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【ASTRAL CYCLING】“外で遊ぶための道具への信頼”という思想が宿る Stealth Grey × WHITE INDUSTRIES ホイールセット。

 
ASTRAL CYCLING / アストラル・サイクリングのStealth Greyリムが再入荷したのが今年6月のことでした。

その最後にチラ見せしていた「ASTRALからの熱意が込められたスペシャルなアイテム」が海を渡って灼熱の名古屋に、様々なモデルがすべて揃ってご紹介できるタイミングとなりました。ディスクブレーキだけではないので、焦らず落ち着いてください。

と、そのご紹介の前に今回もASTRALのものづくりへの熱意を先にインプットしておきましょう。

ASTRAL CYCLINGというブランドが生まれた背景

アメリカ・オレゴン州ベンドに拠点を置くリムブランドで、兄弟ブランドであるRolf Primaが長年培ってきた高精度なホイール製造のノウハウを背景にしながら、より幅広い用途に対応するためのリムラインを展開する存在として誕生しました。(ここはよくテストに出るので何回も復習しておきましょう。)

Rolf Primaが得意とする高精度なホイールづくりの思想を受け継ぎつつ、ASTRALはリム単体の品質と汎用性にフォーカスし、ロードやグラベル、ツーリング、MTBといった多様なフィールドで長く使えることを前提に設計されています。

オレゴン州の自社工場で厳密な品質管理を行い、単に軽さだけを追求するのではなく実際の使用環境で信頼できる耐久性を最優先にする姿勢はリムに触れたとき、ホイールとして組んでいるとき、バイクに取り付けて走り出したときに伝わってくるものがあります。

ASTRALが大切にしているものづくりの姿勢

ASTRALのものづくりの中心には「外で遊ぶための道具として、信頼できる品質をつくる」という明確な理念があり、これは単なるキャッチコピーではなく、彼らが日々の製造工程で実際に守り続けている価値観です。

リム単体での提案を重視してユーザーが自分の目的に合わせてハブやスポークを選べる自由度を確保している点も特徴で、これは大量生産の完組ホイールでは得られない柔軟性をサポートしています。

彼らは過酷な環境での使用を前提にした耐久性とローカル生産へのこだわり、そして長く使える道具をつくるという姿勢を一貫して持ち続けており、その考え方は製品の細部にまで宿っています。

手組ホイールへの深い理解

ASTRALが大切にしている手組ホイールの価値という思想は、僕らCirclesが長年大切にしてきた考え方と驚くほど自然に重なります。

手組ホイールはライダーの目的に合わせて最適な構成を選べること、ハブ・スポーク・テンション・組み方によって性能が大きく変わること、一般流通しているパーツで構成することでメンテナンス性が高くなることで、工場で機械的に大量生産されたホイールよりも長く使えるホイールを作れることを強く信じています。

これは僕たちが日々のホイール組みで向き合っている価値観そのものであり、外で遊ぶための道具として長く使えるホイールをつくるという姿勢がASTRALとCirclesの間に自然な共通点を生み出しています。

Stealthリム再生産から始まった、思いがけない提案

さてさて、そんなASTRALと日常的にメールでやり取りをしているなかでStealthリムの再生産について相談したときに、実は彼らから届いたメールには「もちろんリクエストに応えるよ!そうだ、いつもホイールセットに合わせているWHITE INDUSTRIESのハブも一緒にセラコートして作るアイデアを思いついたんだけど、ヒビキはどう思う?ハブの耐久性も高まるし、よりもっと長く楽しめるホイールになるよね?」と書かれていたのです。

その文章を読み終える前にもう返信を書き始めるくらいにワクワクと心が動き、気付けば「それ最高!それならロードホイールとトラックホイールも出来ないかな?」と即答していました。するとすぐに「一緒に盛り上がってくれて良かった!ロードホイールもトラックホイールももちろん行けるよ!」という返事。もう胸熱展開待ったなしでした。

リムとハブの組み合わせは僕からリクエストさせてもらったのですがスポークやニップル、ホール数、組み方については、日々ホイールと向き合い、リムの癖やハブの性格を熟知しているASTRALチームにすべて任せました。

StealthリムとWHITE INDUSTRIESハブを同じCerakote仕上げでまとめた、世界でも数少ない特別なホイールセットがこうして形になり、遂に海を超えて灼熱の名古屋にやってきたのです。

▶ASTRAL CYCLING Outback x WHITE INDUSTRIES CLD

 
 
 

▶ASTRAL CYCLING Wanderlust × WHITE INDUSTRIES CLD

 
 
 

▶ASTRAL CYCLING Serpentine × WHITE INDUSTRIES CLD+ Boost

 
 
 

▶ASTRAL CYCLING Solstice × WHITE INDUSTRIES T11 Road Hub

 
 
 

▶ASTRAL CYCLING Solstice × WHITE INDUSTRIES Track Hub

 
 
 

セラミックコーティングを施しているベースのハブのカラーにもASTRALのセンスが光ります。メンテナンスしながら長く使い込んでいくことで本来のアルマイトカラーが見えてくるのも楽しみのひとつとして考えられるのもアメリカンクラフトらしさのひとつですね。

 

それぞれのホイールセットの詳細はオンラインストアでチェックしてみてください。正直なところ、次に同じ組み合わせのものが入荷するかどうかは分かりません。アルマイトカラーの組み合わせも運命的だと感じるでしょう。

ボックスが届いて検品のために実物を目の前にした瞬間の興奮と、ホイールセットから伝わってくる精美さは、時間が経ってもまったく薄れる気配がなく、むしろ触れるたびに強くなっていくばかりです。みなさんにご紹介するまでのあいだ、歯を食いしばって自分で手に入れるのを我慢していました。特にトラックホイール。でも、もう待てないかもしれません。

 

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加茂響

北海道や九州も含めて日本中でツーリングに勤しみ、その反動のように固定ギアで街中を駆け巡る日々を過ごしていた学生時代。 サークルズとカルチャークラブを経て、今はCWDとSimWorksとして日夜(ほぼ夜)ネットワールドの地底深くを根掘り葉掘りリサーチ。ちなみに固定のギア比は3.2。
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