横山誠

1F General Manager

横山 誠

Yokoyama Makoto


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自転車はじめて、気付けば18年目。車輪が回れば世界も回る。
大好きなのは、MTB。でも家には、全車種20台くらいございます。
駐輪場に暮らすこと数年、走りも、生活もシンプル&スマートを目指します?

Bikes:

makoto_bike01

HunterCycles/ Gopher
【詳細】
DSC_1285

Cielo/ Sportif Classic
【詳細】
DSC_1285

Independent Fabrication / FACTORY lightweight
【詳細】

【PIT TIPS】メカニックは見た!!
タイヤシーラントの威力

ある日の夕刻、お客様の一人である青年が店を訪れてくれました。
彼曰く「グラベルでタイヤがバーストしてしまったのでタイヤ交換をしたい。」との事。
彼は、グラベルバイクに650x47bのセミオフロードタイヤを履き、週末になればオンオフ問わず150~200kmは、走ろうかというサイクリスト。
メカニック的な知識には疎いのですが、ライディングポジションの変更やパーツ交換やトラブルによるライディングフィールの変化など走りに関しての違和感にはとても敏感です。

そんな彼の使用する自転車は、軽量化と乗り心地の良さを追求してチューブレスレディー仕様のタイヤを装着しています。
(チューブレスレディーについてはこちらへ【PIT TIPS】レディーなガガは、どっちだ? –チューブレスとチューブレスレディの違いについて–」

今回、彼がバーストさせたのはフロントタイヤで、岩か何かで切ったのかざっくりとタイヤサイド切れてしまっており修理不能、リアタイヤも減ってきていましたので前後タイヤ交換の作業となりました。

作業は順調に進みバーストしたフロントタイヤの交換作業を終え、リアタイヤの作業です。
タイヤを外し、リムについたシーラントを洗い、タイヤも洗い流していた時、発見したのです。

どどーん!!

タイヤに刺さりっぱなしの杭らしきものの破片です。

バーストしたのはフロントタイヤで、リアタイヤは減ってきている以外は問題なかったはずです。
通常であれば、これだけの太さのものが刺さりっぱなしになれば、空気圧は一気に下がり走りつづけることは叶わないはずです。
にも関わらず、走り続けれただけでなく、ライディングフィールに敏感なライダーにトラブルを気づかせることすらなかった正体はなんでしょう。

それは、タイヤシーラント

チューブレスレディータイヤの中には、穴を瞬時に塞ぐシーラント液が充填されています。
そのシーラント液が、空いた穴と杭を膜のように覆い、エア漏れを防いだのです。

その驚くべきことは、ライディングフィールに敏感なライダーが気づく暇もないほど早く塞がったこと。
本人曰く「いつ刺さったんでしょ〜ね?」と言った感じ。
しかもいつ刺さったかわからないという事は、かなり前から刺さっていた可能性もあります。

機材である以上万能ではありませんし、全ての穴に対して完璧な効果を望むのは難しいかもしれません。
しかし、今回は「シーラント液」大活躍。

入れてて良かったシーラント液。
実際に活躍している姿をあまり見ることのない「シーラント液」ですが、今回のような姿を見るとその存在の大きさに頭が下がります。

チューブレスレディーをお使いの皆さんは、もちろん。
チューブレスを使用の皆さんも是非とももしもの為にシーラント液をお使いくださいね。

 

STAN’S NOTUBES Tire Sealant
¥400-

 

Stan’s NoTUBEの提供する元祖シーラント液です。 サイズや固まるスピードなども選べる優れものです。

【ELECTRA BICYCLE】最初の一台

人生の一番最初の自転車を覚えていますか?

僕は、乗り始めた時期や場所はボンヤリしているのですが、初めて乗った自転車は覚えています。

僕にとって初めての自転車は、世界を大きく変えてくれる魔法のアイテムでした。

そして歳を重ねてきて今、お子さんたちが初めて乗る自転車は、どんなものが良いだろうかと考えるようになりました。


その答えの一つが今回ご紹介するエレクトラバイシクルです。

  

【ELECTRA BICYCLE】Kids Bike
アメリカは、カリフォルニアで生まれたエレクトラバイシクルは、その独創的なデザインとコミューティングに力を入れた作りで世界中の人に愛されています。
そしてエレクトラ独自のフラットフットテクノロジーは、視野の確保しやすい姿勢とペダルに力を入れやすい姿勢を同時に取ることができより安全性と快適性を向上させています。

