Leicaオマージュで真鍮にブラックペイントを施した、MKS謹製Circles別注ペダル。
1stロットは、まさかの大好評をいただきまして、ビビりながら結構な量をご用意していたのですが、即完売(ありがとうございます・・・!)
好評いただいたので、モデルを若干変更して再リリースいたします。
予めお断りしておくと、この製品。重いし、塗装が剥がれます。金属製の工業製品としては、全く良いところがない(?)製品です。
だが、それが良い。
元々この商品の企画は、ジーンズやレザーのように経年変化して、表情が変化していく金属のバイクパーツが作りたいと思ったことが動機でした。
金属で色が剥げることでかっこよくなっていく製品が、僕が知りうる限り、Leicaのブラックペイントだったので、これを参考にしたって訳なのです。
あと、この製品を販売してリアクションをいただいて、改めて思ったのは(薄々気づいていたけど)「あれ・・・自転車好きって、もしかして写真好き多い・・・?」ってこと。
特にリリース後に色々やりとりさせていただいたのは、カメラ修理とリペイントで有名な関東カメラさんと、フォトグラファーの久田元太さん。お二方とも前からフォローしていた人たちだったので、めっちゃ嬉しかったです。
そんなありがたい出会いがあった製品なんですが、今回は再入荷と新モデル登場のお知らせです。
MKS Promenade Ezy Brass / Black Paint
関東カメラさんは Circles Tokyo へわざわざお越しいただいたので、お礼(?)を兼ねて、川崎の店舗へお伺いしました。(要予約です)
関東カメラは、ライカ修理だったら世界的に有名なショップで、世界中からリペアの依頼が来ている超名門。
特にオーバーホールと同時に受け付けてくれるリペイントがかっこいい。
ブログも書いていただいてめっちゃ嬉しいです。
http://blog.livedoor.jp/kantocamera/archives/37581620.html
みなさん、めちゃくちゃ自転車お好きだそうで、スタッフ皆さんブロンプトンオーナーだそう。
スタッフの土岐さんはカメラペインターでもあり、自分で塗装する可能性も含めて、RAW BRASSをチョイス。
名古屋のご出身だそうで、SimWorks Getaround Barや、Sella Anatomica のサドルなど、めちゃ俺得の嬉しいセッティング。
カルチャークラブのステッカーも!ありがとうございます!
RED DOT FORUMのステッカーなど、随所にBIKE × CAMERA愛を感じて非常にグッド。
カメラ好きとしては一回でいいから、ペダルを関東カメラペイントしてもらいたい・・・!
今回、メインで連絡取り合っていた、東海林さんはSylvan Streamのブラックペイントをチョイス。
これからエイジングされていく様が楽しみです・・・!
小径車オーナーばかりの関東カメラさんで自転車 × カメラ談義に花が咲いていたのですが、その時の話題で出た話。
「Ezy仕様のペダルって出ないんですか・・・?」
というわけで、Brass Pedalシリーズの新作の一つは、全世界のカメラ好き小径車乗りのために作りました。
MKS Promenade Ezy Brass / Black Paint
MKSオリジナルの簡単脱着機構Ezyシステムにより、工具なしで素早く簡単にペダルの脱着ができます。折りたたみ自転車や輪行の際に、ペダルを外す時間と手間を省けます。
折りたたみ時にペダルを外せる機構はブロンプトンにぴったりです。関東カメラの皆さま。お待たせ(?)しました!
カラー : Raw,Black Paint
素材(側板):Brass
素材(ボディ):Aluminum Alloy
重量:450g
Made by MKS in Japan
価格 : 13,800 円(税込)
※Ezyペダルは、走行時に必ずEzyストッパーをはめ込んでください。ストッパーがはまらない時は装着が不完全であり、その状態ではアダプターが破損したり、走行中にペダルが抜け落ちる危険があります。
※EzyシリーズとSimWorks Bubbly Pedalなどに使用されているEzy Superiorシリーズとは互換性がありません。ご注意ください。
MKS Sylvan Gordito Brass / Black Paint
もう一人のブラスペダルラヴァーは、京都にお住まいのフォトグラファーである久田元太さん。
久田さんのようなLeicaユーザーの人に気に入ってもらえてめっちゃ嬉しいですし、ペダルの装着写真や、エイジングの写真を定期的に送っていただいています。
彼が乗っているのは、SURLY Midnight Specialで、それにBM-7のブラックペイントを装着。
だんだんいい感じになってきているのがわかるし、これから、こんな感じになるまで育ててほしい・・・!
