行ってきました白馬岩岳。今年で開催10周年となったOMM LITE/BIKEに久しぶりに出走者として参加してきました。

今回は撮影班のGOくんをバディーに迎え、二人で先日発売されたばかりのSKLAR / PBJに乗っての参戦。
白馬とは言っても日中は気温がグッと上がり、暑がりな自分にとってはなかなかタフな二日間でしたが、結果としては195チーム中、総合39位という、自分としては久しぶりの出場にしてはよくやったと褒めてやりたい結果で終えることができました。過去の私を知っている方々からは肥大化を心配する声も聞かれますが、そこそこ走れるという証明になったかなと(笑)。

山々に囲まれた雄大な白馬の大自然の中で、思い思いの作戦でチェックポイントを目指すOMM BIKEは、まさに山の中でのアーレーキャット。私もGOくんもトラックバイク上がりなので燃えないわけがありません。
最初は「撮影もあるしのんびり楽しもっか」なんて言っていましたが、始まってみたら二人して必死になってチェックポイントを巡っていたっていうのもなんともOMM BIKEらしい。二日後にやってきた筋肉痛がその楽しさを物語っていますが、装備やPBJで走ってみた感じたことをレポートしていこうと思います。
My PBJの装備チェック

基本的には昨年末に組んだ状態から大きく仕様は変えていませんが、OMM BIKEでは必携持ち物があるということで、OUTER SHELLのバッグでパッキングを組み立てました。
ちなみに調整可能なリアのスライダーエンドは、一番詰めた状態にして、トレイルの下りもガンガン攻めていけるセッティングにしています。
フレームサイズがSサイズで、フレームバッグをつけるとロングボトルが収納しにくいので、今回はハンドル周りとサドルバッグだけに分散。




Stem Caddyを2個付けして、補給食などアクセス頻度の高いものを収納。また、マップは配布されたジップロックをDrawcord Handlebar Bagのフラップ部分にそのまま100均でかったクリップで止めるというシンプルな方法で二日間挑みました。激しい下りでも全く外れることなかったので、意外とおすすめです。


そして、暑がり&水分の消費が尋常でない私なので、BIVOボトル(もう間もなく再入荷予定です!)で完全武装。最初は水だけを入れて走っていましたが、途中のコンビニ補給で氷を入れたことでゴールまでキンキンに冷えた水を飲み続けることができました。唯一欠点といえば、冷たいお陰でついついたくさん飲んでしまい、水の消費が早かったということ(笑)。


足元はもちろんBEDROCK SANDALS。今回自分はあえてEvo Cで3日間過ごしてみました。ダイレクトな踏み心地を考えれば3Dフットベッドの方が良いんですが、快適なクッションのおかげで疲れも低減できた気がします。
ウェアはRAL Merino Coolmax S/S Tee
をメインに、PATAGONIAのM’s Outdoor Everyday Shorts & M’s Baggies Shorts 5 inchをローテーション。人一倍汗っかきですが、RAL Teeの吸湿速乾性の高さとWoolの保温性/消臭性のバランスの良さで快適に過ごせました。
走破性の高さ + 高い乗車率

南北に広大に広がるエリア、そのエリア間の大きな移動は基本的には舗装路ですが、ポイントによってはシングルトラックや砂利道、そしてスキー場付近は一気に斜度がキツくなったりと、かなりバリエーションに富んだ路面状況が白馬でのOMM BIKEの特徴。

エリア間の移動効率を考えれば、ドロップハンドルで少し太めのタイヤを履かせたグラベルバイクを選ぶっていうのもアリですが、個人的にはとにかくどんなエリアでも乗車率を高めてクリアしていくことにこだわっていたので、PBJは本当にしっくりきました。


スキー場からのガレ場の下りや、人一人がやっと通れるシングルトラック、そして川を渡渉するポイントも、タイヤボリュームを活かして基本乗車でのクリアが可能。唯一スキー場脇の激坂だけ途中で足をついてしまいましたが、それ以外は基本乗車でクリアすることができました。
シングルトラックでは小さな丸太や倒木、また排水グレーチングなどもありましたが、ホイール径の恩恵もあり、難なくクリアすることができましたし、舗装路での移動についても思った以上の走破性の高さで、二日間とも果敢にチェックポイントを回っていくことができました。

勝つということに捉われずに白馬のフィールドやOMM BIKEを存分に楽しもうと考えた時、このバイクはかなり最適解なんじゃないか。二日間走りながらそんなことが頭に浮かびました。
そうそう、今回は動画メインで撮影しながらレース参戦していたので、また後日その様子をお届けしたいと思いますのでお楽しみに。

今回の大会で白馬岩岳観光協会を舞台とした開催は終わってしまいますが、現在白馬エリアの異なる場所で開催実現に向けて計画しているということなので、次回のOMM BIKEに出場する機会があれば、ぜひまたこのバイクで挑戦したいなという気持ちです。
毎回本当に素晴らしいイベントを運営してくださっている運営に携わる皆さんにはこの場を借りて感謝いたします。ありがとうございました!
早速たくさんのPBJユーザーに会えました
そうそう、会場ではプレオーダーいただいていた方々がOMM BIKEに組み付けを間に合わせて参加されていたので、写真を撮らせてもらいました。



偶然にも、みんなSalmonカラーで揃うという(笑)。
バイクコンセプトがきっちりできているバイクではありますが、コクピット周りやコンポーネント、そしてタイヤチョイスでそれぞれの特徴が色濃く出ていましたし、OMM BIKE以外の遊びをする時にはまた仕様変更することで色んな楽しみ方を引き出せるバイクだと思います。
OMM BIKEでの乗車率を上げたいという方はもちろん、バイクパッキングやトレイルライドまだ色んなフィールドで幅広く遊びたいという人にまさにおすすめな一台です。

SKLAR BIKES PBJ Frame Set
サイズ:XS, S, M, L, XL
カラー:Moss Grey, Salmon
価格:264,000円(税込)
速報:SKLARのアダムとニックが来日決定!

そして最後に、全国のSKLARファンに朗報です!
9月にSKLARのアダムと、デザインなどのお手伝いをしているニックが日本に来日することが決まりました!
9月20日-21日は名古屋の店舗で、9月27日-28日はCircles TokyoでのPOP UPを計画していますので、また詳細は日程が近づいてきたら告知しますが、まずはみなさんカレンダーの予定を空けておいてくださいね!二人とも日本にくることをとても楽しみにしています!