そんなエレクトラの中でも今回は、女の子の最初の一台にぴったりな自転車を用意させていただきました。

【ELECTRA BICYCLE】SOFT SERVE KIDS’ 16インチ

¥33,000-(税抜)

【ELECTRA BICYCLE】SWEET RIDE KIDS’ 20インチ

¥35,000-(税抜)

【ELECTRA BICYCLE】SUGAR SKULL KIDS’ 20″

¥35,000-(税抜)

 

サイズは、16インチと20インチ。
わかりにくい子供車のサイズ感、今回の2種類は、
16インチ / 身長100~120cm / 年齢 3~6歳
20インチ / 身長110~140cm / 年齢 5~9歳

となっています。


お子様たちは、その子一人一人年齢が同じでも成長が違いますので、あくまで目安として考えていただき、実際にまたがってご検討いただくのが一番です。

店頭ではこれらキッズバイクをお子様に跨いでいただけるようにしておりますので、お子様と一緒にお気軽にご来店いただければと思います。

暖かくなってきて自転車にもぴったりの季節がもう目の前です。
お子様と一緒にサイクリングに出かけませんか?!

【RIDE】明日行ってます。

突然のお誘いです。
ひな祭りである明日3月3日にゴンゾウパークに遊びに行こうかと思います。
イベントというわけでもなく、明日10時のオープンから2時くらいまで走っていますので、ご予定のない方は一緒に遊んでいただければ幸いです。

「一人で行ってもつまらないな」
「初めて行くのに尻込みする」
「誰か行かないかなぁ」
と思っていた方、ぜひゴンゾウでお会いしましょう。
お会いできるのを楽しみにしています。

【Ride on Gonzo.】

日時:2019年3月3日 10時〜2時頃(雨が降り次第終了)
場所:三重県桑名市 GONZO PARK
料金:GONZO PARKの施設使用料を各自お支払いください
備考:雨天中止です。

【PIT TIPS】錆は見えないところで進みます。

自転車のフレーム素材はいろいろあります。
鉄、アルミ、チタン、ステンレス、カーボン、マグネシウム、などなど

それぞれにそれぞれの素材の良さがあり、当然それぞれに欠点もあります。
自分の走り方にマッチする素材を求めて色々乗り比べてみるのも自転車の楽しみの一つですね。

そんな溢れる素材の中で僕が好んで乗る自転車素材は「鉄」。
しなやかな乗り心地と最適な頑丈さを併せ持つことができる「鉄」のフレームは、自転車素材としてとても優れていると感じています。

ですが、そんな「鉄」にも最大の弱点があります。

それは「錆」

この錆問題、何も鉄のフレームだけに限った話ではありません。
どんな素材の自転車でも「鉄」のすべてを自転車から排除することは出来ません。

何故ならばフレームの素材が鉄で無くとも部品には必ず鉄が使われていますから自転車のどこかが錆びてしまう可能性は常にあるのです。
今回ピットには、錆が進行し続けた結果、最悪の事態になってしまった自転車が入庫しました。
よほどの条件が重ならない限りここまで錆が進行することはありません。
特に今回は、軽量なパイプが使われていたため肉厚が薄く進行が早かったのも原因の一端かと思いますが、最悪の事態に至る可能性は常にありますので参考にしていただければ幸いです。

これがそのフレームです。

ボトルケージの横塗装部分に塗装がボコボコになってしまった箇所が見受けられます。

これは、シートパイプの中で錆が侵食し、塗装の下で錆が膨らみ表面がボコボコになってしまったものです。

では、塗装の下がどうなっているか、塗装を剥がしてみましょう。

錆がパイプを侵食しつづけパイプに穴が空いています。
別の角度からもう一枚。

さらに大きな穴が空いています。
塗装の上からでは塗装がカバーしていたので穴は見えていませんでした。

しかし塗装の下で、少しずつ少しずつ錆が侵食しフレームに決定的なダメージを与えてしまっています。

もう一枚は、シートパイプの中をできる限り写してみました。

本来であればグリスが、錆を防いでいるはずでしたが、長年の使用によりグリスがなくなってしまいパイプ内側の奥の方まで錆が進行しています。

ここまできてしまうと修理は効かず、パイプの交換となるのですが、今回は欠損箇所がシートパイプ。
溶接箇所が多いためパイプを交換することもできず、フレームを交換するという残念な事態となってしまいました。

では、このような事態となってしまった原因はなんでしょう?

