こんにちは！連日の猛暑で秋が恋しいシブヤです。
夏季休業をいただいた期間に、埼玉の実家に帰省しておりました。
せっかくならWILDE Dark Starを持って埼玉の林道を走りたいと思い、オートバイでよく林道を走っている父親に聞いてみました。
父親は昔から林道を走っており、林道を走れるようなオフロードバイクを乗り継いでいます。(バイクは高校の頃から乗っている)
走ったことのある林道を地図上に赤い線で記してたりもします。
今もなお、休みの日はあちこちバイクで行っています。今春実家に帰った時には、雪の残る福島の林道で、倒木を自力で起こしながら進んだ話を聞きました。
メッセージを送ると30分もしないうちに返信が返ってきました。
教えてもらったのは、埼玉と群馬の県境に位置する「二子山線」という林道(約11km)。
父親に関する余談ですが、10年ぐらい前、さいたま市から100km以上離れた、群馬県の南牧村(僕の母親の実家)までママチャリで向かったこともありました。
息子の僕が自転車であちこち行ったり、林道を走っているのはもはや必然だったのかもしれません。
林道の入口を目指せ
秩父方面には、実家のあるさいたま市からは約2時間半かかります。埼玉県北部の横移動は高速道路がほぼ無いため、移動に時間がかかります。
埼玉の山々を眺めながらのんびりドライブ。林道に向かう道中、2回クラッチが滑りました（汗）。
林道に入る前に食事をと思い、小鹿野町の定食屋「ようかみ」で親子丼をメイク。オールドスクールな店内にオールドスクールな親子丼。漬物とサラダがついているのが嬉しい。
常連さんと女将さんが群馬弁？ぽいイントネーションで、北関東をビンビンに感じました。店内には秩父の寺社仏閣の歴史本があり、地元に根付いた感じがとても良い。
小鹿野町に入る手前の皆野町にはコンビニや飲食店が見当たらず、食事抜きで林道に突入しそうで焦りましたが、小鹿野町には地元の飲食店が多く、ツーリング中のライダー御用達のようでした。
ちなみに 林道に向かう道中のラストコンビニは国道299号沿いのローソンです。
林道に到着。この時すでに13:30ごろ。もっと早めに出発するべきだった(毎度)。
二子山線は埼玉県小鹿野町側からも入れますが、埼玉県側から入ると3kmほど舗装路が続くそう。
母親の実家が群馬県南牧村なので、南牧村から近い神流町の恐竜センターには小さい頃訪れたことがあります。
下記マップが林道の入口で、センターラインのある道路のカーブから分岐するような形で林道が始まっています。
二子山線、探索スタート
まずは当日の服装紹介。
| タンクトップ | HOUDINI M’s Tree Tank/Greeness Sサイズ |
| サンダル | BEDROCK SANDALS Cairn Evo 3D Pro/Block Landscape Size: Men’s 10 / Women’s 11 |
| ヘルメット | POC Omne Air WF MIPS- Asian Fit/Uranium Black Matt Sサイズ |
182cm 70kg 足のサイズ28cmで上記アイテムを身につけています。
家を出るときに祖父、祖母に「山に行くのにそんな薄着でダイジョウブ？」と心配のお声掛けをいただきましたが、山の標高も低く、市街地と変わらないぐらいの気温だったのでダイジョウブ。むしろ暑かったです。
また、たくさんの藪の中に行くわけでもないので、薄着で良いんです。
獣と間違われて撃たれないように気を付けつつ林道を進みます。初めは舗装路ですが、未舗装路に直ぐに切り替わり、その後未舗装が続いていきます。
多少のアップダウンはありますが、車も通行できるような道のため走り易いです。
たまに開けた眺望の良いスポットもあるのが嬉しい。
静かな山あいで自転車を漕いでいるだけの時間が贅沢に感じます。
ちなみに携帯の電波は圏外になりました。もしものときを考えると電波が通じない心配はありますが、Google Mapにも頼れない状況というのもまた楽しいです。
林道を走っていると、脇道にトレイルが続いているのを発見。道幅もあり、かなり面白そうだったが、16時近くなっていたので、ちょろっと散策。次はこのトレイルを開拓したい。
グラベルとトレイルがある二子山線のような道こそ、 リジッドフォークのFuture Proof Forkを装着したDark Starが能力を発揮するのだと思いました。
この林道は比較的整備されているため、速度の出やすいリジッドフォークが気持ちいい。だけど、トレイルも入るとなると、MTBらしいジオメトリが欲しくなる。期せずして、オールラウンドMTB、Dark Starの活躍場所を見つけてしまいました。
関東にお住まいの方はぜひこの林道を散策してみてください！
※林道入り口付近に塩ビパイプから水が流れていたので、一応水の補給はできそうです。
林道散策後は秩父市の「星音の湯」でさっぱり。リクライニングできる外気浴用チェア、ぬるま湯もあり、サウナを気持ちよく入るための「条件」が揃っていました。
ここまで完璧な休日アクティビティを過ごしていましたが、帰り道にかなりの頻度でクラッチが滑り始めました。
信号待ち停車からの発進が難しく、アクセルを煽り続けてようやくクラッチが繋がるような感じになってしまいました。
なんとか実家まで辿りつきましたが、名古屋までその車で帰るわけにはいかないので、一旦実家に保管することにしました…
終わりなき林道探索へ欲求
名古屋からアクセスできる林道をネットで探したりするのですが、基本的にオートバイでの林道ブログが多い印象。とは言っても、そもそも林道ブログ自体は少ないと思います。
その情報の少なさゆえ、自力でルート見つけ出す「ディグる」楽しさがあると思います。
二子山線の砂利道はネットで調べるとヒットしますが、先ほど写真にあげたトレイルまではヒットしません。
地図上では見つけにくい「誰かに教えてもらった道、自分だけが知っている道」ができていくのが面白い。
これからDark Starとともに、そんな道をたくさん見つけていきたいと思います。
