ヒラメと聞いて、魚を連想する方は釣り好きか魚好きの方だと思いますが、、、

真っ先にこれを連想したあなたは生粋の自転車好きです。
HIRAME / ヒラメ といえば、サークルズでもずっと扱っている空気入れのポンプヘッドで有名なブランド。30年以上多くのプロメカニックやサイクリストから愛され続けている、純日本製のポンプヘッドは、カムレバーの開閉でバルブの着脱が容易に行え、高圧でもスムーズにエアを充填可能にする空気逆流防止弁を内蔵しているまさに名作中の名作。
そんなHIRAMEブランドから、今回はちょっと変わったアイテムが入荷したのでご紹介します。

HIRAMEブランドを主賓するKUWAHARAさんから連絡をいただき仕入れさせてもらったのは、1990年代に作られたHIRAMEブランドのオリジナルグッズのNOS(New Old Stock)アイテムたち。
ポンプヘッドが有名なHIRAMEブランドですが、実は元々フレームの製造からスタートしているブランドで、ロードのフレームや、ランドナー、パスハンター、サイクルサッカー、MTBなどのフレームの他にも、NJSの資格も有していたので、競輪選手の為に競輪用のトラックフレームも作っていたそうです。
HIRAMEブランドの起源は、1969年頃に桑原禎一氏が発足したサイクリングクラブ”HIRAME CYCLING CLUB”でした。
その後、桑原輪業(株)に入社し、現KUWAHARAの前身である親会社(株)桑原商会の展開する自転車ブランドの一つとして”HIRAME”がスタートしました。
氏は競技者として活動しながら、主にKUWAHARAブランド、HIRAMEブランドの企画・生産を行い、今もなお販売が続くロングセラー製品を多数生み出しました。
新潟のKENTAROさんが過去にアップされていた当時の貴重な広告写真。
当時作っていた BOB CATというオリジナルフレームにも写真のように装着されていたのが今回ご紹介するバッグたちです。

なんともイナたい感じでOLD MTBにはもちろんおすすめですが、そうでなくともスチールフレームとは非常に相性の良いバッグですね。しかも日本製っていうのがまた胸熱。
Triangle Bag

HIRAME Triangle Bag
サイズ 縦:約180mm / 横:約180mm / 厚み:約50mm
(それぞれ最も大きい部分を計測/ストラップ部含まず)
価格:7,150円(税込)


フロントトライアングルの隅っこ、トップチューブとシートチューブの交わるところにフィットするいわゆるトライアングルスタイルのフレームバッグ。
当時流行した担ぐ際に有効なショルダーパッド付きのディテールは、ツーリングや輪行そしてパスハンティングにおいてその効果を発揮しますが、日常使いにおいてもあると便利な機構です。
携帯工具やツールを入れるのはもちろんですが、鍵やライトなどを収納して日常使いにもおすすめです。
Saddle Bag

HIRAME Saddle Bag
サイズ 縦:約210mm / 幅:約140mm / 高さ:約80mm
(それぞれ最も大きい部分を計測/ストラップ部含まず)
価格:7,150円(税込)

サドルレールとシートポストにベルクロで取り付けるタイプのシンプルなサドルバッグ。ただ一般的なサドルバッグと比べると少し大きめで、色々と収納しやすいサイズ感。かといっていわゆるバイクパッキング向けの大容量サドルバッグよりは小さいので、普段から使いやすいサイズ感です。
裏面にループも付属しているので、重いものを入れる時は別途ストラップを通して確実にホールドすることも可能。
Hirame Cycling Club Sticker Set

HIRAME Hirame Cycling Club Sticker Set
日本製
鏡面仕様ステッカー
大(約48mm)・中(約45mm)・サイクリングクラブ(約45mm)
3枚1セット
価格:1,430円(税込)


最後にご紹介するのは、オリジナルステッカーの3枚セット。
もともとはステッカー単体の販売用としてではなく、HIRAMEブランドのフレーム貼り付け用として製作されていたもの。
HIRAME BICYCLE / KUWAHARAとマークされた大中2種類に加え、HIRAME CYCLING CLUBとマークされたステッカーの3種類。特にCYCLING CLUBのステッカーは上述のクラブメンバー用に製作された貴重なもの。CYCLING CLUBっていう響きが良いですよね。鏡面使用というのも粋です。
というわけで、いずれも当時のデッドストック品で、数に限りがございますので、気になる方はお早めにどうぞ!