シートパイプ内側の錆の原因は、シートポストとシートパイプの間から雨の日の乗車などによって水が侵入してしまうからです。
この部分は、グリスがしっかり塗られていればグリスが止水の役目をしますので防ぐことが可能ですし、他の侵入箇所としてボトルケージの取り付け部分のネジ穴も考えられますが、これもグリスで防ぐことができます。

もう一点は、寒暖差によるフレーム内の結露なども考えられます。
これは、定期的な整備の際にフレーム内に錆止めのスプレーを吹き付けておくことで防止できます。

つまり、ほとんどの侵入箇所は定期的なチェックとメンテナンスで防ぐことができるのです。
しかもその内容は、グリスや油の塗布といった簡単な内容。
作業時間は、正味3分といったところではないでしょうか?

さあ、皆さん。
今すぐ愛車のシートポストを抜いてみましょう。
どうですか?

クランプを緩めたのにポストが動きにくくなっていたら要注意です!!

すぐにグリスや錆止めスプレーを塗布してあげてください。

大好きな自転車を守るのは、ほんの少しの整備です。
まさに注意一秒怪我一生。
自分ではもう分からないと思ったら、我らがサークルズのオーバーホールへお持ち込みください、その時点でできる最高のメンテナンスを提供させていただきます。

でも、メンテナンスは、細かく少しづつが基本ですよ!!


【PIT TIPS】メンテフリーではありません 
Shimano ALFINE のメンテナンス

このブログを読んでいる方は少し違う感じ方をされるかと思いますが、日本でシマノと言えば釣具のメーカーと答える方がほとんどです。

でも実は、シマノの売り上げのほとんどは自転車の部品で成り立っています。
しかも、それは皆様にとって馴染み深い部品群では無く、一般車と言われるような低価格帯の部品がほとんどです。

そんな世界中で酷使される自転車で鍛えられた内装変速システムの最高峰に位置するアルフィーネについて今回はお伝えしていこうと思います。

よく勘違いされている事の一つとして、アルフィーネに限らず「内装変速はメンテナンスフリー」と思われている誤解。

メンテナンスの量は少なくても構いませんが、決してメンテナンスフリーではないので注意が必要です。

ハブ本体は、密閉されていますのでゴミや水の侵入は外装変速に比べたらほぼないと言えるレベルかと思います。

では何故、何も侵入しないのにメンテナンスが必要なのか?

それは、内装変速のハブの中にはたくさんの歯車が入っており、これらをスムーズに動かすためにはオイルが欠かせないからです。

内部で使用されるオイルは、化学合成のオイルとはいえ使用によって当然劣化していくので定期的に交換する必要があります。 そのスパンは、2年に1回くらいか5000km毎に交換と頻度としては少ないですが、必ず必要な作業でもあるのです。 だからこそ、メンテナンスが必要なのです。

さあアルフィーネユーザーの皆様、ご自身のハブは大丈夫ですか?

先日、ピットにアルフィーネのメンテナンスをご依頼いただきましたので皆様にも是非見ていただくとしましょう。

その手順はとても簡単でわずか三つ。

・古いオイルを抜く
 ↓
・ハブの中に残っている古いオイルを洗う
 ↓
・新しいオイルを入れる


これだけ。

ただ、専用工具と専用OILをご用意していただく必要がありますので、我々自転車屋にお任せいただく方が安心かつ経済的かと思われます。 ちなみに専用品は、こんな感じです。

早速、始めましょう。

まずは、注射器を所定の場所にセットします。

セットが終わったら注射器を下向きにして古いオイルを吸い出します。

真茶色に汚れたオイルが出てきます。
古いオイルが出なくなったら、さらに新しいオイルで古いオイルを洗い出します。

新品のオイルは綺麗な緑色をしています。
洗い流すためにハブの中を通しもう一度吸い出すと先ほどの綺麗な色は失われ濁った色になって出てきます。

洗浄に残ったオイルをしっかりと抜き取り、また新しいオイルを注入して完成です。

所要時間は、30分ほど。
2年に1度もしくは5000km毎に一度の作業としては、驚くほど簡単です。
さすがは世界のシマノ。

日常の中で活躍する自転車には、内装変速はそのメンテナンスの頻度を考えても大変なアドバンテージがあるのではないかと思います。
段数も3段、5段、8段、11段と使用距離と環境によって選んでいただけます。

さあ、あなたの通勤の相棒を内装変速に交換してトラブル知らずにしてはいかがでしょうか?

