【#BIKEto西伊豆】宇野ちゃんの夏休みはいかに?!

写真:松本 潤一郎, 宇野 翼

夏も終わるころに、僕はカラオケボックスでキリンジの”エイリアンズ”を2回ほど熱唱したことを思い出します。
たぶん、夕飯時に頬張った焼き鳥をビールで一気に流し込んだせいなのか、アルコールがいい感じにまわってしまい二日酔いは避けたいという気持ちからなのか。。

歌い終わると仲間の一人が、「宇野ちゃん、、ファルセットだね。。」とつぶやくのです。
まぁよく理解はしてませんが「うん、うん。」と頷き、とにかく明日は”山の神の日”だということだけを頭に入れて寝床に入ったのです。

ここからは、僕が夏休みの旅先に選んだ場所である静岡県の伊豆半島西岸に位置する西伊豆町へ自転車をこいで向かった話。視聴率50%はいくであろうドラマを作ってきたと自負しておりますので、最後まで楽しんで読んでいただけたら一番嬉しいです!

ちなみに今回は、よっしゃー!と思って自前のカメラを使って撮影してきましたっ。まぁ”写ルンです”なんですけどね。。(笑)それと西伊豆のボスにも撮影協力をいただいたので、そちらの”味”も堪能しながらチャンネルはそのままでお願いします。それではどうぞー。

ライドは自由だ

今年は、4日間の夏休みをいただきまして自分なりに「どこへ行きたいのかなぁ?」とか「誰に会いたいのだろう?」というイメージを膨らませ、ふと静岡県は西伊豆町にある豊かな自然に囲まれた宿、その名も”ロッジモンド“という場所を思いつきました。サークルズとしても毎年のように社員旅行で訪れていたところでもあります。

でも、よく考えてみたら”ロッジモンド”まで自転車(自走)で行ったことがないよなぁと思い、僕の脳内で「そうだ、自転車でいこう!」と思った矢先に隣から「思いつき精神もほどほどにしなさい!!」と母ちゃんの罵声が聞こえた気がしたのですが、しっかり無視して自転車を走らせたのです。

僕の苦手なルート取り。自宅からフル自走も考えましたが、自転車の醍醐味というのでしょうか、最初は公共交通機関を利用して、東海道新幹線は三河安城駅から乗車し浜松駅で降り、そこから目的地まで国道1号線をメインで走り始めました。

自転車はというと、日常から非日常と多く活躍してくれているお気に入りの”MASH AC-1″でトライすることにしました。「固定ギアかよ?!」と不思議がられることも覚悟の上ですが、僕はこの自転車で”ロッジモンド”までの道のりを踏みしめたいと思った次第です。(わがままを言ってすみませんっ!)

このあたりは、静岡県の興津界隈で休憩をと足を止めたときの1枚ですっ。
朝方は雨模様での出発でしたが、興津あたりを走っている際は絶好のお天気。固定ギアでスムーズに走れる感覚は他には変えられないものがありましたね!

目的地までの総距離は約210kmにもなりますので、安心安全なOUTER SHELL ADVENTUREのHalf Frame bagExpedition Seat packを使用しました。どちらにも十分な容量が確保できているので何も考えずに好きな物を忍ばせて、ライド途中にふと目に止まる光景に、足を止めてみるのも素敵な時間かもしれないですね!

西伊豆は突然に

伊豆半島は修善寺あたりで、僕は心配になったのか目的地までの道のりを訪ねようとバスの運転手さんに声をかけたのです。「いま18時だで、ここからだと2~3時間じゃないか?」という運転手さんの言うことを信じて、「はい、峠もありますし先を急いでみます!」と返して国道136号線をアタックするために出発しました。

景色はだんだんと暗くなっていき、大きな青色の標識をたよりにアップダウンのある峠を一つ一つクリアしていきます。(汗)
僕が、汗を流し息を切らし走っておりますと先ほど道案内をしてくださったバスの運転手さん(ミウラさん)がバスの中から突然、「そっちじゃないよっ。乗りなさい。」とあれは幻だったのでしょうか。。
少し目をつむり気づいたら分かりやすい道にワープしていたのですっ。(割愛させていただきます。)

あれよあれよという間に峠の先からは大きな音が聞こえてきます。土肥の花火大会だそうですっ。
若いお姉ちゃんがたくさん浴衣姿で、ワイワイしているのだろうなぁという妄想をエネルギーに最後の力を振り絞ろうと思います!
だけれども、そのエネルギーはどこへやら、、。自分自身の身体ではなく、フロントライトのバッテリーが切れてしまい、ライドを中断せざるを得なくなってしまいました。(泣)

