来店予約はこちら

【BEDROCK SANDALS】久しぶりのアメリカからのゲスト🇺🇸

サークルズのお店の前の歩道に徐に座って何かを見つめるこちらのお方、決して怪しい者ではございません。
何してるのか覗いてみると、スケッチブックを取り出してサークルズの外観をスケッチしていました。

こちらが今回久しぶりのアメリカからのゲストとなる、BEDROCK SANDALSのMattくん。何を隠そう、ベッドロックのサンダルパッケージの素敵なイラストは彼の手によるものなんです!

「放っておいたら何時間でも書けちゃうから頃合いを見て止めてね(笑)」と言うMattですが、様子を見ている数分の間にみるみるスケッチが仕上がっていきます。ハイキングトリップや、旅に出たときにはこうやってゆったりとスケッチを楽しむ時間も大切にしているそう。

以前からずっとベッドロッククルーは日本に来たいと言ってくれていましたが、この2年はCOVIDの影響により実現が難しい状況だったこともあり、ようやく来日を果たすことができ、今回は日本のマーケットについての理解を深めてもらったり、日本が誇るものづくりの現場を見てもらおうということでトリップの計画を立てたわけです。

日程的にはかなりタイトスケジュールな来日でしたが、せっかくならキャンプライドも楽しもうよってことでバイク+キャンプギアも持参。

元々カリフォルニアに住んでいたところベッドロックが拠点を移すタイミングでモンタナ州ミズーラーに移り住んだMattは、ハイキングやパックラフトといったアウトドアアクティビティーをバックボーンに持ち、この夏はパックラフトとキャンプ道具を背負ってハイキングし、1週間くらいキャンプしながら川下りを楽しんだそう(BIKE + PACKRAFTも面白そうですよね!)。 そんな彼の愛車は今はなきSURLYのECRです。

通勤や買い物など日常的に自転車に乗ることが多く、ちょっとしたトレイルライドや年に1度くらいバイクパッキングトリップを楽しんでいるという彼、特にパーツには拘らずに長く使い続けられれば良いんだっていうのが伝わってくるこれぞSURLYっていうアッセンブルが個人的には惹かれました。

ちなみに、2m以上の高身長なMattのサンダルサイズは12/13というサークルズでもストックしていないサイズです(笑)。

名古屋に到着した翌日にはすぐに支度をして関西方面へ向かい、ベッドロックを取り扱ってくださっているディーラーショップ様への訪問ツアーを敢行。一番最初にお邪魔した京都のエイリン丸太町店/サイクルハテナさんでは、京都の街をのんびりナイトクルージングからの大文字山ナイトハイクという素敵なルートで我々を歓迎してくださいました。

いつも京都に来ると遊び場が近くていいなぁと思いますが、まさにそれを体現した最高のアテンド。スタッフの皆様本当にありがとうございます!

他にも、風街道具店さん(京都/大山崎町)・TRANSITさん(奈良/富雄)・YOSEMITEさん(奈良/樫原)・BLACK RIMMEDさん(大阪/北区中津)・BICYCLE STUDIO MOVEMENTさん(大阪/天王寺区)へもお邪魔しました。

私自身も初めてお邪魔した店舗さんもあり、それぞれにスタッフさんの色が滲み出た素敵なお店ばかりでとても楽しませてもらいました。ベッドロックサンダルを日々の暮らしや遊びのフィールドの中でどう使うかというアプローチも各店舗様でそれぞれ特徴があって面白いですよ。

ベッドロックサンダルを検討されていて、お近くにお住まいの方は是非上記のショップ様にもご相談いただければと思います!

そして旅の後半は奈良を拠点とし、古都を巡るライド。

キム兄の知人であり奈良でHEPSANDALというサンダルブランドを手がけている宗さんにお世話になり、橿原神宮や橿原市今井町の古い町並み、飛鳥寺や石舞台古墳など史跡や、ローカルならではの食文化に触れたりとフルコースで楽しませてもらいました。

本来であれば、さらに吉野方面へとペダルを漕いでキャンプ泊を予定していたのですが、生憎台風14号が接近したタイミングだったこともあり、無理せずキャンプは中止とし、文化度高めなライドを楽しむことに。

この辺りは大小様々な史跡や歴史的な建造物も多く、自転車の機動力を活かして色んな場所をめぐるにはもってこいのロケーションだなと走りながら強く思いました。実際、レンタサイクルで回っていらっしゃる方もいましたし、名古屋から輪行でアクセスするっていうライドも素敵ですね!

旅の最後は、古くからサンダルや靴下など履物の産業が盛んなこの地域のものづくりの現場を見学させていただくことに。

サンダルも靴下も、一つ一つ多くの人の手がかかって出来上がってくることの尊さを改めて感じたし、こういったものづくりの現場が日本にもまだまだあるということはとても誇らしいことです。 形は違えど、同じサンダルを作るという現場を見れてMattもとても感銘を受けていました。奈良での滞在からライド、ファクトリーツアーまで何から何までお世話になった宗さんには本当に感謝です。

こうして海外からゲストを案内すると、改めて自分たちの国や、住んでいる地域の誇れるものを再認識できたり、それを少しでも色んな人に知ってもらえたら良いなと思います。僕らも名古屋に来てくれたらここ!っていう引き出しがありますし、色んな地域の皆さんが自転車という乗り物を通して、お互いの引き出しを見せ合って楽しめたら面白いですよね!

今回のトリップでは、普通の海外旅行では絶対に味わえないローカルだからこその貴重な体験をMattにも楽しんでもらえたと自負しております(笑)。改めて、お相手してくださった皆様本当にありがとうございました!

あっという間のトリップを終えてMattは先日無事にアメリカへ帰国。

もちろんビジネスの話もしっかりできましたよ!来年以降の展開に向けて実りある話もできたので、皆様今後もBEDROCK SANDALSの動向にご注目ください!

アバター画像

Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
池山 豊繁の記事一覧