ご相談、いつでもお待ちしています。

【PIT TIPS】バラせるって素敵 
ホワイトインダストリーフリーコグの分解清掃

シクロシーズンもあと僅かなこの時期、シングルスピードで戦う僕にとって最も重要な部品フリーコグ(呼び方は多々ありますが今回はこれで)。
フリーコグで絶対的な信頼といえばホワイトインダストリー、これをおいて他にはないでしょう。

数あるフリーコグの中で何故、ホワイトなのか?

簡単です。
ホワイトのフリーコグは、バラせるのです。

シマノやACSから名もなきメーカー製まで、おおよそフリーコグは分解することができません。
そりゃ、組み立ててできている部品ですから、綺麗に逆を追えば分解できるのでしょうが、数々の専用工具を必要とするようなモデル、嵌め殺しの部品やどこから手をつけいいのかわからないモデルまで、分解されることを拒否しているようなモデルばかりが市場にはあふれています。

そんな中ホワイトインダストリーのフリーコグは、
・モンキーレンチ
・カニ目レンチ
・フリーホイールリムーバー

僅か三つの工具があれば分解可能なのです。
そんな素晴らしい事案は他にないでしょう。

ただ、本家ホワイトインダスリーの説明文は、全編英語ですので突然ハードルが上がります。
そこで今回は、ポイントを抑えて日本語にしてみましょう。

それでは、分解スタートです。

1、まず外側のロックリングを外します。
内側をフリーホイールリムーバーで固定して、ロックリングをカニ目レンチで回します。
この際、ロックリングが逆ネジになっていますので注意しましょう。(右側に回すと緩みます。)

2、次に外したロックリングの下にあるスナップリングをナイフなどで溝から外します。

このような作業の際に僕が愛用しているのは、刃を落としたデザインナイフ。
たいへん重宝します。

この刃無しデザインナイフは、汚れをこそげ落とす時にも役立ちますので、工具箱の片隅に入れておくと便利です。

3、スナップリングを外したら上から内側の部分を押し出します。

4、これでバラシは完了です。手順さえ覚えてしまえばとても簡単です。
フリーのノッチ部分を無くさないのと向きを間違えないように気をつけて掃除をしてください。

5、掃除が終わったらグリスアップして、外した順番通りに戻します。
グリスは、つけ過ぎるとノッチが動かなくなったりしますので適度につけてください。

塗り終わったら元に戻すのですが、ただ戻そうとするとノッチの部分が引っかかって嵌めにくいので回しながら押していただくとすんなりとはまります。

6、内側の部品がはまったら裏側についていたシールを押し嵌めます。

7、嵌め終わったら表側に回り、忘れないようにスナップリングを取り付けます。溝にはまっているのを必ず確認してください。

8、最後にロックリングを左側に回して締め付けたら完成です。

いかがでしょう、文章で読んでいるだけだと解りにくくなるかもしれませんが、実際にやってみるととても簡単で驚きます。

ChrisKingのハブといいホワイトのフリーコグといい、「バラしてメンテナンスして長く使う」という発想がモノ作りの根幹にあるモノに触れるととても嬉しくなります。

メンテナンスの基本は、まず掃除。
何事もそうですが、全ては綺麗にすることから始まります。
少し寒くてお出かけに二の足を踏む週末、まずは愛車の掃除からしてみませんか?

掃除が終わったらきっと出かけたくなりますよ。

【PIT TIPS】回る回るベアリング

シールドベアリング。

自転車の部品の中によく使われている部品です。
ハブの回転部分だったり、
ブレーキレバーの可動部だったり、
変速機の中にあるプーリーのさらに内側だったりと、
自転車には大小様々なシールドベアリングが使われています。

そんなシールドベアリングは、リテーナーベアリングに比べてベアリングの回転部分がシールにより密封されているのでゴミや水の侵入が少なくメンテナンスをしなくても長く使えるのが利点となります。

メンテナンスしなくても長く使える???

