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【MADE BIKE SHOW 2025】駐輪場バイクチェック

MADEは会場もすごいんだけど、個人的にはビジター向けの駐輪場も大好物スポット。

ここにはユーザーの自転車がたくさん並んでいて、それを眺めているだけでも1日過ごせちゃうくらい、かっちょいいバイクが停まってる。

まじでこれだけのバイクが集まるとなると、日本ではちょっと想像がつかないくらいの量で、ポートランドという街のバイクカルチャーの深さを感じる(イベントなんでポートランド外からももちろん来てると思うけど)

駐輪場は日本でもんじゃがやってるCycle Cloakみたいな形式なんですが、大行列。

せっかくなんで行列の中から、声かけて何人か撮らせてもらってバイクチェック。

BRIDGESTONE MB-1

日本ではめっちゃレアだけど、よく見かけたBRIDGESTONE USAのMB-1(個人的体感の出現率高いバイクは、BS USA、ALL-CITY、SPECIALIZEDって感じでした。)

ハブダイナモに前後ラック。このバイクにBEDROCKってのがヴァイブス120%。

ワンピース+自転車ってのもめっちゃいい。

SPECIALIZED RockHopper

バイクも服のスタイリングもカラーマッチがバッチリだった彼は「ターコイズとパープルが大好きなんだよ!ターコイズカラーのタイヤ作ってくれてありがとう!」ってお礼されました笑

こちらこそ使ってくれてありがとう。

で、古いものをそのまま使ってるんじゃなくて、フロントシングルにMICROSHIFTのAdventを使ったり、ちゃんと駆動部分は新品をインストールしてるのも、実用的でなんか雰囲気良かったり。

OLD MTBをフロントシングル化するときのRDはAdventおすすめです。

あと、スポークにLED巻きつけてて「夜は光らせるんだ!いいでしょ!」って言ってました(笑) そういう自分なりのカスタムもナイス。

BASSI Hog’s Back

「あ!BASSIだ!」と思って声かけたら、C&Lのダニエルだった。

C&Lはモントリオールのバイクショップなんだけど、BASSI BIKESを運営していて、Circlesは日本で代理店やらせてもらってます。

モダンなATBのHog’s Backをクリーンなアッセンブルで。ちょっと話し込んじゃって写真一枚だけしか撮れなかったのが後悔・・・!

彼はこのあと、SimWorksのRamen Rideにも来てくれました!ありがとう!

これからもよろしくおねがいします!

At The Parking

「やあ、日本から来たんだけど、駐輪場のかっこいいバイクを写真に撮らせてもらえないかな?」なんてお願いをしてみたら、

「もちろんいいよ!中に入っていいから、ついでに俺も撮ってよ!笑」なんて気さくにOKしてくれた。

マジで暑すぎて、Gatorade死ぬほど飲んだ。

まず、個人的ベスト駐輪場バイクは、このスペシャ。

全体のカラーセンスが完璧。フェンダー+ハブダイナモで完全に仕上がってる。

そしてグレード相応のやりすぎてない感じも、ラフな普段着っぽい感じが小慣れ具合と相まって雰囲気いい。

あと個人的に胸熱だったのはHONJOの昔のフェンダー

デカール位置からすると、多分メーカーの意図とは逆に付けちゃってるんだけど、1981~2011年まで使われてたデカール。長生きしてていい。

Cargo and Small-Wheels

それからカーゴバイク、特にOMNIUMがめっちゃ多かった。

カーゴバイクって、アメリカでもトッポい人が乗ってるイメージだったけど、OMNIUMの流通でかなり一般化してきてるっぽい。

カーゴバイクでもやっぱハブダイナモが基本ですね。

みな思い思いのモノ(物 / 者)を載せて。

カーゴバイクってつまり、夢を乗せて走る乗り物なんですよね。

 

めっちゃ豊か。

また、逆の方向性の小径車も同時多発的。

Getaround BarでアッセンブルされたAll Packa。

シゲちゃんのMADEブログにもあったように、ASTRALでも20インチリムがリリースされたりで、小径車とカーゴバイクはまだまだ盛り上がりそう。

プラフェンダーが雰囲気の良いNew World Tourist。

ドリームバイクの一種であるタンデムも。めっちゃいい。

VELO ORANGE Neutrinoもいい感じ。

あと、RC狂のKYOOTO BIKES / フィルのRolly Pollyもちらほら見かけたんだけど、写真撮り忘れてる・・・涙

SimWorks

そして嬉しいのはSimWorks製品を装着してくれてるバイクたち。

一番みたのはFun3 Barでした。CRUST Clydesdale Cargo ForkにU.S Postal Searviceのボックス乗っけてCrMo Fun3はヴァイブスありますね。2本留めのスペシャのステムも相性◎(この時代のスペシャステム好き)

色が安定しなくて、泣く泣くディスコンになったステルスFun3もご健在。バイクと共に育っていく感じがして好きだったんだけど、ブランドとしては難しいですよね。

新しくなったブラックカラーも、もちろん出現率高。

あとは、やっぱりゲタラン / Getaround Bar。

そしてタイヤはスパヤミ / Super Yummy

アメリカでは2.2~2.4はグラベルバイクのスウィートスポットになってきてるから、ジャストミートなタイヤになってるみたい。

あと、どうでもいい情報ですが、アメリカでは26インチのThe HomageとSuper Yummyがかなり動いてます。SimWorks USAのベストセラーらしい。

あとレアアイテム見れたの嬉しかったな〜。まじで感謝!

SW05 Caroline Stem。フィレットが美しい日東製。これ、LA MARCHEのトムがショーバイクにどうしても使いたくて友人から借りたらしい逸話も嬉しかったステム。

クローズドクランプの一本締めのフェイスもかっこいいんですよね。大好物の一種。

日東さんの溶接班が混み合ってて製造お休み状態になってるんですが、2026年は復活願う!

とはいえ、日本人の誇大妄想と技術が形になったSimWorksがアメリカでも愛されてるのはうれしい。これを見るだけで来た甲斐があったってもの。ほんとありがとうございます。

他にも色々ステキバイクはありましたが、分量的にはこのくらいがいい感じだと思うので、シゲちゃんの次のMADEブログをお待ちください!

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木村 まさし

Circles /SimWorks /CWD /文化中毒者 イカれちまった人生をやり直しに名古屋へきました。Circlesを他の誰にも似ていないものにするのがお仕事です。自転車はもちろん、服や写真、読書や映画、音楽など、歴史や文化と知性があるものが好きです。
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