こんにちは!Circles Tokyoの吉本です!
そして先日はCircles18周年イベントにご参加いただいた皆様ありがとうございました!
個人的にはCircles Tokyoがオープンして以来、初めての名古屋ということでお久しぶりな方々ばかり。話しっぱなしで気がつけば一瞬で終わってしまった。。
一部の方は気づいてくださっていたようですが、そんな周年イベントに向けてCircles Tokyoから名古屋までライドで行く「BIKE TO 周年祭」を僕とジョンの2人で行っていました!
自転車で東京⇄名古屋間といえば、大多数の方がキャノンボールを思い浮かべるのではないでしょうか?実際パーティーでも東京から自転車で来たことに対する問いで1番多かったのが「何時間で来れたの?」であったことは印象深かったですね。
キャノンボールとなると基本的にはスピード重視でロードバイク一択になるんですが、今回は試してみたいタイヤがあったこともあり(今後のリリースをお楽しみに!)、僕はSKLAR Super Somethingで、ジョンはリリース直前だったDOPPO Roninを駆って東京→名古屋を走ろうということに。
東名の名所をタイヤも使いきりながら、そして楽しみながら移動するルートの提案ができればなーと、計画した3日間にわたる東名ライドをレポートします!
富士山目掛けてひた走る
出発はもちろん、東京都港区虎ノ門にあるCircles Tokyo。
ひとまずは都内から脱出するべく、六本木、渋谷、三軒茶屋と246号線を西に向かいながら、六本木の丘を上り、渋谷に下り、また上りと東京の街がいかに武蔵野台地を切り開き作られているのかを体感。そんなこんなで体が温まってきた頃にちょうど二子玉川に。
本日の目的地である富士山を遠くに見つけ、あそこまで走るんだと改めて気合を入れ直します。
昼食は関東サイクリストの定番とも言えるZEBRA COFEEさんへ。自家製のクロワッサンサンドを頬張り、自家焙煎のコーヒーに癒されました。相模湖畔の景色もそこそこに甲州街道をひたすら大月方面に向かう。街道ならではの点在する宿場町に先人の足跡を感じます。
富士吉田市に入ったあたりで道の正面に急に現れる富士山に圧倒されます。綺麗に雪が被り夕焼けに照らされる姿は神々しくまさに霊峰という趣き。日本人の山岳信仰というDNAがそう感じさせているのかと思いを巡らせながら、1日目のゴールである富士吉田のホテルへと着くことができました。
今回の旅の最重要目的地へ
富士吉田から偏西風の強烈な助けを背中に感じながら(この旅は偏西風にひたすらに苦しめられることとなる)、この旅初の東へとハンドルを向け山中湖へ。
山中湖から籠坂峠を下った先に待ち構えていたのは一面のススキの原。陸上自衛隊が実弾訓練を公開する富士総合火力演習で有名な東富士演習場のど真ん中を突っ切るルート。時折聞こえる射撃音に非日常さが増していきます。
今回最大の目的地、富士南側の林道グラベル群。ここまでヘトヘトになりながら蓄えた標高を一気に吐き出します。程よい勾配とフローなダブルトラックはまさに今回このためにグラベルロードで旅をしているんだと思わせてくれる極上ルート。
近くにトレイルコースも整備されており、一日使って遊び倒せなかったのが心残りとなりました。
もう一つの目的地である天竜のバイクショップ「Happy&Slappy」さんへ!Circles卒業生のハッピーさんが地元・浜松天竜で構えているお店。長旅の途中で自転車のメンテナンスをしてもらうのもよし、特製のニラたっぷりな餃子で体のメンテナンスをしてもよし、是非立ち寄るべし!
最終日は結局キャノンボール的な様相に
今回の最終的な目的はもちろんBIKE TO 周年祭。浜松からの残り130kmを14時の平和公園集合に間に合うように7時出発でひた走ります。
椰子の木の靡き方でわかるこの強風。終始偏西風がもたらす強風と戦う羽目に。そんな中、同じ方向に向かっていたシアトル出身でツーリング中だったハーパーくんという強力な外国人助っ人も加わり、ギリギリな進行を助っ人の鬼引きに助けられ無事14時平和公園に滑り込むことができました。
暖かく迎えてくれた皆さんありがとうございました!
旅を終えてみて
今回のライドで後ろ髪を引かれたの主なものはこちら。
・富士南側のグラベルをもっと走り倒したい
Fujiyama Powerline Trail気になる
・山中湖のCYCLで富士の絶景を見ながらサウナに入りたい
・新富士駅で270km出している新幹線の通過を見たい
大月でリニアの実験場もあります
・しきじでサウナに入りたい
・Wonder Hopperを行っていた天竜付近を走りたい
・三島のやんぐのラーメンが食べたい
・West Coast Brewingの醸造所でビールを飲んで泊まりたい
そう!キャノンボールで静岡長いなんて言ってる場合じゃないんですよ!。今回3日かけたけれども全然足りなかったというのがまずの振り返り第一印象。
富士山や今回行けなかったところも含めて、日本の魅力がいっぱいに詰まっているルートでした。旧街道の風情ある街並み、富士山を眺める雄大なグラベル、並走する新幹線、普段さらっと見流してしまう景色も、自転車に乗って自分の足で移動することで初めて見えてくるものがありました。
ぜひゆっくりと東名間を移動するルートの候補として見ていただけたら嬉しいです。