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【HOUDIONI / M’s Desoli Thermal Crewと山と道 Alpha Vest】毎日着るものとここぞというときに着るもの

朝昼晩、毎度の食事の後にはついつい甘いものをつまみたくなってしまう性分なのですが、食べ出すと止まらなくなってしまうこともあり、おやつにはふたくち、みくちで食べ切れてしまうものを用意しています。お腹の贅肉も気になりはするのですが、ついついね…
やめられません。

そんな甘い誘惑にはなかなか打ち勝つことができないのですが、いろいろな誘惑はあそこにここに、たくさんあるのです。

食べ物ではないのですが、ここ最近の、というか冬のやめられないアイテム、1度味わってしまうとやめられないもの第1位がこちらのHOUDIONI / フーディニDesoli Thermal Crew / デソリ サーマル クルーです。

毎日毎日着過ぎなのはわかっているので我慢しようとするのですが、『今日もどう?着たいでしょ?』なんて甘い誘惑に負けてついつい袖を通してしまうのです。

いわゆるメリノウール100%のサーマル生地のベースレイヤーなのですが、本当に、兎に角暖かいのです。加えてメリノ100%の特性で匂いも残りにくいし汗のベトつきも少ないです。寝て起きて仕事して、風呂に入る時以外はほぼ着っぱなしな状況です。で、休日のライドやランニングで使用して、ようやく洗濯するというルーティーンで、着ていないのは1週間のうち1日2日くらいのもの、洗濯もほぼ週に1度です。昨シーズンに購入、同じようなルーティーンで着用していましたが、今シーズンも変わりなく着続けています。

正直、ベースレイヤーと考えるととても高価なものではあるのですが、これだけの頻度で使用するものならば決して高くはないと断言できます。 新年になって寒さが厳しくなってきたこともあり、何か暖かいものが欲しいなぁと思っていたのですが、これを買い足すという選択が最有力候補です。つい先日も、僕と同じように考えていらっしゃった方が色違いをと購入されていきました。

【HOUDIN
M’s Desoli Thermal Crew

PRICE : ¥33,000 (税込)
COLOR : College Grey
SIZE : XS, S, M, L, XL
MATERIAL : Merino Wool 100% (Solid Gridmerino™)

ニュージーランド産スーパーファインメリノウールを100%使用

スーパーファインメリノウール100%のSolid Gridmerino™

使用される生地、Solid Gridmerino™は17.6μmのニュージーランド産スーパーファインメリノウールを100%使用し、格子状の構造にすることにより中に空気の層を作り、保温性と通気性を両立、そして優れた透湿性と速乾性も備えています。

混紡されていない純粋なメリノウール生地は、化学繊維混紡の製品よりも本来の性質が顕著に表れ、濡れても保温性を損なうことがなく、その特性である体温調節機能と天然の抗菌防臭効果を十二分に発揮します。また再生可能で生分解性を備えているため、合成ブレンドや処理をしないことで完全に循環する生地となり、着古したらリサイクルや堆肥化を可能とします。

サイクリングやハイキングはもちろんスキーやスノーボードなのどウィンタースポーツなど、寒いコンディションでのアクティビティから日常生活まで、あらゆるシチュエーションで活躍するベースレイヤーです。また多くのベースレイヤーに比べると厚みもあるためミッドレイヤーとしても着用することもできます。

それがDesoli Thermal Crew。 毎日着たくなるのは当然ですし、洗濯無しでも毎日着れるというのにも納得してただけるはずです。

その真逆、というと語弊があるかもしれませんが、毎日着たくなるというわけではなく、ここぞという時に活躍しているのが山と道Alpha Vest / アルファ ベストです。 甘いものに例えると、休日のちょっと贅沢したケーキ?なんかでしょうか…笑。

で、ここぞがどんな時かというとこの時期はランニングしている時がそのほとんどです。 もう少し暖かくなってくれば、メリノウールのカットソーの上に重ねたりして、サイクリングやハイキングでも活躍するのですが、この冬の時期はもっぱらランニングの時だけです。

