Special Thanks / Photo By @muto_photo & @kimuramasashi

「情熱はあるのか?」と自分に問いかけます。
サークルズという屋根の下で、気づけば10年もの歴史を刻んでいるなんて。。
正直なところ、自分でもびっくりしています。
いつも現場は華やかでありながら、戦場でもあることを忘れてはならぬとボスや先輩方からどれだけの厳しい教えがあったことでしょう。
そうした背中を見てきながら、鏡を前にもってきて自分と睨めっこをするのです。

自分で言うのもアレですが、宇野ちゃんも老けましたね。
けれども、昔も今もずっと変わらないことは唯一あるのかもしれません。
それは、「自転車に乗る」ということです。
誰にでもチャレンジができます。わずかな好奇心でも、自転車に跨ればより強く前に突き進むことができるのです。
それを教えてくれたのが、サークルズです。
その教えが今に生きて、自分の強みへと成長し続けてこれたのだと深く考えさせられます。
それでは、今回のOMNIUM / オムニウムでの旅の行方を綴っていきたいと思いますので、どうか皆さん最後までゆっくりと読んでもらえたら嬉しいですっ。
OMNIUM Mini-Max to sfiDARE CRIT

いつもの営業後、ピットで談笑していると、ボスからの一言がありました。
ボス:「宇野ちゃんさぁ、、。今度、OMNIUMに乗ってさぁ、、。」
「sfiDAREの会場まで行ってきなよっ。」
「オモロイと思うけどなー。」
ボスは、コペンハーゲン産のビールでも飲んでいるのでしょうか。
宇野ちゃんも、なんだかすんなりと頷いてしまいます。
心が躍るというのか、はたまたボスの驚き発言に頭がテンパったのかはわかりませんが。
そんないいきっかけを飲み込んで、すぐさまアウトプットだ!と意気込み、OMNIUMライドに向けたアッセンブルを!と皆が集中します。
今回のライド役に登場したOMNIUM Mini-Maxについて、宇野ちゃんなりの解釈でご紹介をさせていただきたいと思います。
なんといっても、こうして自転車さえも大きなフロントラックに積載してしまうほどの安心感に心が奪われてしまいます。
もちろん自転車専用に積載を考えたものではなく、ありとあらゆるものを十二分に積載できる心強さが、Mini-Maxの魅力の一つです。
ほかにも、あらゆるシーンへの導きを楽しく安全にできるようホイールベース(前輪と後輪の接地面間の距離)を短くした設計のおかげで、ハンドリングの安定性が確保でき、想像以上にスムーズな走り心地であったことを覚えていますっ。



Mini-Maxに、一台の自転車をどのようにして積載をするのだろうか?と疑問に思うかもしれないですね。
用いたのは、今回のレース会場でもあるMINOURAの自動車車内積載用のラック・Vergo TF-1。これをベースに、独自にアレンジを加えてますっ。
カーゴ部分に備え付けられた木製の真っ黒な天板は、ゴリラスパンでお馴染みのマコトさんが模索しながら手を加えてくれた一枚板なのですっ。
「マコトさん、急なご依頼にも関わらず手早くにも丁寧に作っていただきありがとうございますっ!」


「これでよしっ。」と待ちゆくsfiDARE CRITのレース会場へと漕ぎ進めて行くのです。
名古屋の朝は、ちょっぴりと雨が降る中でのスタートとなりましたが、お構いなしの宇野ちゃんがペダルに足をかけます。

もう驚くほどに、漕いだ瞬間から追い風をもらうように心地よい推進力が背中を押してくれます。
もちろんながらアスファルトとの相性も良く、多少の段差があろうとも、積載した自転車はしっかりと固定され雨降りの中でもフェンダー(泥除け)のおかげで、お尻も濡れっこありません。

