地元愛知のビッグイベントといえば、森、道、市場ともうひとつ、そう「橋の下」。今年は本祭です。
「橋の下」はその名の通り、黒川紀章が設計した強烈なデザインの豊田大橋の下に江戸時代からタイムスリップしてきたような街を作って、そこで歌や踊りの芸能、市場、など様々な催しが開催される祭りです。
橋の下世界音楽祭 2024
会場
豊田大橋の下 – 愛知県豊田市千石町6丁目
千石公園内 特設会場開催日時
2024年9月13日(金)14日(土)15日(日)
【金】 開場 11:30 / 開演 12:00〜
【土・日】 開場 9:30 / 開演 10:00〜ホームページ
一般的には音楽フェスといわれるジャンルで、今年も有名無名の様々なアーティスト、日本と世界の伝統芸能まで数多くのステージが展開されるのですが、それをフェスと表現するには、ちょっと窮屈な言葉になってしまうほど、多種多様なあれこれが混ざりあっています。
あちこちの祭りを見に出かけますが、橋の下がもっとも強烈な祭りのひとつであることは間違いありません。
その強烈なエネルギーを許容できる人とそうでない人がいると思うのですが、少しでも興味がある人は、この尾張三河の特異点をぜひ一度体験して欲しいです。
ライドツアーも開催するのでまたアナウンスします。
橋の下の自由
以前も書いた気がしますが、河川敷や橋のたもとは権力による支配が及びにくい特別な場所で、中世以降の経済が発展していく中で多くの市場が開かれ、そこに芸能が集まる場所になっていました。そういう文化的遺伝子が図らずもこの場所に現出している事もこの祭りが好きな理由のひとつです。そういった話は網野善彦の名著「日本の歴史をよみなおす」や「無縁・公界・楽」あたりを読むとより楽しめると思います。
権力者と一般民衆の間を行き来していた芸能/職能民の話はかなり面白いです。
駐輪場「サイクルクローク」あります
と言うことで、今年も橋の下で駐輪サービス「サイクルクローク」を設置します。受付はなく、バイクラック設置と見回りのみですので、鍵はしっかりかけて下さい。
場所橋を渡ってすぐの豊田スタジアム前になります。
自転車で来る人が多いイベントは、地元の人が多く参加し、渋滞や騒音もなく、化石燃料も消費しない良いイベントです。橋の下運営チームもそれを理解してくれていてとても嬉しいです。
PFMも出店します。週末は豊田で会いましょう!