昨年登場した、ブラックのアッパーにガム色のソールがレトロな雰囲気醸し出すビンディングシューズ、GIRO / Privateer Lace Japan Limited Colorに、先日新たなカラーが加わりました。 今回の新色は、ソールのガムカラーはそのまま、アッパーのカラーがグレーとなっての登場です。
どことなく青みがかったグレーに新鮮な印象を与えられますが、どんなカラーのウェアとも合わせられる汎用性の高いものであることは確かです。
その新たなカラーと共に、Privateer Lace Japan Limited Colorについておさらいしてみましょう。
【GIRO】
Privateer Lace Japan Limited Color
PRICE:¥18,480 (税込)
COLOR : Portaro Grey / Gum, Black / Gum
SIZE:39〜46
ガムソールが魅力の日本限定カラー
日本限定カラーとなるこのPrivateer Laceの特徴は、何と言ってもそのガム色のソールです。 石油由来の合成ゴムができるずっと以前から、スニーカーなどのソールの素材であった天然ゴムをイメージしているためレトロな印象を受けます。
しかし、それが自転車に乗る上での最先端の機材として作られるビンディングシューズというものに組み合わさると、逆にとても新鮮なものとして感じられます。
その高機能なシューズにレトロなカラー。このギャップが魅力の1つなのですが、もう1つ、特徴としてあげられるのが、フィッティングのためのシューレースです。
サイクルシューズにとって大きなメリットとなるシューレース
現在、従来のマジックテープ式のシューズは少しずつ目にすることがなくなり、Boaシステムを代表とするダイヤルとワイヤーでのフィッティングシステムが多くなってきています。 しかし、このPrivateer LaceやGIROを代表するEMPIRE、またQUOCのNightやGran Tourerのように、数年前からシューレースを使用したビンディングシューズもまた多くなってきています。
シューズと足を一体化するためのそのフィッティングシステムは、効率的なペダリングを実現するためにとても重要なポイントとなります。 シューレースからはクラシックな印象を与えられはしますが、サイクリストにとって大きなメリットがあるからこそ現在一部のモデルで使用されているんです。
ではなぜ今シューレースが使用されているか。
その最大のメリットとなるのが足の細かな形状に合わせてフィッティングすることができるということです。 緩んだシューレースを少しずつ締めて行くのは面倒な作業ではありますが、つま先側から順に、レースホールの各箇所ごとにしっかりと締め付けていくと、足の形に沿った最高のフィット感を得ることができるのです。 幅広・甲高なんて人も履きやすかったりするのです。
その他にも、軽量であること、ほつれたり切れたりした時にも交換が容易であることなどのメリットをあげることができます。 クラシックなスタイルではありますが、シューレースを使用するということは現代でも優れた機能性をもたらす要素なのです。
カラーの異なる3本のシューレースが付属
そしてこのPortaro GreyにもBlackと同様に、カラーの異なる3本のシューレースが用意されています。Blackにはがブラック、レッド、グレーと3つのカラーが付属していましたが、このPortaro Greyにはブラック、レッド、オレンジの3本が付属します。自分好みの装いにするのはもちろん、誤って切れてしまった時もすぐに交換することが可能です。
機能性に優れたマイクロファイバーのアッパー
マイクロファイバーのアッパーは、素材のもつ防水性とパンチング加工によって備わる通気性を兼ね合わせており、様々なシチュエーションで快適性を提供します。 また、履き続ければ履き続けるほど足に馴染み、より良いフィッティングが得られるようになってきます。
カジュアルな雰囲気を醸し出すPrivateer Laceは、その容姿とは裏腹に優れた機能性を備えているのです。
そのためトレイルライドやグラベルライドを楽しむための、また通勤や通学など日常使いのビンディングシューズとして、履く人に合ったそれぞれの使い方をして頂けるものとなっています。
用意された豊富なサイズ
またサークルズでは、39から46という豊富なサイズをご用意しております。 足が大きくてどこを探しても合うサイズが見つからないという方も多いでしょう。 サークルズでは、このPrivateer Laceだけでなく、その他のシューズ、アイテムもできる限りサイズレンジを広くご用意しておりますのでお困りの際は一度サークルズをご確認ください。
以前、海外からのツーリストが来店された時、スタート地点であった福岡でシューズが壊れ、そのまま名古屋まで走って来られたことがありました。 その間色々なお店で合うサイズを探しながら名古屋まで走って来られたのですが、ようやくサークルズで合うサイズのシューズを見つけられたと喜んでいらっしゃった事がありました。
困った時のサークルズであれるようにしていきたいと思います。