
おはこんばんちわ!ちゃんマイです!!
イベントの2日間とも土砂降りという、Enter Zone Outdoor史に残るであろう伝説回となったEZO 2026。
そんな中でも全力で楽しめちゃう出店者と来場者のみなさん。雨でテンションが下がるどころか、むしろ「最高だね〜」と笑えてしまう遊び上手な仲間たちは、こんな時こそ誇らしい。

そんな伝説のイベントを催行してくれたリョウタロウさん、そしてそして同じバイクチームとして会場を盛り上げてくれたSAM’S BIKE、GRAVELHUNT、GROWN BIKEの皆さん、本当にありがとうございました!

道東ツーリングへ
そして北の大地で過ごす時間は、第二章へ。
むしろここからこそ本番かもしれません。
イベント終わりの恒例、北海道ツーリングのはじまりはじまり!
ヤナックさんとともに道東へ向かい、最初の目的地mont-bellオホーツク小清水店へ。
ここのmont-bellでは、2024年のEZOで知り合ったわやちゃんが働いていて、クマスプレーの貸し出しを提案してくれました。
道東を走るのだから、クマスプレーは必携品。
その土地や遊び方に合った装備を身につけること。これは、去年のヤナックさんの北海道漫遊記から得た大きな学びです💭

装備が整ったところで、パッキングをしなおしたり、写真を撮ったりしているうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。
ヤナックさんと別れ、ようやく走り出した頃には、すでに19時近く。

ここからは一人で走る時間です。泣きそう。
とりあえず今晩の寝床はウトロを目指します。ここからだいたい30km。
一人になると急に押し寄せてくる寂しさをぐっと押し込みながら、
2年前の利尻旅でも、左側に大海原を見ながら夜道を走ったな〜なんて懐古したり、お気に入りの歌を口ずさんだりして、どうにか自分のご機嫌を取り戻していきます。

夜風に当たりながら走る時間は、神経が研ぎ澄まされるというか、走ることにより集中できる気がして、結構好きです。
クマがいる現実
夜な夜な走り続けたいもんだ、なんてちょっと気持ちよくなっていた矢先。横を通り抜けた赤い車が、少し先でハザードをたいて停まりました。
一人で自転車を漕いでいると、声を掛けてくれる人は意外と多いもの。「大丈夫?」「どこまで行くの?」そんな感じかな?と思いながら、その車の隣まで到達した瞬間。
車の中から
「クマいるよ!!」
と声が掛かりました。
声を潜めながらも、鋭い声でした。
一瞬で心臓がヒュンとなりました。今、自分がどんな土地にいるのかを、身体が強制的に認識されられたのです。
赤い車の主は、ナンバープレートを見る限り地元の方のようでした。「ゆっくり走るから、隣を並走しなさい」と促してくれます。
クマが当たり前に棲む土地に足を踏み入れている以上、決して想定外ではないはずの出来事。それでも、いざその現実を突きつけられると、動揺してしまっている自分がいました。
1台の別の車がわたしたちを追い越したあと、赤い車の方は「様子を伺いながら行くから」とわたしを先に進ませ、しばらくの間停まって見守ってくれていました。
ここからの10kmは、今まで走ってきたどの10kmよりも果てしなく長く感じました。
鼓動がやまないまま、必死にペダルを回し、カメレオンのように目をぎょろぎょろさせて周囲を見回します。
こんな時になって、自分のライトの光量がこの道を照らすには暗すぎることに気づくのです。
もうすぐ町に入るぞ、というタイミングで、さっきの赤い車がわたしを抜かして去っていきました。
なんとか片手を挙げてお礼をし、町に入ってすぐの道の駅へ。
人がいるだけで少しだけ安心する。
トイレにはこんな張り紙がありました。

そこから先は頭の片隅・・・いや頭の中央にどっしりと、ずっとクマの存在がチラついて、気づいたらクマのことばかり考えていました。
自分に食べ物の匂いがつくのが怖くて、ご飯はドリンクで済ませ、野営地に着いたらさっさとテントを立てて、すぐに潜り込む。うつ伏せでうずくまる。
「グルル・・・・」クマの鳴き声か!?と思ったら隣のテントのおじさんのいびき。人間の音で良かった。
車にマットを忘れたことを思い出しましたが、気を張り詰めていた疲労のほうが勝ち、すぐに眠りについて1日目、終了。
クマと出会わないために気を付けること
- 音を鳴らす
- 食べる場所と寝る場所を分ける
- 食べ物やそのごみを寝床に持ち込まない
- 日焼け止めや化粧水、歯磨き粉など、匂いのある品物も寝床に持ち込まない
- 鹿などの死体に近づかない
詳しくはこちら(引用:知床財団)
クマと出会った時に気をつけること
- 咄嗟に逃げない(逃げるものを追う習性があります)
- 適度な距離を保つ(最低50mの距離は必要)
- 餌を与えない(人間が食べ物を与える存在だと知らせてはいけない)
詳しくはこちら(引用:知床財団)
クマに出会った(?)のが1日目で本当に良かったと思います。ここから先、わたしの頭の中では常にクマ オン ステージ。
怖がりすぎる必要はないのかもしれません。でも、怖さを知らないままでもだめだし、それぐらいの緊張感を、この土地に足を踏み入れたからには、持っておくべきなのです。
自分の身を守るため、そしてクマと人間が共存するために、わたしたちも知識と装備、そして緊張感を備えておかないといけません。
DAY1から、さっそく大きな学びをもらいました。
