みなさんバーテープは何を使ってますか?
どうも、最近グラベルばっかり走っている大作です。
ここ半年で3回ほどバーテープを交換する機会があったのですが、「それぞれ厚みを変えて巻いてみる」実験をしてみたところ最後に巻いた3mm厚のバーテープが僕の乗り方とマッチしてとても調子が良かったんです。
今回はそんなバーテープを「厚み」に注目してご紹介しようと思います!
十人十色なバーテープ

カラーや素材など様々な種類のバーテープが世の中に溢れておりますが、例えばこちらのLIZARD SKINS。厚みの違いで箱の大きさからしてだいぶ違います。

続いてフィジーク。
箱の大きさは同じですが、パッケージにはそれぞれの特徴が分かりやすく記載されています。
バーテープの厚みを変えると何が変わる?
ズバリ
- 振動吸収性
- コントロール性
1つ目の振動吸収性というのはイメージしやすいと思います。厚みが増せばクッション性が上がり、グラベルのガタガタした道や、長時間自転車に乗るときにおすすめです。
2つ目のコントロール性は薄いバーテープの特徴です。クッション性は低くなりますが、その分路面の振動を感じ取りやすく、しっかり握り込むことができるのでグリップ力も増し、バイクのコントロールがしやすくなります。

僕は今までコントロール性と握りやすさから薄いバーテープばかり使ってきましたが、試しに3mm厚のバーテープにしてみたところクッション性が上がったおかげで、ツーリングやグラベルを好む僕にバチッとマッチしたんですよね。
厚みのあるバーテープはどうしてもハンドルが太く見えてしまい、実は今まで避けていたのですが痛みや痺れによる手への意識が薄くなる小さな感動が忘れられず、これは優先順位を変えなきゃなと感じました。
もし僕と同じような乗り方をされる方や、手への痺れを感じる方はぜひ参考にしてみてください!
厚め?薄め? あなたの乗り方はどっち?
僕の経験からいくつか乗り方や使い方に合わせたおすすめのバーテープをご紹介します。
薄いグローブや素手には厚めのバーテープ
おすすめはこちらの FIZIK Terra Microtex Bondcush Gel Backer Tacky


こちらのバーテープ、厚みはもちろん3層構造の中央に衝撃を和らげる素材が入っており、表面も滑りにくい素材のためロードからグラベルまであらゆるシーンに適応します。
続いてこちらのBROOKS Rubber Bar Tape


こちらはパッケージなどに詳しく表記されていませんが、実は3mm厚(実測)としっかり厚いんです。
ラバー素材なので雨の日も滑りにくく、またBROOKSらしい渋いカラーをラインナップ。性能はそのまま、バイクのレーシーな雰囲気をなくしたいときにもってこいのバーテープです。
肉厚な冬用グローブには薄いバーテープ
じゃあ薄いバーテープはどんなときにおすすめなの? というとレースに出たり、バイクコントロールが重要なシーンに向いているのはもちろん、厚手のグローブとの組み合わせでおすすめです。これからの季節、必ずと言っていいほどグローブをはめますよね。冬用ともなればグローブ自体の厚みがますので、その分バーテープを薄くして握りやすくしよう、ということです。
おすすめはこちら LIZARD SKINS Bartape V2 DSP / 1.8mm


1.8mmという薄さはハンドルの握りやすさはもちろん、LIZARD SKINSらしく表面のグリップ力の高さがグローブをしていても確実にハンドルバーを握ることができます。
続いてはこちらの PDW Wraps with Silicone Grip


知っている方も多いはず。第一印象は「かわいい」。
ナイロン生地で作られたこのバーテープは薄さと丈夫さを兼ね備えており、握りやすく破れづらい。
そして両サイドに設けられたシリコンのラインがナイロンにはないグリップ力を補う、かわいいと性能を両立させたバーテープです。
季節の変わり目にバーテープを変えてみよう
夏も終わり紅葉がピークの今、着る服装なども変わるので自転車も一緒に衣替えしてみませんか?
今回ご紹介したバーテープは店頭にて実際にご覧いただけますし、バーテープ交換ももちろん承っております。
気になる方や交換しようかなと考えている方はぜひご来店くださいね!

もし「自分でやってみたいな」というチャレンジ精神旺盛な方はCultureClubのレンタルピットでスタッフに教えてもらいながら巻くこともできます。自転車に乗っているときに必ず視界に入るバーテープ。自分で巻くと楽しさ倍増しますよ〜!