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【BIKE to 山道祭】久しぶりのバイクパッキングで初めて山道祭に行ってきた

昨年の11月の話なので、もう随分と前の話になってしまうのですが、本当に久しぶりにテントやシュラフといった装備を持ってのライドということで、山道際へと自転車で参加してきました。

これまでは四国や東北の山中での開催だったのですが、昨年は琵琶湖の西側の湖畔で開催されるということもあり、長浜をスタート地点とし、初日の往路は湖北を、2日目の復路は琵琶湖大橋を通る湖南を走りました。

この山道祭、サークルズでも取り扱いのある、登山用のザックやアパレルを展開する「山と道」が年に一度開催するお祭りです。 参加者は飲食ブースで食事やお酒を嗜んだり、各々のテントで焚き火をしながら様々な会話で盛り上がったりテントサウナで整ったりと、一泊二日のイベントを参加者全員が思い思いに楽しい時間を過ごすものです。

その中でもメインイベントといえば盆踊り。 屋形を中心に何重にも円を描き、こんなにも皆んなが皆んな踊り狂い、大盛り上がりするのかと初参加の僕には衝撃でもありました。

とは言え、郡上八幡の徹夜踊りに毎年のように参加していた僕も途中から火が入り、馴染みのある春駒の演奏がはじまった瞬間にボルテージは最高潮、その場の誰よりも踊りに熱中していたという自負があります。

今年の開催はどこなのかまだ知りませんが、可能であればまた同じように自転車で参加したいものです。

写真は無いのですが、現場ではいろいろな出会いもあったりと他にも楽しい思い出を作ることができました。

ちなみにこのWILDE BICYCLE CO. / ワイルドRambler / ランブラーは新しい僕の相棒で、このライドがシェイクダウンでもありました。そしてこの日のためにOUTER SHELL / アウター シェルのアイテムをアッセンブルしました。

ハンドルにはDrawcord Handlebar BagとHandlebar Harnessを

ハンドルにはDrawcord Handlebar Bag / ドロー コード ハンドル バーバッグHandlebar Harness / ハンドルバー ハーネスを装着しました。

フラップにドローコードが付いてステムの根本に引っ掛ける、そうすることでバッグ自体を引っ張り上げてバランスを取るという画期的な構造をどこよりも先駆けて形にしたのがこのDrawcord Handlebar Bagなのですが、その中にはお財布や補給食などを収納していました。そこにHandlebar Harnessを追加することで、長年愛用しているARAI TENTTrek Raiz 1のテント本体を包みました。天気が多少怪しかったためさらにOrtriebのドライサックに収納しています。

フレームにはHalf Framebagを

フレームにはHalf Framebag / ハーフ フレームバッグのMサイズを装着しました。 フレームサイズSに対して、本当にピッタリと隙間なく収まるサイズ。 そのおかげでテントのポールを収納することができました。

もしこのサイズが装着できなかったら、ポールの収納に四苦八苦してしまうところでした。その他には携帯ポンプや交換用のチューブなどを収納。左側にはマチのないスペースがあるため、タイヤレバーやパンク補修用のパッチなどの厚みのないものを収納しました。

フロントフォークにはPico Panniersを

フロントフォークにはPico Panniers / ピコ パニアを装着しました。この製品もDrawcord Handlebar Bag同様、OUTER SHELLの独創的なアイデアが詰まった製品です。

ベースになるのは3つの穴の空いた厚みのあるポリカーボネイト製の板。それをフォークに取り付け、そこに専用の小さなパニアバッグを取り付けるというアイテムです。

左右片側ずつの容量は1.8リットル。一つにはシュラフを、もう一つにはスリーピングマットを収納しました。また少しの余白には、レインジャケットとレインパンツを詰め込みました。

外側のポケットにはエマージェンシーシートと困った時に役立つかも!とSIMWORKSThunder Strap、そして簡易の鍵を収納しました。

シートにはDropper Seatpackを

シートにはDropper Seatpack / ドロッパー シートバッグを装着しました。 防寒用にPATAGONIAMicro Puff Jacketや、テントサウナ用にBaggies Shortsなどのウェア類とクッカーも合わせて収納しました。

また現地で履くために、サドルへの取り付けストラップでBEDROCK SANDALSを固定して持ち運びました。(ちなみに移動中はMountain Clogを履いていました。)

これまでもOUTERS SHELLの製品は使用してきているんですが、バイクパッキングというかたちで、フルアッセンブルしたのは今回が初めてでした。 これまでも固定力や荷物の出し入れのしやすさ、耐久性などの機能面の高さなどは実感していましたが、まだまだ引き出せるものはあるはずです。

今年はバイクパッキングする機会を増やし、シチュエーション問わずガンガン使っていきたいと思います。

OUTER SHELL / アウターシェル

環境に配慮し、長く使い続けられるサイクリングギアを優れた着眼点と鋭いアイデアで生み出し続ける OUTER SHELL / アウターシェル。主宰の Kyle Ng / カイル は、使い捨て文化に対して真っ向から異を唱え、カバンにおいて壊れやすい部分であるジッパーをできる限り排除し、極力少ない縫い目をモットーに、「自然」とも良好な関係を築き上げるものづくりを目指しています。そしてその製品は、設計からテスト、製造までの工程全てを二人の共同経営者が管理、注視し、そのすべての製品はカリフォルニア州 サンフランシスコで製造されています。

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柳瀬公識

サークルズ歴と自転車歴はだいたい同じ。 通勤をメインに自転車を利用するようになり、それまで車や公共交通機関を利用して足を運んでいたいろんな場所へ自転車で赴くように。 それからメッセンジャーなども経験しつつ、今ではロードバイク・マウンテンバイクと様々なアクティビティを楽しんでいる。
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