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【BEDROCK SANDALS】 Backpack Better : Story by Matt McAdow 

おかげさまで少しずつライフスタイルサイクリスト、そしてアウトドアアクティビティ愛好者にも認知をされ始め、ポップアップなどでも多くの来場者に興味を持ってもらえるようになった、BEDROCK SANDALSですが、昨年の秋に日本にも来日をしてくれ、一緒に自転車でショートトリップをして親交を深めた、BEDROCKのセールスマネージャである、Matt McAdow が彼らのブログに寄稿した良アーティクル、マウンテンサンダルとの付き合い方の翻訳記事をご紹介したいと思います。 ぜひ最後までご一読の上みなさまのアウトドアライフの参考にしていただければと思います。

Backpack Better : Story by Matt McAdow, Transrated by Bassi

私は長距離ハイカーのベテランでも無ければULバックパッカーでも無いとはいえ、週末のまとまった休みにはできるだけ長い距離をバックカントリーで走ってきました。

学生の時に冒険を求めて西のコロラドに向かった初めての旅から、数週間前に行ったシエラのアンセル・アダムス原生林の周遊ハイクまで、もっとバックカントリーを楽しくするアイデアをいくつか学んできました。

学生の時に行った初めてのバックパッキングは正直に言ってそこまで魅力的なものではなかったです。景色は圧巻だったし、その経験は今の自分に活きてはいるけれど、装備品たちはそんなことはありませんでした。大きすぎた寝袋、かさばる重ね着、「合成素材」とかいう謎の靴下1組、極めつけにまるでレンガのようなサンダルまでも持っていったのです。この経験は荒地を歩くために必要なヒントを残しました。

大学でスポーツを始めて身体づくりをしてもこの悩みを解決しませんでした。そこで「軽量」を謳う靴を投資だと思って買いましたが、ソールの接着剤をガムテープで補強する羽目になり効果はありませんでした。終いには早春のロッキー山脈で凍傷になりかけてしまい、ビニール袋を何枚も重ねて対処しようとしましたが、雪解け後の湿った環境にはまったく敵いませんでした。

この後に防水性と透湿性に優れ、足首をしっかりサポートしてくれるGore-TEXの登山靴を買いました。これに加えて、ゲイター、DWR(耐久性撥水)加工を施したストレッチパンツ、その他バックパッキングに必要な小物や道具を揃えました。

やはり良い装備を身につけることは大切でした。父のレインコートを借りずに森の中で使える軽量シェルや、トラックパンツではなくDWRストレッチパンツを履いていること、そしてインターナルフレームパックを背負っていることが何より良かったです。

けれども、頑丈なハイキングブーツを持ち歩くのがどんどん嫌になってきました。キャンプで履いたり脱いだりするのが面倒だし、足がかなり窮屈に感じられたからです。確かに小さな小川を渡った時に濡れた靴下をすぐに乾かしてくれますが、足首から上はゲイター無しではどうにもなりません。

濡れないように川の上流や下流の道を探しましたが、結局キャンプに行く時のいい方法は見つけれず仕舞いでした。

そんなことを考えている2014年のある日、バックパッキングに最適な方法を見つけました。トレイルランニングをやってみようと手にしたBEDROCKのサンダルは、すぐにシエラでのキャンプシューズとして使うようになりました。自分の持っていた2.8ポンドのサンダルよりも、BEDROCKの8オンスの重さの方が扱いやすかったのです。

そしてついに持っていた靴を捨てて、バックパッキングの時には常にBEDROCKサンダルを履くようにしました。私はこのタイミングでBEDROCKの社員になり、2016年にCairnサンダルを発売し、これを履いたバックパッキングの旅は、グリップ力があり、よく伸びてくれる「Vibram regolithソール」と、簡単に足をベストの位置に調整できる「ストラップシステム」によってさらに簡単になりました。

この夏に、シエラ山脈を旅した時の上の写真をじっくりとご覧になって下さい。より良いバックパッキングとはどのようなものかを端的に表していると思います。

サンダルを履いて荷物を背負って突進してくる人たちに好奇心を刺激されない旅はないでしょう。確かに「ブーツを忘れたのか」と何度かトレイルで言われましたが、小川や泥まみれのところを分け目も降らず駆け抜けると、彼らの目には嘆きが浮かんでいるのです。そのスタイルに喜びを感じないと言ったら、嘘になるのですが。

ハイキングシューズとしてBEDROCKサンダルを使うメリットは、ぬかるみや水辺を歩くときに顕著に現れ、それ以外でもBEDROCKサンダルは、わたしが経験した原野での様々な経験をより良いものにしてくれているのは確かです。

BEDROCKは究極のキャンプサンダルを作り、そしてベターハイカーをも作ってくれる、なんていうかもう一石二鳥な感じなのです。

キャンプの設営が終わったら、涼しさ求めて川へ飛び出せ!

高山草原を目指し沢を辿っていく。この夏何回かBEDROCKサンダルを履いてロッキー山脈の山頂を目指しました。

トレイルからの帰り道は楽しい!

BEDROCKサンダルはマーケットに存在する足袋や、つま先が分かれたソックスと一緒に使うのもとてもいい考えです。今はホットチートスやその他のちょっと変わった食べ物が、私の荷物の中でもう不要になったキャンプシューズの代わりに置き換えられています。以前はグラノーラバー、ピーナッツバタートルティーヤラップ、ラーメンだけがバックパッキングにおいて適切な料理だと思っていました。 今回の旅では、「計画を省略して、田舎の食料品店ですべてを購入する」という方法をとりました。次の日、町を出る前には”BEDROCKERS”の仲間であるBackpackers Bistroのレシピにも出てくるような山で食べたい好きな食べ物をしこたま買ったのです。

ぜひみなさんも自身の既成概念をぶっ壊すためにも、バックパッキングの旅をBEDROCKサンダルと一緒に出かけてみてはいかがでしょうか?

Story by Matt McAdow from Bedrock Sandals
Translated by Bassi from Circles

ハラペーニョチェダーはトルティーヤよりもよりもベーグルがいい感じ。
寒くて震えた後の笑顔。流氷の残るアイスバーグ湖でジャンプした後に、雲の隙間から漏れる日差しで体を乾かしている。
どこのキャンプ場も同じ環境なわけではありません。
サンダルでゆっくり歩く。
次の旅のためのメモ:車を登山口に停めておくと、下山後にできたてのピザがすぐやって来ます。
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