そうなんです。
逆に言うとメンテナンスできないと言うのが本当のところです。
「シールを外して、掃除して、グリスを追加して回転復活」的なものをウェブなどで見かけると思いますが、多くのシールドベアリングは基本シールを外す行為はNGなのです。

一度外してしまったシールは、多かれ少なかれ変形していますので、戻したところでその回転は100%復活することはありません。
ですから、シールドベアリングは戻すのではなくベアリングごと交換するのが正解です。
工業部品ですから、規格に則ったものであれば1個数百円で手に入るはずです。

ChrisKingのベアリングのようにシールされているのにメンテナンスをすることができるように作られているベアリングはほとんどありません。
このことからもキングのベアリングが、いかに優れているかがわかります。
まあ、その話はまた今度にしておいて。

今回は、基本分解NGなシールドベアリングを分解してみましたので、是非とも中をご覧いただきましょう。

どちらもPHILWOOD / フィルウッドのハブに使われていたベアリングです。
交換のために外したものですから中身がボロボロなのはご容赦ください。
同じハブに使われていたベアリングなのに片方はサビサビ、片方はドロドロゴテゴテなのが興味深いですね。
使われていた環境によってその劣化具合もまちまちです。

ちなみに、質実剛健さが売りのフィルウッドのハブがなぜ重いかというと、ただ丈夫なハブとしてではなく、シールドベアリングの打ち替えにも耐えうる頑丈さを求めたからでもあるのです。 だからこそ、メッセンジャーやビックツアラーたちから厚い信頼を得ているのですね。

早速掃除をして真上からのぞいてみると、、、

中身は、まるでスターゲートみたいな感じですね。

さて、こちらのベアリングは、これでお役御免。
新品のベアリングに交換となるのですが、多くのシールドベアリングはその構造上各部品に圧入されていることが多くワンタッチで交換というわけにはいかないようになっています。

ご家庭で簡単には交換できないことが多いですので、ご要望の際には是非ともご相談していただければと思います。
密閉されているだけにその交換時期や不調が判りづらい部分でもございますので気になる時にもご相談ください。

シールドベアリングのスムーズな回転こそ、スムーズなライディングを生みだす秘訣ですので、今度のお休みにでもチェックしてくださいね。

【PIT TIPS】ディスク教本 vol.2
-ディスクブレーキの導入準備-

前回は、「ディスクブレーキとはなんぞや」というところから行きましたので今回は、実際の導入にあたって必要な部分を詰めていくとしましょう。

一番最初に確認することは、まず自分の自転車にディスクブレーキが付くかどうかからです。
ディスクブレーキは取り付けにあたりリムブレーキとは違う専用の台座がフレームにもフォークにも必要になります。
これが無いと取り付けがそもそもできませんので、ここを第一に確認してください。

フロントフォーク左側下部

フレーム左側後端

フォーク/フレームに、この三種類のどれかの台座がついていませんとそもそもディスクブレーキ化できませんので、その時はフレームやフォークを新規導入することになります

次に、使用用途によって構造をチョイスしましょう。

構造とは、ディスクブレーキが何によって動くかです。
これは大まかに言って2つに分かれます。
「ワイヤー引き」「油圧」の二種類です。「ワイヤー引き油圧」なんてモノもありますが、混乱の種になりますので一旦置いておきます。

まず「ワイヤー引き」
これは、ディスクブレーキのパッドを動かすにあたりリムブレーキと同じようにワイヤーを引っ張ったり戻したりすることで作動させます。

そして「油圧」
これは、ディスクブレーキのパッドを動かすにあたりレバーとキャリパーをホースで結びその中にオイルを充填させパスカルの原理を使ってパッドを動かす仕組みになっています。

それぞれのメリット/デメリットと使い分けは、あくまでざっくりとしたものですが以下のようになります。
 
「ワイヤー引き」
・リムブレーキの時と仕様を合わせることで同じブレーキレバーを使うことができる
・リムブレーキと同じような感じで作動させることができますので、取り付けやメンテナンスが簡単で扱いやすい
・使用する専用部品が少ないので導入コストが油圧ディスクに比べて安い
・同サイズのローターを使用した時、油圧に比べて制動力が弱い
 
「油圧」
・作動にオイルを使うことでブレーキの引きの軽さを手に入れることができる
・「ワイヤー引き」に比べて軽い力で強力な制動力を得ることができる
・レバー、ホース、キャリパーが、それぞれ互換性を持った専用品が必要になる
・オイルなど使い慣れないものを仕様するのでメンテナンスが煩雑である

