こんにちは。Circles Tokyoのよっしーです!
お盆が過ぎると風が変わるもので、少しづつですが朝晩が涼しく感じる日も増え、秋が近づいてくるのを感じますね。
秋といえば自転車を乗るには打ってつけのシーズン。
私自身も夏暑すぎてあまり走れなかった鬱憤を晴らそうと、地図と睨めっこしながらライドの予定に考えを巡らせているところ。
ライド企画も沢山計画しています!
それとは別のお話で、東京店では自転車を見に来てくださる方も増えており、みんな気持ちは一緒なんだなーと思っているところですが、ご紹介せずにはいられないコンプリートバイクが用意できましたので今日はそちらのお話を。
BREADWINNER CYCLES Continental
Circlesでは数多くのハンドメイドブランドを展開していますが、今回はオレゴン州ポートランドに拠点を置き、カスタムフレームの設計と製造に関わる20年以上にわたる経験を持ち、数多くの受賞歴のあるフレームビルダーのTony Pereira(トニー・ペレイラ)が主宰する BREADWINNER CYCLES / ブレッドウィナーサイクルズ にフレームの制作を依頼いたしました。
Lolo、A-Road、B-Roadなどといった数あるロードカテゴリーのラインナップの中でも明らかに異質な存在であるContinental。ホリゾンタルトップチューブにリムブレーキとクラシカルを体現するこのモデルは、はるか昔Raphaによって企画されていたContinental Rideによって生まれたモデルとなります。
BREADWINNER CYCLESでは設定する各モデルに対して最適化された詳細と特性を維持できるようにチェーンステイやBBハイトなどが予め設定されており、オーナーの身体的特性とビルダーの経験をすり合わせて、一から導き出した上で完璧なフィット感を生み出せるジオメトリーを引くことからバイク作りが始まります。
Continentalで設定されているのはこちらの数値。最近選択肢として増えてきているエンデュランスロードとロードバイクの間のような絶妙な味付けが施されていることがわかります。
もちろん素材にも抜かりはありません。使われているチューブはコロンバス社が誇る軽量高剛性のSPIRIT。熱処理が施されて高められた強度と耐久性でハードなライドでも臆することもありません。
撮影のための試乗をした際に感じたことは何よりも踏み込んだ際の加速の気持ちよさ。ここは素材の特性が大きいでしょう。踏み込んだ力を溜め込むようにしなるフレームは、どこまでも踏み込んでいきたくなるような加速感を生み出し、近年の剛性の高いBBを持つ自転車の加速感とは別ものといった印象。乗り味もクラシックと言えます。
それでいて少し長めのチェーンステイや寝かせ気味のシートチューブ角といったジオメトリーと、クロモリの特性から地面からの突き上げをいなしてくれる乗り心地の良さも併せ持っており、改めてスチールバイクの良さを体感できるのではないでしょうか?
アッセンブルももちろんContinentalに合わせて現代のスポルティーフをコンセプトにパーツ選びをおこなっております。回転部分に関しては比類なき耐久性とメンテナンス性の高さを誇るCHRIS KINGインストール。
剛性の高さもさることながらインナーとアウターをそれぞれ好みの歯数で交換でき、自分に最適なギア比を見つけやすく消耗した際もそれぞれ交換することができるWHITE INDUSTRIESのVBCダブルクランクが力を後輪へと伝えます。
スポルティーフの象徴とも言えるフェンダーにはSIMWORKS BY HONJOのSmooth35を入れ、地面のぬかるみや水溜りを気にすることなく目的地まで連れて行ってくれますこと間違いなし。
コンポーネントはSHIMANOアルテグラ。モダンとクラシックが絶妙なバランスで入り混じっているスタイリングはまさに現代のスポルティーフと言えるのではないでしょうか。
今年のMADEショーでもVブレーキやカンチブレーキ含めて、リムブレーキモデルが非常に多かった印象。実際こうやってみると改めてリムブレーキの持つ美しさを存分に伝えてくれている1台に仕上がっているかと思います。
ぜひCircles Tokyo店頭に展示しておりますのでご覧ください。もちろんBREADWINNER CYCLESのカスタムオーダーも受けております。よろしくお願いいたします。
また今週末13日より、Circles Tokyoではそんなハンドメイドバイクの1年に一度のみアメリカで開催される祭典「MADE」に出店しており我らが誇るSIM WROKSとMADE現地で買い付けてきたスペシャルなアイテムのPOPUPを開催しています。
驚きを隠せないラインナップを用意しておりますので是非とも続報にご期待ください。
さらに15日(日曜日)には、Circles代表・田中慎也と毎年MADEに通っている池山豊繁を名古屋より迎え、MADE SHOW2024の出来事から、バイクシーン、SIMWORKSの活動計画までトークショーとして一気に解禁いたします。
こちらについて、参加ご希望の方はお手数にはなりますがCircles Tokyoのインスタグラムよりメッセージをお願いいたします。
- 開催場所:Circles Tokyo
- 日時:9月15日(日) 19:30開場20:00開始
- 参加料:1ドリンクご注文をお願いいたします
- 申し込み方法:Circles TokyoインスタグラムよりDMをお願いいたします。こちら