でも、まだまだ”ロッジモンド”までは約30kmほどもありますし、。自問自答の時間がはじまります。
「ここから、どうするんだよ。」、「野宿は勘弁だし。。」とさすがのスーパーポジティブな僕も、ネガティブ発言を連呼しながら自転車からひとまず降り、とにかく術を考え一つの民家の明かりを発見し、「ドンドン!」、「ごめんください!ここから先の西伊豆までどうにかなりませんか?!」とどうにもならないと理解はしていましが、、。そこのおじちゃん(ツチヤさん)が快く”ロッジモンド”までトラックで運搬してくださいました!もうあの時は、涙が溢れそうでしたよ。

ロッジモンド -聞土-

無事に到着できました!!!
“ロッジモンド”の代表者である松本 潤一郎さんがお出迎えをしてくれて、「まぁ遅いし明日な。」と素直にお部屋へと導かれていきました。もう宇野ちゃん、ぐったりです。。(笑)

でも、ここまでの道のりに乾杯と思って”ロッジモンド”の元気玉でもある平馬 啓太郎さんがゴールのお祝いにと用意してくださったキンキンのビールを二口で飲んで、今夜は完結させていただくとします。
写真はぼやけてますけど、温かなメッセージが添えてありましたよ!

サンサンと降り注ぐ太陽が、疲れ果てた僕の気持ちをリフレッシュさせてくれます。
この夏もロッジモンドの宿と遊びを楽しまれるお客さんたちでおかげさまの満室とのことですっ。
車のナンバーを見ると、千葉県やなんと僕の地元でもある豊田からお越しになる方々もおられました。
それだけここには大きな魅力があり人々の心を豊かにしてくれる場所となっているのだなぁと感じますね。

自然と遊ぶ

無計画で訪れた僕は、せっかくならと松本家の子供たちと一緒に時間を過ごそうと思い「ザ・夏休み!」を味わってきました。今回の小さな案内人はといいますと、長女のアコちゃんと次女のホギちゃんとともに西伊豆の海沿いや川沿いを巡ってきましたので、癒されてちょうだいな!(笑)   

久々の再会ということもあり、特にホギちゃんは僕と目が合うものの中々ニコッとしてくれなかったので、はじめはちょっぴり心配でしたけど、なんかのタイミングで心をグッと掴めたのか?どうなのか?
ホギちゃんに質問します!「僕はナイスなガイでしたか??」ということでお話を進めていきましょー。

「まずは海でしょ!」ということで”ロッジモンド”から自転車でほど近い、沢田公園にお邪魔してきましたっ。
目の前は駿河湾を一望でき、子供たちの足でも軽々登れちゃう小さな丘の隣には少数で利用できる露天風呂も設けてあるのです。
僕も別日の夕方くらいにちゃっかり入りに行っちゃいましたね!もう真っ裸で仁王立ちしちゃいましたもん。目の前は崖ですけどねっ。(笑)
一緒に入ってた叔父様は、バイクでツーリング途中で立ち寄ったとかで談笑もできて地元ローカルの温かみも感じておりました。

小さいころにはあまり海や川との馴染みがなく、ほぼ初体験で2kmほどの川下りを経験させていただきました。ライフジャケットと大きな浮き輪をもって、「さぁ、レッツゴーといきましょー!」

“ロッジモンド”では、マウンテンバイクツアーやカヤックフィッシングなどが楽しめる宿となっております。
しかし、川下りの際に松本さんが「まだ、川下りはできてないんだよなぁ。」とおっしゃっており、ぜひとも西伊豆で実現していただきたいものです!

僕はというと、松本さんの誘導で「宇野ちゃん、ここから下ってみなよ!」と言われるがままに下った結果、浮き輪から解き放たれ笑いの合唱が絶えなかったことを思い出します。(笑)
川下りはめちゃめちゃ面白くちょっとしたチャレンジングで遊べるものなので病みつきになること間違いなしですね! それにしても、アコちゃんとホギちゃんは元気だなぁ。。

家族は美しい

お腹が減ると人は、スーパーに買い出しへ出かけるのです。
西伊豆のボスは颯爽と自転車に跨り近くの海辺を目指します。そこで、僕の自転車をじっと見ながら「よく、きたよなぁ。」となんだか平然と言う姿は、さすが世界中を周り巡った人のことだけあるなぁと感じさせられた瞬間だったかもしれません。
僕とほとんど変わらない身長であるけれど、その後ろ姿はとてつもなく大きな背中で家族を守る偉大なお父ちゃんの姿として目に写りました。