などが挙げられます。
 
構造を選択したら、導入にあたり必要な部品を確認しましょう。
ディスクブレーキを導入するには以下の部品が必要になります。()の中は、選ぶにあたりの注意点です。
ディスクキャリパー(フレーム/フォークの台座によって取り付けられるものが変わります)
ディスクブレーキ用レバー(ワイヤー引きであればいらないこともあります)
ディスクブレーキ用ハブ(値段は安いものから高いものまであります)
ディスクローター(ハブの種類によって仕様が変わりますのでご注意ください。)
ディスクアダプター(バイクと選んだキャリパーによって要不要が変わってきます)
 
これが前後分必要になってきますので、部品点数としてはそこそこの数になります。
必要なものを確認したら次は、それぞれの部品を決定していくのですが、
長くなりすぎますので、今回はこの辺りで。

それでは、また次回をお楽しみに。
 
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【PIT TIPS】ディスク教本 vol.1 –ディスクブレーキの○とX–

【PIT TIPS】ディスク教本 vol.1 
–ディスクブレーキの○とX–

 
最近、ご質問をいただくことが多くなったディスクブレーキ。
 
そのシステムにはメリットもデメリットも存在しますので、その使用用途に合わせて適時最良のモノを選ぶ必要があります。
 
では、「どのように選べば良いのか?」「モノとしてどのように違うのか?」などディスクブレーキにまつわるエトセトラをこれから数回に分けてお伝えしていこうと思います。
簡単なところから参りますので是非ともお付き合いください。
 
まずは、一番簡単な「ディスクブレーキとはなんぞや」といったところから始めていきましょう。
 
ディスクブレーキとは、走行中の自転車を止めるための制動システムの一つです。
形状的にはこんな感じ。
 
 
車輪の横にディスクローターと呼ばれる円盤とキャリパーと呼ばれる本体がついています。
 
 
この構造は、車やオートバイ、鉄道などにも採用されていて最も採用されているブレーキではないかと思います。
スポーツ自転車での採用率は年々増加の一途辿り、現在では控え目に言っても完成車の半分以上には採用されています。
 
では、そのメリットやデメリットは何でしょうか?
 
メリット
・悪条件な天候でもリムブレーキに比べて制動力の低下が少ない
・制動力自体も大きいので長時間のライドでも疲労が少なくなる
・車輪を形作る部品であるリムから、ブレーキに関わる仕事をなくすことができる
・雨の日に乗ってもタイヤサイドが汚れない
 
デメリット
・リムブレーキに比べて重量が重い
・価格的に少し割高である
・全てが専用品となることが多い
・規格や仕様が細かく分かれていて解りにくい
 
パッとあげるとこんなところです。
デメリットも多く、その中には重量が重くなるという自転車には天敵と言える項目まで存在するにも関わらずその採用率が増えていくのはなぜでしょう?
僕が思うところでは、特筆すべき以下二つのメリットが存在するからではないでしょうか?
 
・悪条件な天候でもリムブレーキに比べて制動力の低下が少ない
・車輪を形作る部品であるリムから、ブレーキに関わる仕事をなくすことができる

 
この二つのメリットで、他のデメリットはあっさりと目を瞑ることができます。
それでは、もう少し掘り下げてみましょう。
 
・悪条件な天候でもリムブレーキに比べて制動力の低下が少ない
 
これは、最大のメリットだと考えます。
リムブレーキは、リムの側面にブレーキシュー(ゴム部分)を押し付けた摩擦で止めていますのでむき出しになったブレーキシューは、雨や泥など気象条件や路面条件による悪影響を高く受けます。
 


 
それに比べて、ディスクブレーキは、キャリパーの中に取り付けられたパッドをこれまたリムと別の部品であるディスクローターに押し付けた摩擦で止めています。
この部品はタイヤからの距離も遠く、路面の影響を受けにくくなっています。
 

 
二つ目のメリット「車輪を形作る部品であるリムから、ブレーキに関わる仕事をなくすことができる」は、少し解りにくいかもしれません、でも重要です。
リムブレーキに使われるリムは、その構造上ブレーキのシューを受ける部分が必ず必要となりその形状の自由度が制限されます。
さらにシューを受け止める部分は、そのブレーキの力を受け止める強度が必要たなりそれを支える他の部分もそこに影響されます。
しかしディスクブレーキ専用のリムであればブレーキの仕事からは解放され、車輪を形作り回ることに専念することができます。
形も自由度が増しより空力や衝撃分散に優れた形状を取ることができます。
 

