こんにちは。Circles Tokyoの石川です。
今回はSURLY Disc Truckerを納車させていただいたので、紹介させてもらいます。
オーナーは今まであまり自転車には乗ってこなかったのですが、昔からSURLYに憧れがあり、最近SURLY熱が再燃したという事でご相談いただきました。
最初はSteamrollerが気になっていたのですが、話を聞いているとお住まいが坂の多いエリアという事。街乗りがメインだが、週末はロングライドに挑戦したい。ゆくゆくは色んな遊びもしたいし、荷物を積んでツーリングにも行きたいというご要望でした。
色々相談させてもらいながら、SURLYの中でもロングセラーモデル、Disc Truckerがこの想いを叶えられると思い、提案させていただきました!
決して速くはないけれども、安定した走り、重い荷物を積んでも抜群の安定感が特徴のツーリングバイク。
パーツアッセンブルを決めていく前に、まず自転車に慣れるまでは街乗りを楽しみたいという事でしたので、コミュータースタイルに振り切って組んでいき今後乗っていく中で徐々にカスタムを増やしていく事に。
この後々乗るニーズによってカスタムができるという幅がSURLYの懐の深さでもありますね。
Simple is the best!!紹介していきます!
まず自転車に乗る上で必要不可欠なライト。
後付けのライトは充電が必要だったり、ハンドル周りのスペースがなかったり、細かいストレスが多いもの。
メカメカしいデザインが邪魔をして良いライトないかなぁと日々探している方も多いのではないでしょうか。
そんな時にはダイナモライトで全て解決です。
VELOCITY Dynamo Hubを取り入れ、夜でも安全に、そしてノンストレスで自転車に乗れます。
夜、暗くなってから自転車に乗るって危険も多くて、対向車に自分の存在を知らせるというのももちろん、舗装路が荒れているのに気づかなかったり、段差が見えずに躓いてしまう事もあり危険ですのでしっかり足元を照らしていきましょう。
そしてコミュータースタイルにバスケットは必須ですね。
大きめのバスケットはついつい増えてしまう荷物を入れる際に重宝します。1回付けてしまうと便利すぎるがゆえ、なかなか外せないんですよね。
夏は出来るだけ身体から荷物を離したいもの。
この季節、お客様からのカスタム要望が多いのもバスケットです。
これでスーパーへのお買い物から銭湯にも行けちゃう、コーヒーセットをバスケットに積み込んでDAY CAMPなんかしたら最高に気持ちいいですね。
サドルはSELLE ANATOMICA H1 Leather Saddle。
オーナーが店頭でサドルを見ている時に、この美しいフォルムと存在感に一目ぼれ。これは自分の自転車に取り入れたい!!と熱くオーダーいただきました。
とても分かります…。
レザーサドルって取り入れるだけで自転車が格段カッコよく見えるあの感覚。
もちろん見た目だけではないのがこのサドル。
SELLE ANATOMICA社だけにしか作ることのできないユニークなデザインの「THE SLOT(中央の穴)」、それによりサドルの両端が坐骨の下で自由に動き、座面にかかるストレスを緩和してくれます。
H1は、Selle Anatomicaのサドル中で最も頑丈なサドルのひとつ。ツーリングや長距離乗りを好むサイクリストにとっても理想的なサドルです。
ここから長い距離を乗っていく中でオーナーに馴染んでいき、長い仲になっていくと思い入れも出てきて愛着も湧いてきちゃうんですよね!
ハンドルバーはSIMWORKS Cowcow Bar。
元々安定感ある乗り心地のDisc Truckerですが、このハンドルバーは全長750mmとワイド形状なのでさらにどっしりと。
CowcowBarは街乗りファンライドにはもちろん、少し遊び方を変えてダートツーリングやアグレッシブに乗りたいときにも難なく対応できる優れもの。頑丈なフレームには頑丈なハンドルバーを。
タイヤはSIMWORKS Volummy Tire 27.5。
まずは街乗りからという事で転がりの良いスリックタイヤを選択。
乗り慣れていないオーナーも安心のタイヤサイズ1.9という太めのサイズをチョイス。見た目も乗り心地もムッチリです。
けっして軽いタイヤではありませんが、ここでも安定感重視。
街乗り、ロングツーリングでもムチムチ転がってくれます。
サイドタンのカラーリングがナイスですね!
メインのコンポーネントはMICRO SHIFT Sword。
街乗りがメインではありますが、坂が多いエリア、かつ将来的にはドロップバーでの運用でロングツーリングに行かれるということも想定してSwordの快適な10速仕様に。
ペダルはSIMWORKS Taco Pedal。
大型プラットフォームスタイルでどんな状況下においても足の裏の収まりが良く、ペダリングのしやすさが魅力。
今回改めて感じたのは、Disc Truckerって乗り手のやりたいを叶えてくれる最強ツーリングバイクではないか!?ということ。
街乗りから始まり、山遊び、ツーリングまで。
キャリアも付けられるし、フェンダー用のダボもあるし、まだまだカスタムの可能性は無限大。
今回コミュータースタイルに振り切る事でシンプルに組み上がったからこそ、これからのオーナーの乗り方に応じて変わっていくこのSURLYを見ることが私自身とても楽しみです。
早速色んなところへライドに出かけているようで、とても嬉しいですね。また違う遊び方をしたくなったら是非ご相談ください~!