトレイルが大好きなのでまた遊びに行こうと思います!
次回は8月22日にあるそうですよ!

おまけ。
IBPトレイルの一部をお僕らの目線にてお見せしちゃいましょう。
動画編集してたらまた行きたくなってきました。

それでは楽しんで過ごしていきましょう!!

Photo : Open Inabu Project,Yuya Takahashi
Movie : Yuya Takahashi
Text : Yuya Takahashi

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高橋 侑也

全ての始まりはあの時トラックバイクに出会った時でした。 気付けば生業は自転車屋。 自転車を通じて出会った人々に楽しさも苦さも教えてもらっている最中です。 どんなライドもジャンルレスに遊べますが、スタッフの中では飛んだり跳ねたりトリックするのが得意!! 等価交換は大体ビールで換算!
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