 
この二つのメリットからもたらされる走行性能の向上は、リムブレーキではたどり着けないものでありディスクブレーキを採用するにたる理由となるのです。
 
さて、すでに長文となってしまいました。
 
ディスクブレーキを採用するにあたり自転車に求められる仕様や規格などは次回に回すとしましょう。
それでは、また近いうちにお会いしましょう。
 

【PIT TIPS】地球と自転車を繋ぐのはタイヤです
-タイヤの選び方-

今年も残すところあとわずか。
新年をニュータイヤで迎えるべくタイヤ交換なんて如何でしょう?

そんな訳で今日のお話は、シーズン真っ盛りのシクロクロスにも大変重要なタイヤ選びついて書いてみようかと思います。
最終、使ってみなければ解らない部分も多いのですが、それでもざっくりとした方向性などは見つけれるのではないかと思います。

タイヤを選ぶとき重要となってくるのは、まずその交換の目的です。
「消耗したため交換する」
「走りの質を変えるための交換」
「レースなどで使うのでそれに向けての交換」
「見た目の雰囲気を変更するための交換」
などが大きなところになるのではないでしょうか。

では、実際交換するとなった時どこを基準に選んでいくのが良いのでしょうか?
タイヤを選ぶ大きなポイントは、四つあります。
①全体のパターンや種類
②溝の深さやノブの高さ
③コンパウンド(タイヤのゴム)の質
④値段

まず「①全体のパターンや種類」は、
タイヤの用途から決めていきます。
用途とは、メインで自転車が走るところを思い浮かべてください。
オンロードであれば、ツルツルのタイヤが得意ですし、
オフロードであれば、ボコボコしたタイヤがマッチします。
両方というのであれば、その割合に応じて次でご紹介する要件を参考にしてください。

「②溝の深さやノブの高さ」とは、そのタイヤの持つ特徴を表します。
ツルツルのオンロードに向けたタイヤであれば、溝の「ある」「なし」によって特徴が変わります。
溝がなければ、濡れた路面ではあっという間に滑りますが、乾いた路面では最高にグリップします。
反対に溝のあるタイヤは乾いた路面ではグリップが落ちますが、溝があれば接地面から水を排出してくれますので濡れた路面でも安心して走ることができます。

ボコボコのタイヤは、そのボコボコの位置や形によって特性が変わってきます
真ん中のボコボコが密になっていればなっているほどオンロードや固く閉まった地面でのコギが軽くなってきます。
ですが路面に食い込む力は弱くなってきますのでゆるい路面で滑りやすくなり漕ぐ時のトラックションコントロールが難しくなってきます。
そんな事もあり、ゆるい路面でグリップを得るためにはタイヤが地面に食い込むようにノブが高く隙間も広い方が有効です。
ただノブが高くなれば走行時のゴムの型崩れもしやすくなりますので、硬い路面にはいった時、腰が砕けた様なズルズルした感じになります。
この腰砕けの感じは、次のコンパウンド(タイヤのゴム)の質も大きく影響します。

「③コンパウンド(タイヤのゴム)の質」とは、文字どうり使われているゴムの種類によります。
例えばスローリバウンドと言われるような、柔らかいゴムを使用するとグリップに粘りが出ますので地面によく食いつきます。
ただ柔らかいこともありとても消耗するのが早くなります。
一般的に硬いゴムというのはあまり使われておらず、普通か柔らかいかの選択になってきますので、レースのようなハイグリップを求められるシーンには、柔らかめのゴムを選ぶとより良い結果に結びつくと思われます。
当然ながらこのゴムの質は当然、「値段」にも反映してきます。

「④値段」は、文字どうりです。
これは、ゴムの質やタイヤの種類、生産国などによって大きく変わってきます。
相場としては、1本2,000円〜20,000円の間くらいとなっていますので財布との相談が重要です。

コレらの要件を考慮して今の自分が必要とするタイヤを選んでいただければと思います。
さらに深い部分を追求するのであれば、
使うチューブの種類やタイヤのローテンションパターン、チューブの使用・不使用などまだまだ追求できる部分はありますので楽しみながら試していただければと思います。
いや「そんなの面倒くさい」というときは、スタッフに言っていただければオススメをご紹介しますのでご相談いただければと思います。