彼の撮る写真もめちゃくちゃ素敵で、ライフスタイルにも憧れちゃうので、ぜひ機会を作ってお会いしてみたい・・・!
久田さんは最近 Rivendel Platypus を組んだそうなのですが、Rivみたいな裏山から冒険までのための自転車には、ワイドなプラットフォームのフラットペダルが必須ですよね。
ということで、Brass Pedalの2つ目のニューリリースは、カメラと冒険が大好きな人たちに向けて、MKS Sylvan Gordito を Brass で作ってもらいました!
MKS Sylvan Gordito Brass / Black Paint
その大きなプラットフォームで、イージーなペダルキャッチを約束する Sylvan Gorditoは、スペイン語で”ぽっちゃり”という意味。
SimWorks Bubbly Pedal 並の大きさを持ったペダルです。
ベアリングはカップ&コーンなので、チューニング次第ではめっちゃ回るようになりますし、メンテナンスすれば、末長く使用していただけます。
そして、今回の別注で、通常の Sylvan Gordito にはない、ブラックボティを採用し、ブラックペイントはオールブラックの仕様に。
前回のリリースで「踏み面の大きいペダルがほしい!」というリクエストをいただいていたので、まさに今ほしいど真ん中のペダルが真鍮で製作することができました。
カラー:Raw,Black Paint
素材(側板):Brass
素材(ボディ):Aluminum Alloy
重量:530g
Made by MKS in Japan
価格:10,200 円(税込)
リストック情報
今までは新製品のご案内でしたが、あと2型は前回好評いただいていたモデルの再入荷です。
MKS Sylvan Stream Brass For Circles
カラー:Raw,Black Paint
素材(側板):Brass
素材(ボディ):Aluminum Alloy
重量:482g
Made by MKS in Japan
価格:8,580 円(税込)
MKS BM-7 Brass Pedal For Circles
カラー:Raw,Black Paint
素材(側板):Brass
素材(ボディ):Aluminum Alloy
重量:537g
Made by MKS in Japan
価格:8,580円(税込)
Sylvan Stream と BM-7は前回も1日で完売してしまったモデルなので、再登場させました!どちらも定番なんで、クラシック / オールドスタイルなバイクに合わせて経年変化を楽しんでください。
自転車とカメラはいいぞ
かっちょいい自転車に乗っている人は、かっちょいいカメラを持っているっていうのは、自分の中で定説(?)になりつつあるんですが、メカニカルな感じだったり、光学やベアリングパーツが持つロマンには共通点があるのかな〜?なんて思っています。
で、個人的な話をすると、僕はやっぱり機械式のフィルムカメラが好きです。(仕事柄デジタルでも撮るけど)
機械式のフィルムカメラにはワイヤー引きの自転車の様な趣を感じるし、写真撮ってすぐに確認できないのもめちゃいい。現像するまでの待ちの時間が逆にいいし、現像やプリントなんかも、やり方を覚えたら、道具があれば自分の手で全部できる。そういうとこ、ほんと自転車みたいな感覚があります。(あと、フィルムカメラの写真は、人に「画像」って言われないのもよい)
最近はとにかく早くて便利だったり、時間を短縮できたり、全部プロがお世話してくれたり、自分を介入させてくれないサービスが多いし、それが良いとされている。でもそれは、どんどん自分が世の中から疎外されていっちゃう感じがしています。
自分が世界に積極的に参加するために、アナログな世界を体験するのはとてもおすすめです。