スーパーへ到着すると、まずはつまみを探すボスの背中を前に「ジュンイチロウさん、あのーイルカが食べたいですっ。」と僕がリクエストすると「あー、食べようか。」などと、夕飯に向けて標準を合わせている様子です。
迷うことなくお酒コーナーへいき、「宇野ちゃん、何飲む?」と僕がお酒が弱いことも知らず、。「そうですね、ビールでお願いします。」といかにも飲めるような態度で言った覚えがあります。

“ロッジモンド”へ戻ると、台所がとても騒がしくなっております。
子供たちが食器やゆかりさん(奥様)が作ってくださった温かいご飯を運んでくれている姿があり、いい時間だなぁと浸っている隣で長男のオキ君が自慢げにクワガタをお披露目してくれたのですっ。
「オキ君は、将来昆虫博士でもなるのかなぁ。」というくらい図鑑をドンッとおいて僕にいろんな昆虫を紹介してくれる姿が嬉しかったですね! 

その隙にと、もう一人小さな手が僕の自前カメラにロックオンしちゃったみたいです。(笑)
次男のモンちゃんが、「いいー、いいのー。」とまだ何も許可を出していないのに、そんな透き通ったまなざしで見ようモンなら自前だろうと手放しちゃいますよね。。
モンちゃんが手にした途端、ほかの子供たちも連なって写ルンですに注目してた様子がたまらなかったですっ。
これで写ルンですは子供たちに大好評と学びましたので、次回はストックを常備して臨まなくてはと思った宇野ちゃんでした。

人々が山を守る

冒頭で登場した”山の神の日”とはなんだろう??と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、ご説明をさせていただきますっ。
“山の神の日”は、西伊豆は松崎町にある山々を住民の手で古道を整える日です。”ロッジモンド”がアクティビティの一つとして設けている「YAMABUSHI TRAIL TOUR」も深く関わっており、このような行事に積極的に参加をしているそうです!

その現場では、主に地元のおじさん方が先陣を切り山の整備にむけて急な斜面を登り、あちらこちらに散乱している木々を回収し林道を整えている姿が印象的でした。
作業の途中に、「まぁ、あかんぞ!世代交代せな。。(笑)」とおじさまが言うと、もう一人の親方が「そうだな、おい!小僧(僕のこと)、もう頼むわ!」と愛知県豊田市出身の僕にお呼びがかかってしまいました。(驚)
でしたら、次回は用意周到で参加をさせてもらいお助けしますね!!

ボスや平馬さんも、同じようにトレイルツアーでアクシデントが起きないよう目を配り、新たなコース改築の会話も弾んでいましたねっ。
こちらの”YAMABUSHI TRAIL TOUR“は、初めての人でも手ぶらで気軽に楽しめるMTBアクティビティですので、西伊豆のロッジモンドへお越しの際は是非チャレンジしてみてほしいです!
マウンテンバイクガイドでもある平馬さんが、緊張の糸をほどいて楽しませてくださるので初心者の方もトレイルツアーを通じて西伊豆の虜になること間違いなしですよ!

最後に

自転車旅だけではないですが、この4日間の中で一人では経験できない出来事がたくさんあったような気がします。ライドの途中で起きたアクシデントや山々の美化活動、仲間とともに過ごしたカラオケボックスと。
すべてがかけがえのないもので、僕のような言葉足らずな人間を温かく迎えいれてくださった”ロッジモンド”の皆さんに感謝を申し上げます。

まだまだ、僕の旅は未経験のことばかりでアクシデントがつきまとうかもしれませんが、それを面白味の一つとして
自転車と人を結びつけられる活動を自分なりの力で発信し続けたいと思います。
これからもお互いに元気よく、明るく、楽しんで自転車で膨らむ実を育てていけたら嬉しいです。

それでは、遠くの名古屋からではありますが西伊豆のみんなまた会いましょう!!
サークルズにも遊びにきてくださいーー! 宇野ちゃんレポートでしたっ!


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宇野翼

宇野ちゃんです。サークルズに出会って様々な物事を経験しております。 これからも自転車というものを通して、世界中の人たちに素敵な発信をし続けていけたらですっ! レースやライドと走ることは、大好物ですので皆様のお声かけお待ちしておりますー!
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