前面がPolartec Alpha Direct / ポーラテック アルファ ダイレクト、背面がShadow Rip™ / シャドー リップというめちゃくちゃシンプルな構造で、こんな薄い一枚が役に立つの?と思ってしまう1着なんですが、これがね、とても役立つのです。

前面のPolartec Alpha Directは程よく体を暖めながらも透湿性は抜群、背面Shadow Rip™は通気性抜群で耐久性にも優れた素材です。

何故これをランニングの時によく使うかというと、程良く暖かくて通気性が高いからです。そこそこの運動強度があるとどうしても体は熱くなってくるのですが、だからといって薄着で走り始める勇気はないですし、暖かい格好で走り始めると結果的に暑くてどうしようも無くなってきてしまいます。なので程良く暖かくて通気性に優れたこのAlpha Vestが必須アイテムとなるのです。

山と道】
Alpha Vest

PRICE : ¥9,500 (税込)
COLOR : Black
SIZE : S, M, L, XL
MATERIAL Front : Polartec Alpha Direct (100% Polyester) 136g/m²
MATERIAL Back : Shadow Rip™ (100% Polyester) 56g/m²
C0 DWR

超軽量・ミニマムなアクティブ・インサレーション

前面のみの保温

前面には保温性と通気性に優れたポーラテック アルファダイレクトを配置し、背面と肩は極薄で通気性の高いシャドウリップが使用されています。 行動中は背面と肩はバックパックを背負うことで暑くなり、就寝時にはマットと密着することから寒さを感じにくいため、あえて背面にはアルファダイレクトを使用していません。

軽量かつ強度・耐摩耗性に優れたシャドウリップ

急変する天候や激しい気温の寒暖差、突風や強烈な日差しなど、過酷な山の環境では、通気性と防風性という相反する特性を高い次元で両立することが求められます。テイジンフロンティアのシャドウリップはこれらの条件を満たしつつ、軽さと強度を兼ね備えた素材です。

ちなみに気温が一桁台のここ最近のランニングスタイルは、HOUDINIのDesoli Thermal Crewにこの山と道のAlpha Vest、その上にPATAGONIA M’s Houdini Stash 1/2 Zip P/Oを羽織るというスタイルです。

10km弱を走っているとペースを上げた後半は汗が吹き出てくるのでジャケットのジッパーをあけて冷たい空気をガンガン取り込みながら走ります。 帰宅まではゆっくりと歩いたり走ったりして帰るのでその熱もグッとおさまるのですが、濡れたDesoli Thermal Crewは不快感もなく、Alpha Vestの恩恵も合わさり汗冷えもせず、加えてお腹を冷やすことなく帰宅後のシャワーまで安心して辿り着くことができるのです。

使い方は人それぞれなのですが、僕自身は今の寒い時期のサイクリングやハイキングでAlpha Vestは使用しません。 そういう時はもう少し分かりやく暖かいものを着てしまいがちです。 もう少し気候も暖かくなってくると薄手のメリノのロングスリーブの上に着て、ウインドジャケットを重ねたり、半袖の上に着てみたりと着用する頻度は増えてきます。

このAlpha Vestは主演を取ることは無理でも、ちょっとした、もう少しあと少しの隙間を埋めることのできる名脇役の座を不動のものとしているのです。

HOUDINIのDesoli Thermal Crewと山と道のAlpha Vest、機能も使用するシチュエーションも全く異なりますが、どちらも僕の生活に無くてはならない大事なアイテムです。

是非たくさんの人に理解して頂き、その良さを共有できたらと毎日のように思っています。

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柳瀬公識

サークルズ歴と自転車歴はだいたい同じ。 通勤をメインに自転車を利用するようになり、それまで車や公共交通機関を利用して足を運んでいたいろんな場所へ自転車で赴くように。 それからメッセンジャーなども経験しつつ、今ではロードバイク・マウンテンバイクと様々なアクティビティを楽しんでいる。
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