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TAKAO MOUNTAIN BOOKというブランド

今回POP UPを6/6〜7に開催するTAKAO MOUNTAIN BOOK

ブランドの存在自体は以前から知っていました。

イベントへ出店されていることも知っていましたし、SNSなどで製品を見る機会もありました。

ただ、実際に製品を手に取り、山本さんとお話したのは昨年のGENTLE HIKER STANDが初めてでした。

気になり始めたきっかけはとても単純な理由で、イベントブースに並んでいたHip BagMessenger Bagが格好良かった。

ULハイキングのブランドということは知っていましたが、その時は素材や機能が気になったというより、その見た目に惹かれました。

バッグとしての佇まいもそうですし、山本さんが実際に使っている製品や展示の雰囲気も含めて、なんとなく気になる存在だったのを覚えています。

TAKAO MOUNTAIN BOOKという名前を聞くと、高尾山が由来なのだろうと思ってしまいます。

実際、僕もそう思っていました。

ですが、その名前はデザイナーであり製作者でもある山本貴雄さんの名前から付けられたもの。

知ってしまえばシンプルな話ですが、その飾らない感じも含めて、このブランドらしいなと思います。

TAKAO MOUNTAIN BOOKはULハイキングカルチャーを背景に持つブランドです。

ただ、個人的にはULブランドという言葉だけでは少し説明しきれないように感じています。

というのも、このブランドの面白さは軽さや素材だけではなく、その成り立ちや作り方にあるからです。

山本さんが山を始めたのは2018年頃。

量販店で購入したザックに重さを感じたことがきっかけで、ULハイキングの世界へ興味を持つようになります。

しかし当時は人気ブランドの製品がなかなか手に入らない時代。

欲しいと思っても買えない。

抽選販売だったり、発売未定だったり。

そんな状況の中で、「それなら自分で作ってみよう」と考えたことがブランドの始まりだったそうです。

もともとアパレル業界で長く働いていたこともあり、自ら生地を買い、ミシンを踏み、バックパックを作り始める。

様々なブランドの製品を購入し、実際に山で使い、改良を重ねる。

そして納得のいくものができると、今度はHip Bagを作る。

すると友人や周囲の人から反響があり、少しずつ製品を求める声が増えていった。

そうして始まったのがTAKAO MOUNTAIN BOOKです。

最初からブランドを作ろうとして始まったわけではない。

自分が欲しいものを作り続けた結果として、ブランドになっていった。

現在も山本さんはアパレル関係の仕事を続けながら、自宅兼アトリエでTAKAO MOUNTAIN BOOKを運営しています。

休日は山へ行き、イベントへ出展し、受注した製品を製作する。

イベントで受けたオーダーは、奥様と二人三脚で一つずつ形にしているそうです。

そう聞くと大変そうにも思えますが、山本さん自身は作ることが苦にならないと言います。

むしろ、自分の欲しいものを考え、それを形にすること自体が好きなのだそうです。

だからなのか、TAKAO MOUNTAIN BOOKの製品からはどこか作り手の存在を感じます。

現在でも卸販売はごく限られていますし、EC販売も積極的には行っていません。

イベントへ出向き、お客様と話し、オーダーを受け、製作する。

効率だけを考えればもっと違うやり方もあるはずですが、そのスタイルを今も続けています。

だからこそ、TAKAO MOUNTAIN BOOKの製品は気になっていても、実際に見る機会が意外と少ない。

今回のPOP UPもそういった意味では貴重な機会になると思います。

実際にTAKAO MOUNTAIN BOOKの製品を見ていると、その考え方はプロダクトにも色濃く表れています。

そして、その考え方が最も表れている製品の一つが、ブランドを代表するHip Bagです。

山本さん自身が汗っかきで、バックパックを背負った時の背中の蒸れが気になっていたこと。

そしてヴィンテージのヒップバッグから着想を得たこと。

そんな背景から生まれたHip Bagは、一般的なヒップバッグのイメージとは少し違います。

ハイキングに必要な装備を収納できる容量を持ちながら、それでいて身体との一体感も高い。

山のために生まれたバッグでありながら、自転車や旅、日常の移動とも自然に馴染んでいく。

その自由さも、このブランドらしいところだと思います。

ULハイキングのブランドとして始まりながらも、山だけに留まらない。

旅でも、街でも、自転車でも。

様々な移動の中に自然と入り込んでくる。

だからこそ、僕たちCirclesのお客様にもきっと面白がってもらえるのではないかと思っています。

今回のPOP UPでは、そんなTAKAO MOUNTAIN BOOKの製品を実際に手に取って頂けます。

さらに当日は、デザイナーであり製作者でもある山本さんも在店予定です。

製品を見るだけでは分からないこと。なぜこの形なのか、なぜこの素材なのか。

そんな話も含めて、ぜひ実際に触れてみて頂ければと思います。

僕自身もまだまだ使い込めているわけではありませんが、だからこそまずは山本さんの考え方やプロダクトに触れてもらえたら嬉しいです。


東名POP UP TOUR Vol.16
TAKAO MOUNTAIN BOOK POP UP STORE POP UP STORE

【名古屋開催】
6/6 (Sat) – 6/7 (Sun) / 10:00~19:00 @Circles

【東京開催】
6/13 (Sat) – 6/14 (Sun) / 11:00~20:00 @Circles TOKYO

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柳瀬公識

サークルズ歴と自転車歴はだいたい同じ。 通勤をメインに自転車を利用するようになり、それまで車や公共交通機関を利用して足を運んでいたいろんな場所へ自転車で赴くように。 それからメッセンジャーなども経験しつつ、今ではロードバイク・マウンテンバイクと様々なアクティビティを楽しんでいる。
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