
Frame | Surly Disc Trucker QR Type |
Handle | SIMWORKS BY NITTO Wild Honey Bar |
Stem | SIMWORKS BY NITTO Rhonda Stem |
Bar Tape | MSW EVA Bar Tape |
Shift Lever | DIA COMPE ENE W-Shift Lever |
Wheel | ENE CICLO Touring Disc Hub & Stan’s CREST 26″ |
Tire | Schwalbe Marathon |
Fender | SIMWORKS BY HONJO Turtle 58 |
ロングツーリングという大きな目標の為のアッセンブル
誰も踏み込んだことのない道、壮大な景色。
そんな場所を夢見て自分の足で到達したいと思う自転車乗りは少なく無いはず。
ロングツーリングの相棒として強い人気を誇るのは、たくさんの荷物を積んでも安定して遠くへ遠くへと連れていってくれるSurly / ディスクトラッカーです。
かのロングツーリスト小口 良平さんも愛用していたのはSurlyのロングホールトラッカーですが、そのディスクブレーキ版がディスクトラッカーです。
今回アッセンブルした自転車はパッと見の華やかさはありませんが、私にはこの華の無さこそツーリングに求められる要素なのではないかと思ったりしています。
また、古き良き雰囲気を感じ取っていただけるのであれば、合わせてクラシカルなアイテム達の利点にも注目していただけるとこの自転車の懐に気付いてもらえるのかもしれません。

敢えてセパレートさせたブレーキレバーとシフトレバー
クラシックに見えるのはここが理由。
そしてただ見た目でこの仕様にしてないのもこの自転車が格好良い理由。
この古臭い仕様になんのメリットがあるんだ!?
だって?
想像してごらんなさい、あなたが誰も助けを求められない所でSTIレバーが壊れてしまった時の事を。
まだまだ先は長いからって細かいパーツや繊細な道具なんてその場で直せないでしょう?
でもごらんなさいよ、このシンプルな構造のブレーキレバーとシフトレバー。
なんとかできそうでしょう?
最悪を想定してパーツのストックをどこかに忍ばせてもそんなにお荷物じゃありません。
何より変速調整などの細かい作業がいらないからスピーディーにリスタートが切れますよ。
ディスクブレーキというメリット

ディスクブレーキ、このブレーキのお陰でかなりの重量物を積んでも安心できる制動力を与えてくれます。
パニアバックに詰め込むだけ詰め込んでもこのブレーキなら安心して前を向いて走れるでしょう。
あ、そうだ。ツーリングに向かうのならばワイヤー引きのブレーキを選ぶことだけは忘れずに。
泥除けという魔法
一体どうしてフェンダー(泥除け)をつけた自転車はこんなにも人を惹きつけるのでしょう。
旅に必要だろうが不必要だろうがフレームとタイヤの間にすっぽりと収まったそのルックスだけで全てをOKにしてしまうぐらいの魔力をフェンダーは持っていますね。
もちろん荷物を巻き込んだり、雨上がりの道でも汚れ知らずになれる実益も兼ね備えています。
さぁ、あなたならツーリングバイクどう組みますか?

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バイクのカスタムイメージを膨らませてみましょう。