こんな雨の日は、BEDROCK SANDALS 履けば、怖いものなしです。
雨が降ることを想定していたので、スニーカーはメッセンジャーバッグに忍ばせて足元から快適なライドを心がけます。
嬉しいことに、BEDROCK SANDALSはsfiDARE CRIT界隈の方々にも好評をいただいており、現場で履かれている姿を見かけると自然と笑みが溢れてしまいます。
是非、皆さんもサークルズにお越しの際は積極的にBEDROCK SANDALSに足を通しにきてくださいませっ。
きっとグッとくる1足に巡り会えるかと思います!
MINOURA FACTORY CRITへ

宇野ちゃんは、プロモーションに尽くすのです。
名古屋から目的地である岐阜県神戸町(約50km)までの道のりは、ノントラブルで最後まで超快適にOMNIUM Mini-Maxライドを堪能できました!
ライドの途中には、道ゆく方々の視線を感じながらニコニコで愛想を振る舞っていたかもしれません。(笑)
だけれども、それだけ注目される乗り物であると改めて実感しましたっ。
自転車で人々にアピールをする行為は、一番の宣伝効果を生むのではないのか?!とも感じたりしましたねっ。(ヘルメットは被りましょう!)
残念ながら、ライドの模様を撮りためたいと思っていたのですが。。。
撮ることも忘れるぐらいにMini-Maxでのライドが気持ちよく、宇野ちゃんの肉眼レフでシャッターを切っておりましたことをご愛嬌ということで穏やかに流していただけたら幸いです。
会場までのライドの模様はとやかくも、メインの次はまたメインということで、MINOURA FACTORY CRITに挑む選手たちの最終戦をご覧くださいませっ!(写真のみです!)










写真のみです!と言っておいて、実は書きたくてしょうがありません。(笑)
宇野ちゃんは、グッと前を向きます。
こちらの写真は、予選スタート前の様子ですっ。
もうあれですね、、、
お気に入りのスキンスーツを身に纏うと、スポーツマンになっちゃいます。
でももう、このスキンスーツともお別れかと思うとちょっぴり寂しいです。
まだお披露目とはいきませんが、約5年越しにリニューアル予定のSIMWORKS / シムワークスのスキンスーツに袖を通せる日が楽しみです!

ハジメちゃんは、戦友なのかもしれません。
いつもどこかしらで、僕の目の前を走るのです。
勝手ながらに一番のライバルやと思ってますっ。
ちょっと待ってくれ!?!?
宇野ちゃんは神戸町に新米の収穫に来たのではないです。
写真右端をよくご覧ください。
宇野ちゃんが柵を通り越して、倒れ込んでおります。。。
予選から全力疾走です。
ですが、悔しくもコースアウトをしてしまい、最後まで走りきれませんでした。
観客の皆さんが、すぐさま救護をしてくださり無事ではあったのですが、、、
あらまぁと、、、右手に違和感を感じ視線を送ると明らかに親指様がそっぽを向いておりました。(激痛)
直ちに、病院で診察を受けた結果医師からの宣告は。
「綺麗に折れてますね。」というユーモアのかけらもない真面目な先生で安堵してます。
話が長くなるのも申し訳ないので、暗い気持ちはふっ飛ばして明るく元気よく最後の挨拶をさせていただきますね!
引き続きレースの模様をお楽しみくださいっ。





























最後に

めっちゃ悔いの残る最終戦となりました。。。
身体がズタボロです。
それでも、もうすでに宇野ちゃんは前を向いています。
OMNIUM Mini-Maxで駆けた時間は素晴らしいものでした。
とてもいい経験となり、また来年にもチャレンジできたら幸せです。
「次は京都府の亀岡にでも行こうかなぁ。」と目論んでおります(汗)

それにしても、今年も残すこと1ヶ月とわずかとなりましたね。
たくさんのいい思い出も、苦い思い出も全部吸収して自分の力に変えていきたいと思います。
これからも自転車に乗ることを大切にして(まだ乗りたくとも乗れませんが泣)、伸びやかに力強く勇敢に突き進んでいこうと思います。
sfiDARE CRITを愛しています。
またねー!
宇野ちゃん