北海道の北西に佇む島は、
綺麗な海と島をぐるっと囲む道。
島の中央に据える、どこから見ても美しい利尻山。
ところどころ、電波も繋がらず。
天然クーラーが最高に気持ちイィ〜〜
そんな島でした。
おはこんばんちわ!ちゃんマイです!
8月に入り、札幌で開催された「Enter Zone Outdoor ( E.Z.O ) 2024」というイベントを終えた私は、さらに北上し利尻島へ行ってきました。
E.Z.Oでの模様はタイセイさんのブログをチェック!
今回はテストライドを兼ねて、SimWorksが誇るdoppoのプロトタイプを相棒に。(この子がまたタフで乗り心地も最高だったので、続報をお楽しみに!)
そしてこの島では全日野営をしました。
タープ、マット、シュラフ。それさえありゃ寝れるだろ。という野生心がなぜだか旅中は爆発するもの。
タイヤをポール代わりに、ロープを6箇所止めるだけ。簡単楽チン!
ちょっとした豆知識ですが、マットはアルミ面を体側にすると体温を反射して保温力がアップします。逆に夏場はアルミ面を地面側にすると、地熱をカットしてくれます。アルミを貼っていないマットもあるので、寒い時期も使うのであればアルミ加工されているものがおすすめです。
この日の利尻の気温は・・・なんと最低気温14℃
名古屋では考えられない気温や・・・
万が一寒かったらと思って持ってきたSOL エスケープライトビビが活躍!コンパクトで防災用品としてもおすすめです。
いい感じに設営でき、荷物もこれだけで済むのです!
ちゃんまい基本キャンプ装備
エマージェンシーシート(寝袋型) | SOL Escape Lite Bivvy |
コンパクトテーブル | MKS Sylvan Works Solow Table |
バーナー | SOTO Micro Regulater Stove |
クッカー | EVERNEW Ti Tea Pot 500 |
ちなみにこちらは沼浦キャンプ場という無料の野営場。無料でありながらトイレやゴミ箱が設置されており、管理の行き届いた綺麗なキャンプ場です。チェックインの時間を気にせず走りたい!という方にはピッタリ。周りに光がほとんどない分、夜には満点の星空が眺められます。
北海道旅の先輩であるお客さんにおすすめしてもらったお菓子屋さんにも行ってきました。
長生堂 寺嶋菓子舗
大通り沿いにあり、なんと朝7:00から営業。朝早くから活動するのに大変ありがたい!!!
中では洋菓子や和菓子、ドリンクも売っているので、朝のエネルギー補給にピッタリです。
そしてレジ前のホタテ貝柱!!!
ひと粒から売っているので登山の行動食用に調達。
おまけにチョコレートもいただきました
ぐるっと島を1周すると、約60km
多少アップダウンがありますが、ひたすらまっすぐ迷わない道なのと、天然クーラーが最高に気持ち良いのとであっという間にぐるりと回れました。
利尻島といえば、最北端の百名山「利尻山」でご存知の方も多いはず。登山をお目当てに来島する方も多く見られます。
登山口にある甘露泉水という湧き水は、そのまま飲むことが可能な美味しいお水。ボトルに補充していざ山頂へ!
最初は歩きやすい道ですが、途中からは岩場が多め。
それでは利尻山の登山道風景をお楽しみください!
山頂着いたぞ〜〜〜!!!
周囲をぐるっと海に囲まれた山、なかなか見ることができない景色を拝むことができました。
登り終えた頃には足はクタクタ。でもBEDROCKで登れました。
それなりに標高が高く、登るぞ!という山に行く時は基本的に登山靴で行くのですが、なんせ今回は荷物を少なくしたかったので。
岩に足をぶつけるリスクがあるのと、砂埃で足が真っ黒になるのは避けられませんが、それでもグリップ力とホールド力は登山靴に負けず劣らず。
今回は札幌から稚内までは特急列車+自走、稚内港から利尻まではフェリーを利用しました。自転車をバラさなくてもいいことがこんなにも楽チンだなんて!!
フェリーでは乗務員の方が自転車をしっかりと固定してくれるので安心ですし、到着後スイ〜っと走り出せるのもノンストレス!!
特急列車は運が良ければ「ラウンジ車輌」というものが。
カウンター席とボックス席が一緒になっており、車窓を眺めながら旅の思い出にどっぷり浸れます。スペースが広いので自転車を置くスペースも確保しやすかったです。
今回は小牧空港から札幌の丘珠空港まで飛びました。
先輩たちからよく聞いていましたが、フジドリームエアラインズ(FDA)は自転車用の大きな箱を貸してくれます。(20kgまではなんと追加料金なし!)どちらの空港も入口まで自転車で行けるので楽々♪
飛行機やフェリーに乗れるとなると、旅の幅もぐぐぐっと広がりますよね。私はこれで「死ぬまでに行きたいところリスト」の1つを達成しました!いつもと違った景色で風を感じ、どこへでもスイスイ運んでくれる自転車は、旅のお供に最高です。
ちゃんマイひとり旅、利尻編。これにて終了!
#3ちゃんマイ休憩室
今回の旅はひたすら漕いで漕いで登って漕いで。
体の中のエネルギーを使い切っていく感覚、体がカロリーを欲している感覚、これが私にとってたまらなくゾクゾクします。
今までの人生で一つ、文字通り死ぬ気で頑張ったことがありました。朝から晩までそれにエネルギーを費やし、身を削るような思いで目指すべきものに突っ走る。その感覚に似ているんだと思います。
いくつ歳を重ねてもその感覚を忘れたくなく、「何かに目掛けて走り続ける」ことをしていたいなと思う今日この頃です。自転車と一緒ですね。