Doppo High Plains Drifter v.2 が入荷します。
「どこまで走れるか」ではなく、「どこへでも走ってみたくなる。」
SimWorksが手掛ける Doppo High Plains Drifter v.2 が、まもなくCircles Tailoredへ入荷します。

初代High Plains Drifterが登場したのは4年前。
初期のマウンテンバイク、いわゆる”クランカー”の文化や空気感を現代へ落とし込みながら、ディスクブレーキやブースト規格、ドロッパーポストなど、現代のライディングに必要なスペックを取り入れたATB(All Terrain Bike)として、多くのライダーを魅了してきました。
ですが、このバイクの魅力は、スペック表だけでは語れません。

現代の素材や設計技術だけを見れば、一見すると合理的とは言えない造形かもしれません。
ツイントップチューブやトラスフォーク(補強されたフロントフォーク)も、現在の技術だけを考えれば、もっとシンプルに作ることはできます。
ですが、その背景にある歴史やカルチャーを知ることで、一つひとつのディテールが違って見えてきます。そして気が付くと、その造形そのものがたまらなく魅力的に感じられるはずです。
実際に店頭で展示している前モデルも、多くの方が思わず足を止め、見入ってしまいます。
写真では伝わりきらない存在感も、このフレームならではの魅力です。
そして、ツイントップチューブやトラスフォークは、決して見た目だけのために採用されたわけではありません。

大きく太いタイヤを履き、長めのチェーンステー、高めのBBハイトなど、初期のマウンテンバイクが培ってきた考え方を受け継ぐことで、道を選ばずどこまでも走っていける。




そんなATB本来の自由さを、現代のライダーへ提案してくれる一台です。
最近は用途ごとに自転車が細かく分類される時代です。
グラベルバイク、マウンテンバイク、アドベンチャーバイク、ツーリングバイク……。
もちろん、それぞれに魅力があります。
ですがHigh Plains Drifterは、用途やカテゴリーに縛られるのではなく、一台で自由に遊ぶというATB本来の考え方を、改めて感じさせてくれます。

街を流しているだけなのに、気になる路地へ入ってみたくなる。
舗装路を走っていたはずなのに、ダートを見つけると自然とハンドルを向けてしまう。
目的地へ向かうことよりも、その道中そのものを楽しみたくなる。
荷物を積んでキャンプツーリングへ出掛けるのもいい。
近所の里山をのんびり走るのもいい。
何気ない通勤や街乗りでさえ、少し遠回りしたくなる。
自転車で遊びたいという気持ちを、自然と掻き立ててくれる一台です。

今回のHigh Plains Drifter v.2も、前作と同じくオレゴン州ポートランドで一本一本製作されています。
初代HPDを手掛けたフレームビルダー、Oscar Camarenaが今回も製作を担当。

さらに、Jack Supplyによる専用フレームバッグや、Doom Barsが製作する専用ハンドルバーなど、このバイクの世界観をより深めるアクセサリーも用意されています。
細部に至るまで、一台の完成されたプロダクトとして作り込まれているのも、このバイクの大きな魅力です。

今回の入荷数は決して多くありません。
気になっていた方は、ぜひこの機会に実車をご覧ください。
写真だけでは伝わらない、この独特な存在感。
そして、その歴史を知ることでさらに魅力が深まる一台です。

「自転車があれば、どこへでも走っていける。」
High Plains Drifterは、そんなシンプルな楽しさを、改めて気づかせてくれる一台です。
ぜひ店頭で、その独特な佇まいを実際にご覧ください。